シニア世代に「合わない」コミュニティの特徴は?適切なコミュニティを見つける方法
見込み顧客や既存顧客が集まる「コミュニティ」を利用して、マーケティングを実施しようと考えているマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか。
マーケティングでどのコミュニティを活用するかを選択するうえでは、そのコミュニティが自社のターゲットに合っているかという観点を持つことが重要です。
特に、シニア世代をターゲットにしている場合、他世代をターゲットにする場合とは異なったポイントでコミュニティを選ぶ必要があります。
この記事では、合わないコミュニティでマーケティングを行なうことのデメリットや、シニア世代に合わないコミュニティの特徴・合うコミュニティの特徴をご紹介します。
目次
- 合わないコミュニティでマーケティングを行なうことのデメリット
- シニア世代に合わないコミュニティの特徴
- シニア世代に適したコミュニティの特徴
- シニア世代にアプローチするにはシニア専用オンラインコミュニティ「おしるこ」がおすすめ
1. 合わないコミュニティでマーケティングを行なうことのデメリット
自社の商品・サービスに合っていないコミュニティでマーケティングを行なうことには、下記のようなデメリットが存在します。
- 適切な効果が得られず、投資した費用が無駄になる
- ブランドイメージ低下につながる
ターゲットユーザーとコミュニティの親和性が低い場合、求めている効果が得られない可能性が高いでしょう。
合わないコミュニティでいくらPRを行っても、ユーザーの関心を引くことができません。
そうなれば、広告費やコンテンツ制作費などの投資が無駄になってしまいます。
さらに、マーケティング活動がコミュニティ利用者にとって不要な情報と捉えられると、ブランドイメージの低下につながる可能性もあります。
例えば、10代の若者が集まるオンラインコミュニティで「赤ちゃん用品」の広告を出しても、興味を持たれる可能性は低いでしょう。
逆に、頻繁に広告が出てくることを不愉快に感じ、そのブランドに対してネガティブな印象を持ってしまう可能性があります。
ユーザーが子どもを持つ年齢になった時に、その時のネガティブな印象を持ち続けてしまうかもしれません。
合わないコミュニティでマーケティングを行なうことは、費用対効果が得られないというだけでなく、ブランド自体のイメージ低下にもつながる可能性があるのです。
各コミュニティには、独自の文化やコミュニケーションの形式があります。
マーケティング活動を行う場合、適切なコミュニティを選び、そのコミュニティの文化や形式に沿った形で活用することが重要です。
マーケティングに活用できるおすすめのコミュニティサイト・SNSに関しては下記の記事でご紹介しておりますので、興味のある方はご参照ください。
2. シニア世代に合わないコミュニティの特徴
シニア世代に向けたマーケティングを行う場合、適切なコミュニティを選ぶには「シニア世代に合わないコミュニティ」の特徴を知ることも重要です。
シニア世代に合わないコミュニティの特徴を2つ具体的にご紹介します。
他利用者との年齢差が大きいコミュニティ
他利用者との年齢差が大きいコミュニティは、シニア世代には合わない場合が多いでしょう。
若年層が中心のコミュニティでは、交わされる話題にシニア世代が共感できず、シニア世代がうまくコミュニティになじめない可能性があります。
また、体を使った活動を行なうようなコミュニティの場合も、利用者が同世代でなければシニア世代は活動が難しいことが考えられます。
例えば、スポーツを行なうようなコミュニティの場合、シニア世代と若年層が同じ活動を行なうのは難しいでしょう。
同世代が集まるコミュニティの方が、シニア世代は活動しやすいと考えられます。
高いITリテラシーを求められるオンラインコミュニティ
オンラインコミュニティを利用するシニア世代は増えていますが、高いITリテラシーを求められるようなオンラインコミュニティはシニア世代には利用しにくい可能性があります。
シニア世代のインターネット利用率は増加しており、オンラインコミュニティであるSNSのシニア世代の利用率は年々増えています。
NTTドコモモバイル社会研究所の調査によると、60代のSNS利用率は2022年の調査時点で80%です。
2018年は41%だったため、4年間で約2倍に増えています。
ただし、シニア世代はITリテラシーが高くない人も多いため、若年層が問題なく使用できているオンラインコミュニティでも、シニア世代には利用が難しい場合があります。
