シニアの年齢の定義と世の中のイメージは?シニア層へのアプローチの第一歩 | シニアド

シニアの年齢の定義と世の中のイメージは?シニア層へのアプローチの第一歩
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シニアの年齢の定義と世の中のイメージは?シニア層へのアプローチの第一歩

「シニア」という言葉はよく聞きますが、シニアの定義はご存知でしょうか?

この記事を読めば、「シニア」の意味や、年齢層、シニア層に有効なインターネットでの広告方法などがわかります。

シニア層をターゲットにした商品・サービスの広告出稿を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. そもそも「シニア」の意味は?
  2. シニアって、何歳から?
  3. 世の中のシニアの年齢イメージは?
  4. シニアのインターネット利用率はどれくらい?
  5. シニアに有効な広告サービスは「SNS広告」
  6. シニア限定のSNSアプリ「おしるこ」

1.そもそも「シニア」の意味は?

ソファーに座るシニア男性

シニアという言葉には、大きく2つの意味があります。

よく使われるのは「高齢者」「年長者」という意味です。シニアライフやアクティブシニア、シニアグッズなどで使われる意味です。

もう一つは「上級者」という意味です。シニアゴルフやシニアマネージャーなど、スポーツやビジネスにおいて使われるシニアはこちらの表現になります。

今回の記事では、前者の「高齢者」「年長者」という意味のシニアについて紹介させていただきます。

2.シニアって、何歳から?

シシニアの年齢は明確に一つの定義が決まっているわけではなく、様々な定義があります。

例えば、世界保険機構では「65歳以上」と定義しています。

また、慶應義塾健康保険組合など、各保健組合では、「65歳~74歳」を前期高齢者、「75歳以上」を後期高齢者としている所が多いです。

このように、一言でシニアと言ってもそのあり方は様々ですが、一般的には定年後の65歳以上をシニアとする場合が多いようです。

また、最近ではシニアという呼び方の他に「グランド・ジェネレーション」という言葉もあります。詳しくは以下の記事をご参考ください。

3.世の中のシニアの年齢イメージは?

シニアの年齢定義として65歳以上が多いとお伝えしましたが、実際に世の中では何歳からをシニアだとイメージしている人が多いのでしょうか?

サントリーウエルネス株式会社が行った「実感年齢白書2022」によると、「シニア」の年齢イメージは平均で61.6歳との結果が出ています。やはり60~65歳を境目と捉えることが多いようです。

その他にも「おじさん/おばさん」は平均49.0歳、「おじいさん/おばあさん」は平均69.0歳、「お年寄り」は平均73.1歳と、言葉によって年齢イメージが大きく異なることがわかります。

ただしシニア以外の上記の言葉は、世代ごとに年齢イメージが異なっており、回答者の年齢が高いほど年齢イメージは高くなっています。

引用:「実感年齢白書2022」より

4.シニアのインターネット利用率はどれくらい?

スマホを持つシニア女性の手

総務省が発表した、令和3年通信利用動向調査の結果によると、60代のインターネット利用率は84.4%でした。平成29年の結果が73.9%だったことを踏まえると、年々シニアのインターネット利用率が上昇していることがうかがえます。

この結果からもわかる通り、シニアへ自社の商品・サービスのPRを行う場合、インターネット広告は有効であると言えます。

また、同調査によると60代のスマートフォン所持率は79.3%50代では88.9%の方が所持しています。

5.シニアに有効な広告サービスは「SNS広告」

スマホ画面に並ぶSNSアイコン

シニア層へのインターネット広告の重要性は先述した通りですが、昨今は広告サービスが非常に多く、「どこに頼めば良いのか?」「どんなサービスを使用すれば良いのか?」わからない方も多いと思います。

そこで、この章ではシニア向けの広告サービスを紹介しますので、ターゲットをシニアに絞って効率よくアプローチすることが可能です。

先述した通り、現在では多くのシニア層がスマートフォンを所持しています。

そんなシニア層へのアプローチのヒントは、SNSにあります。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、登録された利用者同士が交流できる会員制のサービスの事です。LINE、Twitter、Facebookの他にもYoutubeなどもSNSに区分されています。

ICT総研が発表した、2020年度SNS利用動向に関する調査結果によると、SNS利用者数は年々増加しています。シニア層も例外ではなく、多くの方がSNSを利用しているのです。

大手のSNSアプリではLINEとYouTubeが有効

しかし、総務省情報通信政策研究所の令和2年度の調査報告書によると、Twitter、Instagram 、FacebookなどのSNSのシニア層の利用率は、50代で30%前後・60代では20%前後と、若者に比べて利用率が低い状況です。

SNSの利用率
引用:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(総務省情報通信政策研究所)

一方で、 LINEやYouTubeは、50代では80%台・60代では60~70%台と、シニアの利用率が高いことが特徴です。LINEやYouTubeようなSNSで広告を出せば、シニアへアプローチがしやすいと言えます。

ブルーオーシャンのシニア向けSNSでの出稿は狙い目

YouTubeやLINEなどの大手SNSはシニアユーザーが多いので、多くのシニアへアプローチが可能です。しかし、すでに同業他社が広告でアプローチしているため、レッドオーシャン化しており競争が激しくなっています。

そんな中で注目していただきたいのが、ユーザーをシニア層に限定したSNSです。大手SNSに比べ全体のユーザー数は少ないものの、シニア層のみが使用しているSNSなので確実にシニア層へアプローチできます。また、ターゲットをシニアに絞った企業のみが広告出稿しているため、大手SNSのように自社の広告が他社の広告に埋れてしまいにくくなります。

つまり、シニア層をターゲットにした広告を出稿する場合、まだ競合が少ない「シニア向けSNS」での出稿がおすすめです。

6.シニア限定のSNSアプリ「おしるこ」

それでは、シニア向けSNSにはどのようなものがあるのでしょうか。

2018年12月にリリースされた「おしるこ」というSNSアプリは、50歳以上の方限定のシニア層に向けたSNSです。会員数は約5万人の方が利用されています。

おしるこでは、会員登録時に証明書で50歳以上の方を識別し50歳以上の方のみの登録に絞っているので、会員の100%が50歳以上です。ですので、より効果的にアプローチする事が可能となっています。

日記投稿機能や、趣味・興味別のグループチャット機能、個別チャット機能などがあるため、コミュニケーションの中でクチコミが広がりやすいことがメリットです。

「おしるこ」で出稿できる広告は、大きく分けて2種類あります。

  • 商品体験型広告…商品やサービスをアプリ内に掲載し、ユーザーが体験できる広告
  • 継続掲載型広告…専属ライターが執筆するタイアップ記事やPR動画広告の掲載

商品体験型広告は、ユーザーが日記投稿などで貯めたポイントで、アプリ内に掲載されている商品・サービスを交換して体験できるサービスです。実際に体験してもらうことで、ユーザーへ商品やサービスの良さが伝わりやすく、コンバージョンに繋がりやすくなります。

継続掲載型広告では、画像だけではなく動画も広告として掲載できる為、文字だけでは伝わりづらい商品やサービスをしっかりPRできます。また、健康食品・美容商品など、薬機法に準拠した広告を制作する必要がある場合は、薬機法に精通した専門ライターが執筆を代行するサービスもあるので安心です。

シニアへの効率的なリーチをお考えの方は、ぜひご相談ください。

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