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高齢者向けビジネスのおすすめジャンル・チャンスを掴むポイントとは?
シニアのネット集客 2021.10.15

高齢者向けビジネスのおすすめジャンル・チャンスを掴むポイントとは?

「高齢化社会」を超え、「超高齢社会」に突入している日本。

これからのビジネスを成長させるため、高齢者、超高齢者向けのビジネスを検討している方向けに、以下の内容をまとめました。

  • 高齢者向けビジネスに向いているジャンル
  • 高齢者向けビジネスを成功させるために気をつけるべきポイント
  • 立ち上げたビジネスの効果的な宣伝方法

高齢者向けビジネスという新たなビジネスチャンスを掴みたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 高齢者向けビジネスの規模感
  2. 高齢者の中でもターゲットを絞り込むことが大切
  3. 高齢者向けビジネスに向いている4ジャンル
  4. 高齢者向けビジネスを成功させるためのポイント
  5. 高齢者向けビジネスの効果的な宣伝方法
  6. ビジネスチャンスに気づくための方法
  7. まだまだ続く高齢化社会に眠るビジネスチャンスを掴もう

1.高齢者向けビジネスの規模感

内閣府が発表した令和3年版高齢社会白書によれば、令和2年度の65歳以上の人口は3,619万人。総人口に占める割合(高齢化率)は28.8%となっています。

高齢化率

出典:令和3年版高齢社会白書(内閣府)

令和2年の時点ですでに約3割に届く割合まで、高齢者が増えているということです。

この先も高齢化率は上昇することが見込まれており、令和24年に3,935万人(推計)でピークを迎えるとされています。

高齢者の割合の増加にはピークがあるものの、この先20数年程度は高齢者ビジネスが成長していくと考えられるでしょう。

参考:令和3年版高齢社会白書(全体版)(PDF版) – 内閣府

2.高齢者の中でもターゲットを絞り込むことが大切

ダーツの的

高齢者向けビジネスは、ターゲットを「高齢者」とひとくくりにしてしまいがちです。しかしそれは、ビジネスを成功させる上でNGな行為です。

高齢者というターゲット層も他の世代と同じく、以下のような属性で分類できます。

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 総資産
  • 趣味嗜好
  • 生活スタイル など

高齢者向けビジネスを始める場合は、「高齢者」を属性などで分類し、ターゲットを絞り込むことが大切です。

高齢者を分類について詳しく知りたいかたは、以下の記事も合わせてご覧ください。

シニアは何歳以上から?シニアについての詳細まとめ

【中年とは?】中年の定義と中年世代が今興味を持っていることとは?

団塊の世代とは?名前の由来や性格・購買の特徴を詳細解説

団塊ジュニアってどんな人?世代の特徴や消費の傾向などを探る

3.高齢者向けビジネスに向いている4ジャンル

さまざまな色の葉

高齢者向けビジネスに向いている4ジャンルは以下のとおりです。

  1. 趣味・娯楽
  2. 飲食
  3. 住宅
  4. サービス

ひとつずつ確認していきましょう。

1.趣味・娯楽

趣味・娯楽は、会社勤めを終えて趣味に精を出す高齢者や、娯楽を楽しむ高齢者向けのジャンルです。

このようなジャンルを積極的に楽しむ高齢者を「アクティブシニア」と呼ぶこともあります。

高齢者が趣味や娯楽として楽しんでいることが多いジャンルには、以下のようなものが挙げられます。

  • ウォーキング
  • 園芸(ガーデニング)
  • 手芸
  • ラジオ視聴
  • 映画鑑賞
  • 旅行
  • 読書
  • 楽器
  • 美術鑑賞(美術館など)
  • 写真
  • ボランティア活動 など

ざっと挙げただけでも、このように多くの趣味・娯楽が考えられるでしょう。

もちろんこの中には、若年層が楽しむ趣味・娯楽も多く存在します。

そのような中で、「この趣味・娯楽を楽しむ高齢者はどのようなサービス拡充を求めているのか」「高齢者に適した楽しみ方はどのようなものか」といった内容をビジネスモデルとすることで、成功に近づけるでしょう。

