拡大するシニア市場、ネットショップでターゲティングするには?
「シニア層(東京在住65歳以上)のオンラインサービス利用実態調査」によると、約8割がインターネットショッピングの経験があるという結果が出ています。依然としてシニア向け健康食品などはテレビ通販が主流ではありますが、今後、シニア向けのネットショップ需要拡大に向けて対策を検討している方も多いのではないでしょうか。出典:株式会社メトロアドエージェンシー(2021年7月調査)
ネットショップを実際に開設・作成するには、ショッピングモールに出店するECモールタイプか、ショッピングカートのサービスを利用し独自にECサイトを作りお店を開設するタイプ、大きく分けて2つあります。
本記事では、比較的、開設しやすく集客が期待できる「ECモールタイプ」でのシニアをターゲットとした集客方法のコツなどを解説しています。
目次
- シニア層が利用するECサイト(ECモール)検索上位は?
- 大手ECモールを利用する際のメリットとデメリット
- シニアはSNSやネットショッピングを利用することで生きがいを感じている
- できるだけ手間とコストを抑えてシニア向けのネットショップを活用するには?
1. シニア層が利用するECサイト(ECモール)検索上位は?
「2021年 年代別Webサイト訪問者数ランキング」(出典:株式会社ヴァリューズ/インターネット行動ログ分析)を見ると、60代以上シニア層の上位には、1位「楽天市場」2位「Amazon.co.jp」7位「Yahoo!ショッピング」等のECサイトがランクイン。これらの大手ECサイト(ECモール)は、消費者がある商品やサービスを検索した際に上位に位置しています。
また、年代別アプリ利用数では、コンビニアプリ「セブン-イレブン」が13位で前年比138.9%と大幅増となっています。シニアのネットショッピング利用が増加した背景には、コロナ禍での「巣ごもり需要」やスマホ浸透によるネット購入の手軽さがあります。日用品を中心に、抵抗なくネット通販を利用しているシニア層の姿が想像できます。
2. 大手ECモールを利用する際のメリット・デメリット
シニア層が利用しているECサイト「楽天市場」や「Amazon」へ出店をする場合、月額出店料が必要となります。そして、広告メニューでのターゲティングが可能です。それでは、検索上位に位置する大手ECモールを利用する際のメリットとデメリットは何かを探っていきます。参考:主要ECモール出店費用比較 (出典:よむよむカラーミー)
メリット:独自のECサイトを立ち上げるより集客が可能です。そして、大手ECモールは消費者がある商品やサービスを検索した際に上位に位置しているためクリックしやすく、多くの集客が期待されます。
デメリット:大手ECモールへ出店している競合の商品やサービスが多く、多くの集客を獲得するためには有料の広告メニューを利用しなければなりません。そのため、固定の月額出店料以外での経費を含む販売促進費が必要。また、低単価、少ロットでの出店の場合は、利益を生みにくい構造となっています。
3. シニアはSNSやネットショッピングを利用することで生きがいを感じている
「令和4年版高齢社会白書」(内閣府が2022年6月14日公表)では、「パソコンの電子メールで家族・友人などと連絡をとる」「インターネットで情報を集めたり、ショッピングをする」「SNS(Facebook、Twitter、LINE、Instagram など)を利用する」と答えた人が「生きがいを十分感じている」割合は、いずれも30%を超えており、「情報機器を使わない」と答えた人の10.3%より大きく上回っています。
普段から情報機器に使い慣れているデジタルシニアと定義される層は、SNSやネットショッピングを利用することで生きがいを感じています。
購買意欲を持ちながら、インターネットでの情報収集やSNSを利用しネットショッピングを楽しむシニア層、この層にいかにターゲティングできるかが、ネットショップへ集客する場合のポイントとなります。
では、SNSを利用しながらネットショッピングを楽しむシニア層へどうやってアプローチすればいいのか?
その鍵は、シニア層に最適なSNS広告を活用したECサイトへ集客する方法にあります。
しかし、SNS広告によるECサイトへの集客方法は、媒体ごとに利用ユーザーの世代や趣味嗜好が大きく異なるため、広告出稿前に「自社の見込みとなる顧客層がいるのか?」について入念な調査が必要となります。その調査と広告運用には、ある程度広告出稿のスキルを有した人材が必要となるのも実情であり、専門知識を持つ人材を採用するのにかかる時間やコストはそのまま広告予算として上積みされ予算が膨れ上がるので、採用はあまり現実的とは言えません。
そこで、専門知識不要で少額予算から始められるシニア向けSNS広告を以下の記事でご紹介していますので、ぜひ、参考にしてください。
4. できるだけ手間とコストを抑えてシニア向けのネットショップを活用するには?
ショッピングカートのサービスを利用し独自にECサイトを作りお店を開設する場合は、導入時に無料であっても、集客に時間・コスト・人材の投資が必要なことには変わりありません。また、ショッピングモールに出店するECモールは、固定の月額出店料が必要であり、大手等は競合も多くシニア層をターゲットにして集客する広告ノウハウ・スキルが必要となってきます。
そこで、ご紹介したいのが、専門知識不要で少額予算から始められる、シニア向けSNSで展開するECモール「ふるさとモール」です。
「ふるさとモール」に出店するメリットは?
・できる限り最小限の手間とコストでまずは小さくECを始めたい
・ITの知識がないけどEC店舗を持ちたい
・50代以上の顧客に商品を届けたい
○『ふるさとモール』の3大特徴
1)ターゲット=50歳以上の『次世代アクティブシニア*』
商品を『次世代アクティブシニア*』へダイレクトにリーチすることができます。
2)モールオープン時から集客導線がある
オープン時から、5万人以上が登録するおしるこアプリからの集客導線を確保しています。
また、アプリ外からもアクセス可能なサイトなのでおしるこアプリを利用していない全国のシニアにもリーチ可能です。
3)商品情報の入稿は当社で代行
ITの知見がなくても参加可能です。商品情報の入稿は当社で代行しますので、ECサイトの管理画面を勉強する必要はありません。
*次世代アクティブシニアとは、普段からスマートフォンフレンドリーな生活を送っているシニアです。スマートフォン普及以前のアクティブシニアは、テレビや新聞といったマスメディアから情報を受動的に得るだけでしたが、次世代アクティブシニアは若年層と同様にスマホで能動的に情報を検索し、商品購入やレビュー、口コミ投稿を動画付きで行うITリテラシーをもつシニアをさします。
今回の記事では、「拡大するシニア市場、ネットショップでシニアをターゲティングし集客する方法」などをご紹介してきました。そのなかで、手間もコストも抑えてシニア向けネットショップを始めたい方は、ぜひ、以下から資料を入手してみてください。