シニアの見やすい色とは?シニア向け広告デザインのポイント | シニアド

シニアの見やすい色とは?シニア向け広告デザインのポイント
シニア向け広告 2022.07.15

シニアの見やすい色とは?シニア向け広告デザインのポイント

色の持つイメージや心理的効果は、企業のコーポレートカラーや商品のイメージ戦略によく活用されています。

広告で商品やサービスのイメージを効果的に伝えるためには、届けたいターゲットに合わせた色やデザインを反映させることが大切です。

そのため、印象に残すことを優先した派手なデザインや、伝えたいことが多すぎて文字がつまった広告などは、ターゲットの目に止まったとしても読んでもらえない可能性があります。

ターゲットがシニア世代の場合は、特に「読める」「伝わる」ということが重要です。

そこで今回の記事では、シニア向けのデザインで気をつけるべきポイントをお伝えしていきます。

シニアがどんな配色が見えにくいのかがわからない

「シニア向けのデザインのコツを知りたい」

などの悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. シニアが見えにくい配色とは?
  2. シニア向けデザインで気をつけたい配色のポイント
  3. まとめ|シニアにはユニバーサルコミュニケーションデザインを意識しよう

1. シニアが見えにくい配色とは?

45歳を超えたあたりで、目のかすみや疲れなど、ピント調節機能の低下といった老視の症状を感じる方は多いです。

さらに、加齢によって色の見え方までもが変わってきます。加齢にともない水晶体が黄色みを帯びてくる影響で、黄色や灰色など特定の色の識別が難しくなるのです。

他にも青系の識別力も低下し、ガスコンロの青い炎が見えづらくなることもあります。赤信号と青信号を見間違えて、危うく事故になりかけるケースもあるようです。

また、白内障を患うと水晶体の混濁により眼内で光が散乱するため、明暗がハッキリしていないものは認識しにくくなります。

出典:公益財団法人長寿科学振興財団|正常な見え方と白内障の人の見え方の違い

常にサングラスをかけているような状態になり、画像のように明るいところでは全体的にうっすらと色がかかったように見え、色の変化がわかりにくい状態なのです。

このようにシニアは認識しやすい色としにくい色があるため、商品やサービスを伝える広告デザインには注意が必要です。

参考:アキュビュー|老眼とは?症状はいつから始まる?原因や仕組み、矯正方法についてNorth Detail|加齢による色覚変化

2. シニア向けデザインで気をつけたいポイント

加齢とともに起こる老眼や白内障の影響で見えにくい色があることは、おわかりいただけたと思います。

それでは、シニア向けのデザインを考える上で何に気をつけるべきか、具体的に解説していきます。

コントラストがはっきりとした配色にする

高齢者の方々は、黄色や灰色といった色が認識しにくかったり、明度の違いがはっきりしなかったりなど、色の見え方も大きく違います。そのため、配色においてはコントラストをはっきりさせる必要があります。

コントラストをはっきりさせるというのは、対比をつけることを意味します。色の明度や彩度(鮮やかさ)の差をつけることで、対比がわかりやすくなります。

例えば以下の左の図は、背景色と文字色の明度差が低く、コントラストが低い配色と言えます。淡く優しい印象になりやすく、若者向けであればこのようなコントラストの低いデザインでも問題ありません。しかしシニア向けにきちんと視認してもらうためには、右の図のように、コントラストをはっきりさせたメリハリのある配色を心がけましょう。

配色

強調したい文字の大きさを意識する

商品名やキャッチコピーの文字の大きさも重要です。

小さい文字や背景色に馴染んでしまう文字色は、シニアの方々にとって非常に読みにくいです。

せっかく広告が目に止まっても、内容を理解できないことで途中で読むのをやめてしまう可能性があります。そのため、文字サイズや行間は通常より1.5〜1.75倍大きく設定することをおすすめします。フォントは明朝体よりゴシック体のほうが読みやすいとされています。また、文字を強調させる際によくある手法として、目立たせたい部分だけ色を変えることがあります。しかし、配色によってはコントラストが低くなる場合もあり、シニア向けにはおすすめしません(画像左)

文字色を変えるだけでなく、文字を大きくし、かつアクセントカラーで下線を引くなど、コントラストは下げずに、目立たせたい場所を際立たせるデザインの工夫が重要です。

配色強調

参考:伝わるデザイン|書体とフォント「高齢者のためのデザイン」ってなんだ?気を付けたい5つのポイント

情報量に気をつける

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(以下UCDA)が発表している情報量の評価基準は、DRCの測定結果が1ページあたり19%未満であることです。

※DRCとは「Dot Ratio Counter」というUCDAのアプリケーションのこと。

具体的にUCDAと太陽生命は協働で「過度な敬語は無くす」「文章を簡素化しつつもシニアを意識して丁寧な表現にする」という取組をし、生命保険業界では初めての加齢に配慮した「伝わるデザイン」の認証を取得しています。

参考:第34回「加齢に配慮した」UCDA認証を取得

このように、シニア向けには商品やサービスの魅力がスムーズに伝わるよう、情報を詰め過ぎず、簡潔かつわかりやすい表現を心がけましょう。

詳しくは次のリンク先で配色以外のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

3. まとめ|シニアにはユニバーサルコミュニケーションデザインを意識しよう

今回の記事ではシニアが見やすい色をテーマに、広告デザインで気をつけるべきポイントや理由をお伝えしてきました。

シニア世代も新聞やテレビ、チラシだけでなく、インターネットから情報を収集するようになってきました。

ただし、加齢とともに視力や色彩感覚といったスキルが低下しやすい世代でもあるため、広告を出稿するにあたっては、「わかりやすいメッセージ」「見やすいデザイン」であることが重要です。

そのため、「ユニバーサルコミュニケーションデザイン」を意識することで、シニアだけでなく誰もが認知しやすいデザインを実現する必要があります。

もしシニア向けの広告デザインをお考えであれば、シニア向けSNS「おしるこ」にぜひお問い合わせください。

「おしるこ」は50歳以上限定のシニア向けSNSなので、シニアが認知しやすいデザインを心掛けています。「おしるこ」の詳しいサービスについては、以下のリンクからご確認いただけます。ぜひ、参考にしてください。

おしるこ広告事例へ

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