最近では、ネットショップ を利用するシニアも増加傾向にあるので、ECサイトで販売するビジネスもおすすめです。

急増する高齢者のEC使用率の波に乗れるジャンルは?事例やクレーム対策のポイントも

2.飲食

飲食は、生活する上で欠かせない大切なものです。飲食に関しては、高齢者になると以下のような変化が起きる可能性があります。

  • 体の衰えなどにより食べられるものが減る
  • パートナーとの別れにより自炊が難しくなる
  • 食事をする気力がなくなってしまう

このような、高齢化にともなう飲食スタイルの変化に寄り添うサービスがビジネスとして考えられます。

たとえば、以下のようなサービスです。

3.住宅

高齢化にともない、住宅事情も変化していくことが考えられます。

「子どもが巣立って広い家にひとりで住んでいるが、広さが無駄に感じる」
「介護が必要になり、住宅のバリアフリー化が必要になった」

など、さまざまなニーズが発生するでしょう。

このような場合に、住宅ジャンルのビジネスが利用されます。

例としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

4.生活サポート

生活サポートは、高齢化にともない以前はできていたことができなくなってしまったという方に向けたサポートを行うジャンルです。

特に、日常生活に助けを必要とする「ケアシニア」と呼ばれる層に高い需要があるでしょう。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

家事代行サービスは飲食面だけでなく、掃除や洗濯など身の回りのお世話を行うサービスとしても需要が考えられるビジネスです。

4.高齢者向けビジネスを成功させるためのポイント

発芽した植物を持つ男性

高齢者向けビジネスを成功させるためのポイントは以下の3つです。

  1. ターゲットを詳細に決める
  2. 需要の調査を綿密に行う
  3. 集客や宣伝の方法を考慮する

ひとつずつ確認していきましょう。

1.ターゲットを詳細に決める

まずは、前述した通りターゲットを詳細に決めることが大切です。

一言に「高齢者」と言っても、属性によって層はさまざま。多くの高齢者の中からターゲットとなる層を絞り込むことで、ビジネスの成功率をぐっと高めることができるでしょう。

一例ですが、以下のような架空のユーザー像(ペルソナ)を作成することがおすすめです。

  • 年齢:68歳
  • 性別:男
  • 家族構成:妻・子ども2人(男女)。現在は妻と2人暮らし
  • 総資産:約3,000万円
  • 趣味嗜好:映画鑑賞、酒(日本酒)
  • 生活スタイル:3年前に定年を迎え、現在は週に2度は映画館に足を運ぶ。自宅から映画館まですこし距離があるため動画のサブスクリプションサービスに興味があるが、デジタルデバイスの操作に自信がない など

ターゲットとなる層はどのような人物なのかをじっくり考えることで、今まで見えてこなかった新たな高齢者向けビジネスの需要も見えてくるかもしれません。

2.需要の調査を綿密に行う

先ほど「需要」に触れましたが、高齢者向けビジネスにおいてどのような需要があるかを綿密に調査することが非常に大切なポイントです。

同じジャンルだとしても、高齢者とそれ以外のターゲット層では需要が異なる場合があります。

「趣味・娯楽」を例に取ると、以下のような違いが考えられるでしょう。

  • 若年層
    • 新しい情報をどんどん取り入れたい
    • 海外の流行なども知りたい
    • 人気の話題を押さえておきたい
  • 高齢者
    • 自身に必要な情報を取り入れたい(多彩な情報は処理しきれない可能性がある)
    • 自分のペースで進めていきたい
    • 流行りよりも自分の好みを重要視したい

このように、参入したいジャンルにおける高齢者の需要を綿密に調査する必要があります。

3.集客や宣伝の方法を考慮する

集客や宣伝の方法を考慮するということも、大切なポイントです。高齢者とそれ以外のターゲット層では、触れる媒体・メディアも大きく異なるためです。

高齢者の層によっては、スマートフォン(スマホ)を保持していないターゲットの方が多いという場合もあるでしょう。

また、キャッチコピーなどの文章表現に関しても、高齢者に刺さりやすい表現があるはずです。

例えば、キャッチコピー表現の違いとして以下のような違いが挙げられます。

  • 若年層
    • 「五感を揺さぶる映像体験」
    • 「表参道で話題の新食感“しゅわとろ”スイーツ」
    • 「ハリウッド女優○○愛用のスキンウォーター」
  • 高齢者
    • 「毎日5分、つけるだけで引き締まった体に」
    • 「まわりを気にすることなく楽しめます」
    • 「60代に必要な健康成分がこれひとつで摂れる」

