シニアへの広告戦略を発信 シニアド

シニアマーケティングは難しい?難しく考えすぎないことがコツ!
シニアのネット集客 2021.10.18

シニアマーケティングは難しい?難しく考えすぎないことがコツ!

「シニアマーケティング」という言葉が一般的になってきている中で、実際の成功事例は少ないものです。それは、マーケターがペルソナ設定やターゲティングに苦労しているということでしょう。

本記事では「シニアマーケティング」に難しさを感じている方に向けて、基本的なところから少し踏み込んだところまでコツを解説します。

目次

  1. シニアマーケティングとは
  2. ペルソナ設定のコツ
  3. ターゲティングのコツ
  4. シニアマーケティングのポイント
  5. シニアマーケティングは難しくない

1.シニアマーケティングとは

高齢化社会と言われる日本において、注目されている年齢層があります。それが、シニア層です。シニア層は主に65歳以上の男女のことを指します。

総人口に占める65歳以上の割合が年々増えていることから、様々な業界がこの年齢層や世代にターゲットを絞り、心から求められる商品やサービスを作って最適なアプローチをするようになりました。これが、シニアマーケティングです。

2.ペルソナ設定のコツ

ペルソナの文字ブロック

シニアマーケティングにおいて難しいと言われているのが、ペルソナ設定とターゲティングです。まずは、「ターゲティング」と「ペルソナ」について簡単にご説明します。

「ターゲティング」は、商品やサービスなどを売る相手(これをターゲットと言います)を絞り込むことです。販売相手であるお客様は、年齢や家族構成、職業、生活スタイルなど人によって違いがありますから、自分たちが販売する商品が誰にニーズがあるのか、いくつかのグループに分けてターゲットを絞る必要があるのです。この「ターゲットを絞ること」がターゲティングです。

次にペルソナです。ペルソナは「架空のユーザー」という意味であり、ターゲットをさらに深めることで「具体的でリアリティのある人物像」を作り上げていきます。ペルソナを設定することで、社内(チーム内)の顧客イメージを統一させたり商品コンセプトをぶれさせないために効果があります。

特にペルソナの設定については、これまでのイメージと現状がなかなか一致しないことがあり、難しいようです。ターゲティングでは絞りきれないところを、ペルソナ設定の作り込みによって補っていくことになります。

このペルソナ設定を、丁寧に作り込んでいきましょう。

コツ1.時間の使い方まで設定する

シニアマーケティングにおけるペルソナ設定は、他の世代と比べると難しいと言われます。その理由は、シニアの「時間の多様性」の理解が難しいのです。

シニア層の人たちは、子どもや孫が手を離れたり定年退職したりすることで急激に時間が増加します。時間の増加については、「学校卒業から定年まで」の約40年と「定年後の時間」がほぼ同じと言われるほどです。「定年後の時間」は人それぞれではあるものの、それほどの余裕や使える時間が多いと言えます。

また、時間の使い方に定まった形はほぼありません。そういったことから、ペルソナを設定していくことに難しさがあるのです。

ペルソナ設定については様々なパターンがあると思いますが、例えば次のようなペルソナ設定ができるのではないでしょうか。

  • 性別:男性
  • 年齢:68歳
  • 家族:妻と二人暮らし(子ども2人、孫1人)
  • 生活
    • 朝6時起床、平日の日中(9時〜18時)は趣味やボランティアの時間。
    • 18時以降は夕食や妻との時間を過ごし、21時に就寝。
    • 週末になると孫が遊びに来るため、土日は孫のために時間を使う。
    • 車が運転できるため、妻や孫とドライブに行くことを楽しみにしている。
    • 日常生活や趣味にはそこまでお金がかからないため、ほぼ孫にお金を使う。
    • 大きな病気はないものの、病院に行くことが増えてきた。
    • 年を重ねるごとに体が思うように動かないため、ボランティアの時間を減らしつつあるが、同時に寂しいと感じるためにペット購入を検討中。

コツ2.シニアは想像を超えていることを認識する

そもそも、私たちはシニアに対してどのようなイメージを持っているでしょうか。マイナスイメージもプラスイメージもあると思われますが、近年のシニア層の方々は私たちの想像をはるかに超えています。例えば、スマホやPCなどを使いこなし、トレンドをうまく取り入れて生活している方も多々おられるのです。

どうしても、「シニアは考え方が難しかったり新しいものを受け入れられない」というイメージを持たれがちなところがありますが、実はそうではありません。

ペルソナ設定をするときには、偏ったイメージではなくできるだけ客観的に設定できるようデータを集めて、人物像を作り上げていきましょう。

3.ターゲティングのコツ

ターゲットを指す人

シニアマーケティングにおいて、「ペルソナ」と「ターゲティング」がとても大切であると解説してきました。ここからはターゲティングのコツについてご紹介します。

コツ1.年齢層によって大きく変わるトレンドを把握する

シニアのトレンドは大きく変わります。例えば、60代であれば新たな出会いや恋愛を求めて婚活をしてみたり、おしゃれに興味があるシニアはその年のトレンドカラーを取り入れてみたりと、とても積極的な方がおられます。

また、スマホやPCを使いこなしたり、YouTuberになってみたりと、若者のトレンドに挑戦する方もおられます。もちろん、その逆の傾向にあるシニアもおられますので、全てがトレンドに敏感であるわけではありません。

ただ、シニアによってはトレンドや最先端のスマホなどに興味があっても「この年になってそんなこと言っても……」と塞ぎがちになっている方がいることも事実です。

つまり、一言でシニアを一括りにして考えることはできず、どのようにターゲティングしていくかがポイントになると言えるでしょう。

「シニアマーケティング」におけるターゲティングは、いくつかの分類に分ける(例:「経済力」「健康志向」など)ことで絞り込みやすくなります。

経済力であれば、老後資産の有る無しによってかけられるアプローチが変わりますし、健康志向については、現在の身体状況が把握できればそれによって「介護予防」や「病状改善」などのアプローチができます。

