シニア向けリサーチにおすすめのサービスをご紹介
少子高齢化がすすむ日本では、シニア市場の拡大が著しく、高齢者向けサービス業界がレッドオーシャンと化する日も近いでしょう。
そのため、シニア向けの商品やサービスのマーケティングを成功させるためには、今後一層、シニアに特化したリサーチや実態調査が重要となります。
しかし、リサーチを行いたいと思っても、どのようなサービスを使用していいかお困りの方もいるでしょう。
今回の記事では、シニアリサーチにおすすめのサービスや手法をご紹介していきます。
シニア向けに商品やサービスのアプローチを検討しているマーケティング担当者は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1. マーケティングにリサーチが重要な理由
マーケティングとは簡単に説明すると、「商品やサービスを売るための仕組み作り」のことです。この仕組み作りに必要となる情報をターゲットとなる顧客から収集し分析する調査のことをマーケティングリサーチといいます。
マーケティングリサーチはマーケティング戦略に非常に重要な役目を担っています。
なぜ、マーケティングにリサーチが重要なのか具体的にみていきましょう。
ユーザーの実態とニーズを把握する
自社で新しい商品開発やサービス展開をする際に、リサーチは非常に有効です。
ネットリサーチなどで得た何百、何千のアンケート結果という数値的根拠や、アンケートから得た生の声といったデータをもとにすることによって、ユーザーのニーズを適切にとらえ、ユーザー起点の商品やサービス開発を実現することができるためです。
しっかりリサーチができていなければ、顧客ニーズとのミスマッチが起きてしまいます。
それを防ぐためにもリサーチは非常に重要です。
ユーザーの「これまで」を知り、企業の「これから」を描く大切な手法なのです。
目標と現状のギャップを把握する
リサーチはユーザーの実態やニーズの把握だけでなく、商品の売上を増加させたいが予測を下回っている、という課題に直面したときにも重要になってきます。
自社の商品が認知されていないのか、ターゲットは適切なのか、競合他社との違いは何か、などをリサーチデータをもとに分析し、今後の方針を立てていくのです。
リサーチは、目標と現状のギャップを明らかにし、成功へのロードマップの作成、戦略や計画などの意思決定にも役立ちます。
2. リサーチの種類
リサーチの方法にはいくつかの種類があります。
ここでは代表的な2つの種類をご紹介していきます。
定量調査
定量調査とはターゲットの行動や意識を「数値化したデータ」で収集し、分析するリサーチ方法です。集計したデータが可視化され、目に見えて理解しやすい上に、時系列ごとの比較などに適しています。代表的なものには次のようなものがあります。
- ネットリサーチ
- 会場調査
- 郵送調査
- アンケート調査
- ホームユーステスト
- ブランドリフトサーベイ
- 顧客満足度調査(CS調査)
定性調査
定性調査とはターゲットの行動や意識を「言語化したデータ」で収集し、分析するリサーチ方法です。調査者と回答者の会話により収集されるため、数値やデータ化しにくい部分を追求したり、消費者ニーズをくみ取ったりすることができます。代表的なものには次のようなものがあります。
- グループインタビュー
- 座談会
- オンラインインタビュー
- インデプスインタビュー
- ユーザービリティ調査
- 行動観察調査
3. シニア向けリサーチを実施する際の注意点
一般的なリサーチの方法や種類について紹介してきました。続いては、シニア向けのリサーチで気をつけるべきポイントをお伝えしていきます。
リサーチの対象を年齢で区切らない
リサーチ対象としてシニアをターゲットとする場合、シニア層を年齢だけで区切らないようにしましょう。何故なら、同じ年代のシニアでもライフスタイルが異なる場合が多く、ひとまとめにできないからです。ライフステージや自立した生活が送れているかどうかにも着目しましょう。特に定年退職や子供の独立などといったシーンで、ライフスタイルは大きく変わります。また、年齢が進むにつれて介護が必要な状態かどうかも、個人の生活レベルは異なってきます。
そのため、シニア向けのリサーチを実施する際は、年齢よりもライフステージや自立した生活が送れているといった状況が、消費者意識や購買意欲に影響することを覚えておきましょう。
シニアにアプローチできる方法なのかを確認する
国内で展開されているリサーチサービスはシニアに特化したものは多くはありません。たとえば、オンラインアンケートの場合、ターゲットとするシニアの年齢層によっては、アプローチできないこともあります。
また、リサーチ会社はデモグラフィックを基盤に定量・定性のビッグデータを活用しています。そのため、リサーチ対象をシニアに限定したい時には、「シニアや高齢者層にアプローチをしたい」という意図や目的に齟齬が発生しないよう注意し、適切なリサーチ法を選ぶようにしてくださいね。
4. シニア向けリサーチには「おしるこ」がおすすめ
シニア向けのリサーチの注意点を解説してきましたが、リサーチを行えるのは専門のリサーチ会社だけではありません。
商品・サービスのモニターリサーチなら、カイト株式会社が運営する50歳以上限定のシニアSNSアプリ「おしるこ」がおすすめです。
おしるこでは、ユーザーが日記の投稿やログインをするだけでポイントを獲得でき、そのポイントで商品のお試しが可能です。そのため、商品やサービスを知ってもらうチャンスが豊富です。
また、ユーザーが日記で商品を紹介してくれることも多く、インフルエンサーではなく一般人がPRするため、信頼できる仲間同士で認知度があがるという特徴もあります。
そのため、「おしるこ」を活用しているシニア層に、商品・サービスを体験してもらい、偏りのない意見や感想をもらうことが可能です。
5. まとめ |専門知識不要でシニアリサーチを行うなら「おしるこ」
いかがでしたでしょうか。
今回はシニア向けにリサーチを実施したいけれど、どのように行えば良いかがわからないという方向けに、リサーチの重要性や方法、シニア向けリサーチの注意点をお伝えしてきました。
シニア市場への商品やサービスの展開にはリサーチが必須です。
マーケティングリサーチに関する専門的知識がなくても、「おしるこ」の運営スタッフがターゲットや目的理解に寄り添い、しっかりサポートさせて頂きます。
ぜひ、これからシニア向けのリサーチを始めたいと考えている方は、「おしるこ」をご検討ください。