SNSの普及率は90%以上!?年代別のSNS普及率と、SNS広告の市場も解説
近年SNSの普及率は急速に増加しており、年代問わず多くの人がSNSを使っています。
しかし、実際のSNS普及率はどのくらいなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、調査結果から分かったSNSの普及率と、年代別の特徴をご紹介します。ぜひご参考ください。
目次
1.SNS普及率の調査結果
総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、日本国内のSNS利用率は90%を超えており、全年代で毎年増え続けています。
LINEの普及率が最も高く、10代では93.7%、20代で97.7%とほぼ全員が利用しているといえます。50代以降になるとやや普及率は低くなりますが、それでも76.2%が利用していることがわかります。
LINE以外では、Twitter、Facebook、Instagramなどがユーザー獲得を広げ、LINEまでとはいかないものの、全世代で30〜40%ほどの普及率となっています。
出典:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
2.年代別普及率の高いSNS
年代別に各種SNSの普及率を示しているのが以下のデータです。
LINEは全年代で一貫して普及率が高く、50〜60代でも70〜80%にのぼっています。家族や友人との連絡手段として、メールや電話の代替ツールになってきていることが推測されます。
動画共有・配信サービスのYouTubeは全年代で85.2%と、LINEに次ぐ普及率の高さです。年代別に見ると、10〜20代では95%以上とほとんどが利用しており、60代でも過半数が利用しています。
ただしYouTubeの投稿率は0.8%と非常に低く、多くのユーザーがテレビのような感覚で視聴する目的で利用していることがわかります。
このように、LINEやYouTubeは今までのツールの代替サービスに近い利用目的で使われており、年代問わず高い普及率であるといえます。
その他、TwitterやInstagram、Facebookの普及率をみると、それぞれ利用する年代に特徴があることがみてとれます。
Facebookは、30〜40代のミドル世代の利用が多く、10代の普及率が最も低いSNSです。ビジネスシーンで使われることも多く、学生の利用率は低いことがみてとれます。
一方、Instagramは10〜20代の若者への普及率が高く、およそ69%にのぼります。またInstagramの特徴として男性よりも女性のユーザーが多く、15ポイントもの差が開いています。
Twitterは、最も普及率が高いのが20代の79.8%であり、10代の67.6%を上回っています。20代においては、InstagramとFacebookよりもTwitterの普及率が高い結果が出ています。
また、これら3つのSNSの50〜60代の普及率はおよそ20%前後であり、若者世代よりは多くはないものの、シニア世代でも4人に1人は利用していることがわかります。SNSは若者だけのツールではないと言えるでしょう。
出展:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
シニア世代のSNS普及率を詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
3.SNSの普及が進む今、SNS広告が有効
SNSが全年代に普及してきており、今後も増加傾向にあることが調査結果から読み取ることができました。
それに伴い、今後ますますSNS広告も発展していくことが予想されます。
サイバー・バズとデジタルインファクトが共同で行った調査によると、SNS広告市場は2020年時点では4,932億円であり、2025年には1兆12億円にも成長することが見込まれています。
出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ「国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査」
SNS広告の出稿を検討されている方は、以下の記事をお読みください。
SNSの多様化により多くのサービスが展開されたことで、ユーザーにも特徴が見られています。ユーザー層やSNSの特徴を掴んだマーケティングをおこなうことが、重要な課題となってくるでしょう。
もしシニア層向けにマーケティングを実施しており、SNS広告の活用を検討されている方は、50歳以上限定SNSアプリ「おしるこ」がおすすめです。自社の商品・サービスの魅力を、シニア層に限定して効果的に伝えることができます。サービス詳細はぜひお問い合わせください。