シニア向けマーケティングにモバイルアプリを活用!成功に導くポイントは?
60代以上の「シニア」をターゲットにしたマーケティングにおいて、モバイルアプリを活用する企業が増えています。
シニア層にもスマホが普及している今、自社サービスの宣伝にモバイルアプリを使うことを検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シニアのスマホ使用事情やモバイルアプリを活用したシニアマーケティングの手順、成功のためのポイントについて解説いたします。
モバイルアプリにシニア向け広告を出稿しようかとご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. シニアのスマホ使用事情
モバイルアプリを使ったシニアマーケティングを成功させるために、まずはシニアのスマホ使用事情について知っておく必要があります。
シニアがどのようにスマホを使っているのか知ることで、有効な戦略が見えてくるでしょう。
ここでは、60代以上の人々のスマホ利用について解説します。
シニアのスマホ所有率
MMD研究所の調査によると、2023年のシニア(60~79歳)のスマホ所有率は91.9%です。
出典:第1弾 2023年シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査 (mmdlabo.jp)
社会のデジタル化が進むにつれ、シニアのスマホ所有率も年々上がってきており、多くのシニアがスマホを使っていることが分かります。
モバイルアプリに広告を出稿することで、多くのシニアの目に留まるため、高い効果が期待できるでしょう。
どんなアプリを使っている?
多くのシニアの目に留まるようにするには、シニアがよく使っているアプリに出稿する必要があります。
では、シニアは具体的にどのようなアプリを使用しているのでしょうか?
SNSなどのコミュニケーションアプリ
シニア世代においても、SNSなど誰かとコミュニケーションを取るためのアプリがよく使用されています。
総務省が令和5年に行った調査によると、60代以上のSNS利用率(インターネット利用者に占めるSNS利用者の割合)は、以下のようになっています。
・60代 76.7% (令和4年73.4%)
・70代 66.6% (令和4年63.9%)
・80代以上 52.6% (令和4年53.8%)
出典:令和5年通信利用動向調査の結果(総務省)
60、70代は上昇、80代でも半数の割合でSNSを利用していることが分かります。
SNSの中には利用できる年代が限られているものもあり、シニア向けSNS「おしるこ」もその一つです。「おしるこ」は50代以上限定のSNSであるため、シニアが利用しやすくなっています。
シニアにとって、スマホを使って他者とコミュニケーションを取ることがだんだん身近になってきているといえるでしょう。
ニュースアプリ
ニュースを配信しているアプリも、シニアに人気があります。
ニュース配信アプリとしては
・スマートニュース ・Yahoo!ニュース
などが挙げられます。
シニアの情報収集も、新聞やテレビ、ラジオからスマホアプリへと変わってきているのかもしれません。
健康管理ができるアプリ
シニアは健康への関心が高く、健康管理のためのアプリもよく利用されています。
たとえば
・EPARKお薬手帳 ・iPhoneのヘルスケアアプリ ・歩数計-ウォーキングアプリ
などが人気です。
2. モバイルアプリを使ったシニアマーケティングの手順
ここからは、モバイルアプリを使ったシニアマーケティングの具体的な手順をご紹介いたします。
①ターゲットの明確化
まずは、ターゲットを明確に定めましょう。
シニアには4種類あるとされており、どの層をターゲットにするかでアプローチ方法が変わります。
シニアの4分類については、以下の記事で解説しています。
②適切なプラットフォームの選定
次に、設定したターゲットにアプローチするために最も適したプラットフォームを選定します。
アプリによって、ユーザーの層は異なっています。
たとえば、健康管理に関するアプリでも、歩数計アプリはアクティブなユーザー、お薬手帳アプリはより健康に不安を抱えるユーザーが多いと考えられるでしょう。
設定したターゲットは、どのようなアプリをよく使用しているかを考えることが大切です。
シニアマーケティングの手順についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
また以下の記事では、Webを活用したシニアマーケティングについて解説しています。
3. モバイルアプリを使ったシニアマーケティングを成功させるには?
シニアマーケティングを成功させるためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
それらのポイントを知り、より有効なアプローチを行いましょう。
口コミや受賞歴などの権威付けを行う
シニアマーケティングにおいて、利用者による口コミや受賞歴などを載せて権威付けを行うことは非常に有効です。
シニア世代は、その商品やサービスを「信頼できるかどうか」を大切にしています。
特に口コミは、自分と同じような立場の人の体験談を聞くことで、実際に利用したときのことを具体的にイメージしてもらえます。
第三者の意見を載せることで、シニア向けマーケティングの成功確率が高くなるといえるでしょう。
口コミを使ったマーケティングについては、次の記事もぜひご覧ください。
シニアに魅力を感じてもらえるデザインにする
広告をシニア向けのデザインにすることも大切です。
若い世代向けであれば、インパクトのあるデザインやトレンドを意識したデザインが好まれるかもしれませんが、そのような広告は高齢者にとっては見にくい可能性があります。
シニアに好まれるデザインにするために、具体的には
・背景色と文字のコントラストを大きくする
・余白を十分に取る
・情報量を多くしすぎない
といったことを意識するといいでしょう。
4. まとめ
ここまで、モバイルアプリを使ったシニアマーケティングについて解説してきました。
今やスマホはシニア世代にとっても当たり前に利用する存在であり、モバイルアプリを使用したマーケティングは非常に有効であるといえます。
シニアは商品やサービスを選ぶ際に口コミを重視するため、SNSなどで拡散してもらうのも有効な手段の一つです。
SNSをシニアマーケティングに使うのであれば、シニア向けアプリ「おしるこ」をぜひご活用ください。
アクティブユーザーが多く、口コミが拡散されやすい環境が整っています。
「シニアのインサイトを知りたい」「シニアへのアプローチは難しい」と課題をお持ちの方へ、有効なシニア向けSNSがあります。詳しくは以下をダウンロードしてみてください。