コツ2.ピンポイントの訴求が大切

そんな中で、一つのコツとして挙げられるのは「ピンポイントで訴求すること」です。

これまでシニア層は、「新しいものや若者文化を受け入れない、理解できない」「何かを学ぶのは大変、今更そんなことをしても…」と考えているのではという先入観がありませんでしたか?。しかし、 それは一昔前のシニア層の考え方にすぎません。

シニアの方々は、これまでの人生で積み重ねてきた知識や経験が豊富です。ただし、それは経験のある分野に限られます。未経験だったり知識が無かったりするところについてはとても貪欲に学び、失敗を恐れず挑戦する方が多いため、ピンポイントでマーケティングを展開しニーズに訴求すれば、ヒットする可能性は大きく上がります。

ファッションやガジェット、シニアの恋愛など、ピンポイントで訴求することによって、シニアに響くマーケティングが展開できるようになります。

4.シニアマーケティングのポイント

グラフの上に立つシニア

これまで、シニアに対してのターゲティングやペルソナ設定などについて解説してきました。ここからは、シニアマーケティングのポイントについてご紹介します。

そもそも、私たちマーケティングをする側にシニアがいない現状で、シニアマーケティングを展開することは難しくて当然なのです。事前に丁寧に調査していても、理解しきれない部分があります。そんな中で、シニアマーケティングを展開し、成功させるためにはどうすれば良いのでしょうか。

伝え方が重要

シニアマーケティングにおいては、「伝え方」がとても大切です。シニア層の方を接客したり何かしらの説明をするとき、「難しいな」と感じる方がとても多くおられます。実際のところ、シニア層の方々に何かを伝えるときには注意が必要です。

文字の大きさ、言葉遣い、文字の量などが全てシニアに優しいものでなければならないことを意識して広告を作成するようにしましょう。

オンライン広告とオフライン広告を使い分ける

シニアマーケティングにおいて、オンラインとオフラインの広告を使い分けることが成功のカギとなります。

オンライン広告とは、YouTubeやTwitterなどにある広告が主な例です。ファッションや恋愛の商材についての広告は、スマホでSNSを使いこなして他者との交流や情報を手に入れている方、子どもや孫との交流が多い方に対して有効です。

それに対してオフライン広告は、新聞などの折込チラシや公共交通機関などの中吊り広告が主なものです。食品や日用品などの商材についての広告は、スーパーマーケットや通信販売などのチラシ広告がシニアにとって根強く有効と言えるでしょう。

自社でシニアに展開する商材がどういったものかによって、オンラインとオフラインを使い分けるようにしましょう。

オンライン広告の使用を検討している場合は、以下の関連記事をお読みいただければと思います。

5.シニアマーケティングは難しくない

ここまで、「シニアマーケティング」について解説してきました。

シニアマーケティングとは、ペルソナ設定やターゲティングを時間をかけて行うこと、広告はオンラインとオフラインを使いわけてそれぞれのユーザーにピンポイントで訴求することにより、成功に近づくことができます。

難しい年齢層だからこそ、丁寧なマーケティングを心がけましょう。

RECOMMENDあなたにオススメの記事

コロナ禍で体力不足の高齢者が続出。体の不調に合わせたフィットネスマーケティング

コロナ禍で体力不足の高齢者が続出。体の不調に合わせたフィットネスマーケティング

コロナ禍による外出自粛が原因で、体力不足の高齢者が多くなっています。 健康であっても、2週間…

SNS広告の種類とは?若者からシニアまで、ターゲットに合わせたおすすめを紹介

SNS広告の種類とは?若者からシニアまで、ターゲットに合わせたおすすめを紹介

SNS広告の出稿をしようとしても、どのSNSでどんな種類の広告を出せばよいのかお悩みではないでしょ…

シニアに刺さるチラシ広告作成のコツとは?ポイントをご紹介

シニアに刺さるチラシ広告作成のコツとは?ポイントをご紹介

シニアに向けた商品やサービスをお考えの方で多くの方が悩まれているのは、シニアにはどのような広告で訴…

【アクティブシニア向け広告】SNSを活用した広告方法をご紹介

【アクティブシニア向け広告】SNSを活用した広告方法をご紹介

アクティブシニアをターゲットにした広告方法を探していませんか? もしお探しであれば、広告を検…

eスポーツがシニアに与える可能性

eスポーツがシニアに与える可能性

最近では世界大会の開催や高額な賞金の用意などで、eスポーツの世界は注目を集めています。eスポーツは…

この記事を読めば「シニア」がわかる!「シニア」層へのアプローチの第一歩

この記事を読めば「シニア」がわかる!「シニア」層へのアプローチの第一歩

「シニア」という言葉はよく聞きますが、シニアの定義はご存知でしょうか? この記事を読めば、「…

【シニア向け広告】シニア層に届くプロモーション方法とは?最適なアプローチと広告の種類をご紹介

【シニア向け広告】シニア層に届くプロモーション方法とは?最適なアプローチと広告の種類をご紹介

少子高齢化が著しい日本においてシニアと呼ばれる層の人口は、増加の一途をたどっています。そのため、シ…

「シニア」の意味とは?何歳からのことなのか

「シニア」の意味とは?何歳からのことなのか

「シニア」という言葉はよく耳にしますが、一体何歳からなのでしょうか? シニアを対象としたビジ…

媒体資料ダウンロード
PAGE TOP