内閣府が公表している「令和3年版高齢社会白書」によると、高齢者が「情報機器を使わない理由」は「使い方がわからないので、面倒だから」(50.3%)が一番多い回答となっています。
若年層がうまく使いこなしているオンラインコミュニティでも、シニア世代にとっては機能が複雑でうまく使いこなせないといったことが考えられます。
オンラインコミュニティをシニア向けのマーケティングに活用する場合は、シニア世代でも使いやすいよう配慮されたものを利用するのがおすすめです。
参考:NTTドコモモバイル社会研究所|4年間で利用者倍増 シニアのSNS利用実態
3. シニア世代に適したコミュニティの特徴
下記3つの特徴を満たしているコミュニティは、シニア世代に適したコミュニティであるといえます。
- 安全性が担保されたコミュニティ
- 同世代が集まるコミュニティ
- 地域密着型コミュニティ
それぞれ詳しく解説します。
安全性が担保されたコミュニティ
安全性が担保されたコミュニティであれば、シニア世代は安心して利用できます。
シニア世代は若年層に比べ、セキュリティやプライバシーに敏感な傾向があります。
信頼性の高い大手企業が運営していたり、プライバシー保護に配慮したシステムが整っていたりするコミュニティであることが重要です。
同世代が集まるコミュニティ
同じシニア世代が多く集まるコミュニティは、シニア世代に適したコミュニティであるといえます。
年齢や価値観が近い同世代が集まるコミュニティであれば、世代間のギャップを気にする必要がありません。
気兼ねなく会話できる環境の方が、活発な交流が生まれやすくなります。
地域密着型コミュニティ
地域密着型のコミュニティは、シニア世代にとって活動に参加しやすい場です。
内閣府が公表している「令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果」では、シニア世代が現在参加している団体や組織の最多は「町内会・自治会」(21.8%)となっています。
シニア世代にとって、移動の負荷が少なく足を運びやすいのが、地域の集まりです。
地域行事や町内会の老人会などは、参加することで地域への所属感や貢献感を得ることもできます。
参考:内閣府|令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果
4. シニア世代にアプローチするにはシニア専用オンラインコミュニティ「おしるこ」がおすすめ
コミュニティを利用してシニア世代にアプローチしたいけれど「どのコミュニティを選べばいいのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方にはシニア専用のオンラインコミュニティ「おしるこ」がおすすめです。
おしるこの特徴を詳しくご紹介します。
「おしるこ」は50代以上限定のオンラインコミュニティ
「おしるこ」は、カイト株式会社が運営する50歳以上限定のSNSです。
シニア世代にとって使いやすい下記のような特徴を持っています。
- 利用者は50代・60代が中心で、平均年齢は約63歳
- 登録には身分証明書が必須で完全匿名制
- シンプルで使いやすいインターフェース
- ユーザー同士の交流を促進する機能が豊富
約8万人(2023年12月末時点)の会員が、オンラインで日々活発にコミュニケーションを交わしています。
シニア向けオンラインコミュニティ「おしるこ」については、以下でも詳しくご紹介していますのでご参照ください。
シニア向け商品・サービスのPRには「おしるこ」がおすすめ
おしるこでは、シニアにリーチするための広告サービスを提供しています。
おしるこで配信できる広告には「広告型」「体験型」の2パターンがあります。
広告型では、おしるこ内にPR動画やコラム記事を掲載することが可能です。
記事広告を作成したいけれど、記事の準備ができないという場合には「記事作成サービス」の利用がおすすめです。
記事広告に強いプロのライターが、シニアの心をつかむ文章を作成します。
もちろん既存の記事をおしるこ内に掲載することも可能です。
体験型では、実際にユーザーに商品・サービスを体験してもらい、おしるこ内で口コミを拡散することが可能です。
体験した商品・サービスの感想をおしるこ内でユーザーが投稿することにより、口コミとして他のユーザーに商品の魅力が伝わります。
詳しい広告の詳細は以下よりダウンロードいただけますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。