「シニア」の意味とは?各サービスごとの年齢定義や、シニア層の特徴をご紹介
「シニア」という言葉はよく耳にしますが、一体何歳からなのでしょうか?
シニアを対象としたビジネスをする場合、しっかりと対象年齢や現在のシニア層の特徴を把握し、ニーズを捉える必要があります。
今回は、「シニア」の特徴や定義についてご紹介しますので、これからシニアビジネスを始められる方はターゲットの理解を深めましょう。
目次
1.シニアの定義は各サービスによって異なる
実はシニアの定義ははっきりと決まっておらず、明確な年齢の決まりはありませんが、シニアと類似する言葉である「高齢者」には、明確な定義があります。
厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」では、以下のように記載されています。
国連の世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としています。65-74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼びます。
ただし実際のところ、場所や施設によって定義が変わることもあります。
また、シニアの年齢は世代によっても認識が違います。年齢が上がるにつれシニアの年齢の認識も上がってくるようです。
平均的なイメージは65歳頃からですが、シニア割などは施設や場所によって年齢が変わります。
各サービスによって、シニア割が対象となる年齢は以下の通りです。
- JAL・ANA等の航空会社…65歳以上
- イオン・イトーヨーカドー等のスーパー…55歳〜60歳以上
- ホームセンター…60歳〜65歳以上
- ユニバーサルジャパン・ディズニーランドのテーマパーク…65歳以上
- 映画館…55歳〜60歳以上
以上のように場所や施設によってシニアの認識は異なります。
多くの場所が、55歳〜65歳以上のようです。
2.シニアの類似の言葉
「高齢者」以外にも、シニアの類似の言葉はいくつかあります。一例として、「シルバー」「ヤングシニア」「ミドルシニア」の定義についてご紹介します。
「シニア」と「シルバー」の違い
シニアとシルバーの違いは特にありません。
シニアとは、英語で高齢者を意味する「senior」をカタカナで読み、「シニア」と呼ばれるようになりました。
シルバーとは、英語で銀を意味する「silver 」をカタカナで読んだものです。つまり、シルバーには高齢者という意味はないのです。
ではなぜ日本では、高齢者をシルバーと呼ぶようになったのでしょうか。
シルバーは電車のシルバーシートからきています。たまたま電車の高齢者シートがシルバーだった為に、シルバーと言われ出しました。
シニアとシルバーの認識の違いは特になく、どちらも高齢者の意味があります。
「ヤングシニア」「ミドルシニア」とは?
ヤングシニアやミドルシニアの定義もはっきりと決まっていません。場所やイベントによって年齢が変わります。
ヤングシニアは50代〜60代の設定をされてる企画が多いですが、ミドルシニアはヤングシニアよりやや若めの40〜50代の世代に使われることが多いようです。
中年層がヤングシニア、熟年層がミドルシニアに当てはまるようです。
その他のシニアの新しい呼び方などは、以下の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
3.シニア世代が意識している事
実際にシニア世代になっても「シニアに見られたくない」と思う方が多いでしょう。若々しく過ごしている方にとっては、シニア=高齢者のイメージがつくことは避けたいはずです。
そんなシニア世代はどのようなことを意識しているのでしょうか。
以下の3点について説明します。
- シニアの悩み
- シニアの楽しみ方
- シニア世代に見られないためにしていること
ひとつずつ説明します。
シニアの悩み
シニア世代の悩みは男女ともに「健康」に関する事です。配偶者の介護につく方も多く、家族の健康も悩みのひとつです。
特に、もの忘れや老眼、筋力の低下や高血圧に悩んでいる方が多く、運動に対する意識も高くなっています。
その他のお悩みとしては、リタイアによる社会との関わりの希薄、収入や資産の減少などが挙げられます。
シニアのお悩みについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
シニアの楽しみ方
シニア世代になると、時間に余裕ができて旅行や趣味を楽しむ人も多くなります。
シニア世代と言っても元気な方は新しい趣味や勉強を始める人も少なくありません。
今まではオフラインで集まることが多かったですが、コロナ禍の影響もあり、今ではオンラインイベントやオンラインレッスンも人気があります。
オンラインサービスは、足腰が弱くなり移動が困難な方も楽しめるので、シニア世代にも受け入れられやすいサービスと言えます。
シニア世代に見られないためにしていること
実際にシニア世代になると、シニア世代には見られたくないと思う方も多いです。そんな方は若々しく活動的な方が多いと思います。
新しい趣味や勉強を楽しんだり、人と出会って関わることでシニア世代には見えない若さを保っています。
4.シニア世代におすすめのSNS
近年、シニア世代のSNS利用は増加しています。
つまり、スマートフォンやパソコンを使いこなす方が増加しているということです。
体力が追いつかず外出が難しいシニアの方でも、SNSで人と関わる事で明るく元気に過ごせ、若々しく年齢を重ねられる時代です。
しかし、FacebookやTwitter、Instagramなどに代表される大手SNSのシニア世代の利用率は、3割前後(LINEを除く)。若者世代と比較するとまだまだ低い状態です。
そんな時代のシニア世代のユーザー数を伸ばしているSNSが、50歳以上限定のSNSアプリ「おしるこ」です。
アプリ登録時に免許証や保険証などの本人確認書類の確認があるため、50歳以上のユーザーのみが利用していることが保証されています。
「おしるこ」では日記投稿や、趣味・興味のグループでの会話によって、同世代間のコミュニケーションが活発に行われています。
また、ログインしたり、日記を投稿したりするとポイントが付与され、貯めたポイントと商品・サービスを交換できることが特徴です。
つまり、いくつになっても新しい人やモノに出会える、シニア限定のアプリなのです。
現在「おしるこ」では、
- シニア向けの商品・サービスの広告掲載枠
- シニア向け商品・サービスの商品掲載枠
などがあるため、シニア世代へ効率的に自社商品・サービスをPRできます。
これからシニアビジネスを検討されている方は、このようなシニア向けSNSでのPRすることを、一つの方法として検討してみてはいかがでしょうか。
5.シニアの定義はない!シニア向けSNSで活動的なシニア世代へPR
何歳からがシニアであるという明確な定義はありませんが、主に55歳〜65歳以上の方を指すことが多いようです。
現代のシニア層も健康に不安を持っている方が多いですが、一昔前とは違い身体も心も元気な方が多く見られます。とくに、若々しく生きているシニア世代は人と関わり、新しいモノ・コトに興味を持ち、活動的です。
そんな活動的なシニア世代が新たに交流の場として利用し始めているのが、シニア向けSNSです。「おしるこ」のようなシニア向けSNSを活用し、活動的なシニア世代へ新しい商品・サービスをPRしてみましょう。