バブル世代の特徴とは?適切なマーケティング戦略をご紹介
みなさんは「バブル世代」という言葉を聞くと何を思い浮かべますか?
お金の使い方が派手だったり、ディスコやパーティーなど華やかなイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。
一方で、バブル世代と呼ばれる方々が、具体的にいつ生まれ、いつの時代を生きた人たちなのか、正確な定義を知らない方も多いでしょう。
実は、このような世代別のカテゴリーへの理解は、マーケティングにとても重要です。
そこで本記事では、「バブル世代」の定義や性格の特徴を紹介し、効果的なアプローチ方法を解説していきます。
バブル世代に向けたマーケティングを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1. バブル世代の定義
バブル世代とは1965年〜1970年頃に生まれ、日本がバブルに沸いた昭和末期に社会人として働いている世代のことです。2022年現在は52歳〜57歳であり、会社では管理職についていたり、退職間近だったりする方が多いでしょう。
そもそも「バブル」とは、「泡」「泡のように消えやすいもの」をあらわす言葉です。
日本では、1986年から1990年頃にかけて株価や地価など資産価格の急激な上昇と、それに伴う好景気を迎えていました。
その急激な膨張ぶりと後に続く崩壊が、泡がふくらんでしぼむ様子によく似ていることから、「バブル経済」とよばれるようになったのです。
さらに、1986年に男女雇用機会均等法が施行されたことで、高校・短大を出て就職して寿退社するのが一般的だった女性たちが、男性と同じように4年生大学を出て社会に出て働くという選択肢が増えた頃にもなります。
以上のことから、バブル世代と呼ばれる方々は、非常に景気の良い時代とその終焉の両方を経験し、女性も男性と同じように社会進出を始めた世代といえます。本文を入力
2. バブル世代の性格の特徴
バブル世代は好景気な時代の影響を受け、とても華やかな印象を持たれやすいです。
あくまで世代論であり、バブル世代全ての方々が同じ特徴を持つわけではありません。
当時の時代背景などからこれから説明する特徴を持つ「傾向が高い」という視点で参考にしてください。
それでは具体的にバブル世代の性格の特徴を紹介していきます。
コミュニケーション能力が高い
バブル世代の人は全体的にコミュニケーション能力に長けている人が多いです。
若いころに飲み会やパーティーのような多くの人たちと過ごすことが多かった経験から、「世渡りが上手」と評されやすいです。
一方で、コミュニケーション能力が高く楽観的なことから、就職氷河期で就職に苦労した方々からは「いい加減な性格」と思われてしまう側面もあります。
消費に積極的
バブル世代はお金の回りがよい時代を経験しています。今の時代で想像するのは難しいでしょうが、新卒でも100万円を超える給料をもらう人もいるほどでした。
そのため、高額な買い物をしても常に収入が多いので、消費行動に積極的な人が多かったのです。
海外旅行は当たり前だったり、若い社会人でもローンを組んで新車を購入したりといった時代背景もあり、トレンドを常に受け入れ、消費に積極的な方々が多い世代だといえます。
愛社精神が強い
日本経済全体の景気がよく、仕事もたくさんあったことから、バブル世代の人たちは長く働くことに抵抗がなく、会社に貢献しようという意識が高いです。
職場での飲み会や接待ゴルフなど、休日を返上してでも仕事上の付き合いを大切にするなど、率先して仕事を優先していました。
常に仕事を最優先で生きてきた方々にとっては、長時間労働への是正や終身雇用が減りつつある現状は、なかなか理解しにくいかもしれません。
3. バブル世代に向けた効果的なアプローチ方法とは?
バブル世代はコミュニケーション能力に長けているため、対面のコミュニケーションに制限がかけられたコロナ禍において、SNSといったオンラインのコミュニケーションもしっかり生活に取り入れています。
令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書でも、FacebookやInstagram、TwitterといったSNSは50代~60代の男性たちが利用、かつ2020年~2021年にかけて増加していることが報告されています。
そのため、バブル世代へのサービスや商品を認知させる方法として、SNS広告は有効な手段といえます。
さらに、バブル世代はバブルの絶頂と崩壊を経験し、消費することの喜びと人生のはかなさの両方を知っているため、「人生を楽しみたい」「一度きりの人生に悔いを残したくない」という価値観を持っている方も多いです。
その気持ちに寄り添い、時に刺激するような商品やコピーはバブル世代の心に刺さりやすいかもしれません。
SNS広告について詳しく知りたい方は以下をご参照ください。
4. バブル世代と他の世代
「バブル世代」の生きた時代や性格の特徴をお伝えしてきました。
冒頭でお伝えしたとおり、マーケティングでは世代別カテゴリへの理解は大変重要です。
他の世代も同様に分類することができるので、しっかりおさえておきましょう。
たとえば、「バブル世代」の前の世代にあたる1950年代後半から1960年代前半生まれの「新人類世代」と呼ばれる人たちには、次のような特徴があります。
- 社会への反発心がない
- 政治に対して興味が薄い
- 面白く軽いノリが好き
- 友達親子になりやすい
一方、「新人類世代」の前の世代にあたる1945年から1949年頃生まれ、現在70代である「団塊世代」の人たちには、次のような特徴があります。
- 戦後の日本の経済をリードしてきた自負がある
- 仲間意識や競争心が強い
- 努力は報われるという価値観が強い
- 流行に敏感
以上の2つの世代だけでも、性格や価値観が異なることがおわかりになると思います。
そのため、自社が届けたい世代やターゲットとなる年齢層をしっかり分析し、消費行動のポイントやアプローチ方法を見極めていくことがマーケティングでは重要になってきます。
5. まとめ|バブル世代にSNS「おしるこ」は最適な場所
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では「バブル世代」をテーマに時代背景や性格の特徴、商品やサービスのアプローチ方法をお伝えしてきました。
バブル世代の方々を消費者やユーザーとしてターゲットにするのであれば、彼らのコミュニケーション能力の高さや消費行動及びトレンドへの積極性をとらえた戦略が良いでしょう。
本人確認済みの50歳以上の方だけが参加できるシニアコミュニティSNS「おしるこ」は、まさにバブル世代を生きてきた方々の交流の場。
同じ時代を生きた仲間との交流だけでなく、商品の感想や評判も日記という形で見聞きすることもできます。
「バブル世代」へのマーケティングを検討している方には最適なSNSですので、ぜひ「おしるこ」をご検討ください。