高齢者の中でも、ターゲット層に合わせた集客・宣伝方法を考慮して実施することで、高齢者向けビジネスを成功に近づけることができるでしょう。

5.高齢者向けビジネスの効果的な宣伝方法

新聞を読むシニア男性

ここからは前述した集客・宣伝に焦点を当てて、高齢者向けビジネスの効果的な宣伝方法について解説します。

高齢者向けビジネスの効果的な宣伝方法として考えられる手法は、以下のようなものが考えられるでしょう。

  • 折り込みチラシ
  • テレビCM
  • Webメディア
  • SNS

やはりオフラインでの集客・宣伝が根強い印象はありますが、高齢者の中でも60代の比較的若い層であればスマートフォンやインターネットを使いこなしている人も少なくありません。

その場合はオンラインでの集客・宣伝も有効でしょう。

ネット利用増加の高齢者!購入してもらえるこんな工夫

インターネットを使いこなす高齢者をターゲットにした「高齢者向けSNS」も複数リリースされています。

高齢者向けSNS「おしるこ」では、広告枠の提供を行っています。このような高齢者の利用が多いSNSの広告枠に出稿することも、高い効果を得られる宣伝方法のひとつでしょう。

>>関連記事:シニアプロモーションにSNSを活用するメリットについてはこちら

>>おしるこの広告掲載事例はこちら

6.ビジネスチャンスに気づくための方法

光る電球

ここまでざっと解説しただけでも、高齢者ビジネスにはさまざまなジャンル・ターゲットがあります。しかし、「現在の事業を活かす」「まだ手をつけている人が少ない市場を探す」といった場合は、すぐにビジネスアイデアが浮かばないことも多いのではないでしょうか。

ビジネスチャンスに気づくには、以下のようなポイントを意識することがおすすめです。

  • 既存のアイデアを真似てみる
  • 自分や身近な人に置き換えて考えてみる
  • 今あるものを組み合わせて考えてみる

何事も、ゼロから始めることは難しいものです。まずは既存のアイデアを真似てみて、そこからさらに気づきを得るという方法は有効でしょう。

その場合は、既存のアイデアにはないプラスアルファを足してみることもおすすめです。

また、ビジネスアイデアを思いつくにあたっては、自分や身近な人に置き換えて考えてみることも有効です。

たとえば、高齢者向けビジネスの場合は、自身や身近な人の親や、身近にいる高齢者が何を求めているのかを考えてみます。聞き取り調査(インタビュー)を行うこともよいでしょう。

さらに、今あるものを組み合わせて考えてみるという意識も効果的です。

たとえば、この記事でお伝えしたジャンル「住宅」と「生活サポート」を組み合わせて「生活サポートサービス付き高齢者向け住宅」を提供するなど、既存のビジネスを組み合わせるだけでも新たな価値に気づけるでしょう。

7.まだまだ続く高齢化社会に眠るビジネスチャンスを掴もう

ここまで、以下のような内容をお伝えしてきました。

  • 令和2年10月1日現在、高齢者(65歳以上)の総人口に占める割合(高齢化率)は28.8%で令和24年まで上昇し続ける
  • 高齢者ビジネスを行う際はターゲット・ジャンル・宣伝方法を絞り込み、需要の調査を綿密に行うことが大切
  • 既存のアイデアを真似てみる・自分や身近な人に置き換えて考えてみる・今あるものを組み合わせて考えてみるなどのアイデアを試すことでビジネスチャンスを生み出せる

どのビジネスでも言えることですが、ターゲットやジャンル、それに合った集客・宣伝方法を絞り込むことが大切です。

仮説と検証を繰り返し、今後拡大が見込める高齢者向けビジネスでチャンスを掴みましょう。

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