会社で指示待ちのシニア世代……自発的に動けない理由とは | シニアド

会社で指示待ちのシニア世代……自発的に動けない理由とは
シニアブログ 2021.09.21

会社で指示待ちのシニア世代……自発的に動けない理由とは

最近、シニア世代と働く友人から、「シニア世代の方が仕事でいつも待ちの姿勢なんだよね、やることがなくても質問してきてくれない」という悩みを聞きました。よく聞いてみると、その社員さんは何かを指示してもらえると一生懸命やってくれるそうなのですが、仕事を割り振りしないと動けない人なのだそうです。自分から、「何かできることはありませんか?」と聞いてくることもなく、ぼーっとしているとのこと。

たしかに聞くのを躊躇する気持ちも分からなくはないのですが、ちょっと衝撃だったので、調べてみると、40代以降のシニアには割とよくある話のようです。

参考:「ぶら下がり社員」が40代で増加中?そのリスクと脱却法とは? (マイナビミドルシニアマガジン)

一生懸命働いている人から見たら、ちょっと迷惑な「消極的な姿勢」。でもついついそうなっていませんか?

目次

なぜ消極的な姿勢で仕事をしているの?

どうして仕事に消極的になってしまうのか。もちろんご本人たちの元々の気質もあるかもしれません。

ですが、今も働くシニア世代は、年功序列や高度経済成長、バブルの時期も経験しており、それも関係がないとは言い切れません。年功序列の時代は、毎年勤めていれば給料が上がっていました。「評価次第で給料が上がる・下がる」「転職するのも選択肢の1つ」になった今、若者との大きな違いは「危機感」ではないかと思うのです。

ここからは、シニア世代の消極的な姿勢の理由を詳しく考察していきます。

今後のキャリアを考える必要がない

シニア世代で働いている方は、だいたいあと10年以内に定年を迎える方、あるいはすでに定年を迎えて再雇用として働く方がほとんどではないでしょうか。今後、仕事で大きな成果を上げても、それがキャリアアップや給料のアップにつながるとは考えにくいもの。そうすると、自ずとモチベーションも落ちて、会社に貢献する気持ちは少なくなってしまいそうです。

今の若者は、会社からの評価で給料や出世のスピードも変わりますし、転職する際も経歴や実績が問われるので、仕事に対して「キャリアアップ」という視点で捉えている方が多いと感じています。

自分の成功体験があるため、意見を曲げたくない

今までの仕事で実績を出してきた方は、自分のやり方や意見をしっかり持っています。もちろん、プライドが高いというと、あまり良くない印象を受けるかもしれません。ですが、以下の参考記事にあるように、新しい仕事のやり方を受け入れられなかったり、過去の栄光に過剰に自信を持ってしまったりする方がいるのも事実です。周りに分からないことを聞くことや意見を曲げる、ということに抵抗があるんでしょうね。

参考:プライドが高く、頑固…「シニア人材」に手を焼く管理職の嘆き | 富裕層向け資産防衛メディア(幻冬社GOLDオンライン)

待遇の変化への戸惑い

定年まで勤めた場合、何かしらの肩書きがあるポジションにいる方も多いはず。上のポジションに行けば行くほど、会社からの福利厚生や待遇は良くなりますし、長年勤めた会社の文化にどっぷり染まっているはずです。それが、定年後に再就職すると、肩書きもなく、今までとは違う環境の中に放り込まれるわけです。当事者にとってもストレスが大きいんです。

再就職先の風土に戸惑って動けなくなってしまう高齢者もいるそうです。以下の参考の記事のように、再就職先でうまくいかなかったことがきっかけでうつ病を発症してしまう人もいます。

参考:64歳元常務が「再就職先」で味わった哀れな末路 (東洋経済online)

自発的に仕事と向き合ってみませんか?

今まで、消極的な姿勢で仕事をしてきた人も、1度仕事の仕方を見直してみませんか。

まだ50代で仕事をしている人は、定年後の再就職先で適応しやすくなりますし、定年を迎えて再就職をしている方も仕事を楽しめるようになるのではないかと思います。

ぜひこれから紹介する取り組みを試してみてください!

初心にかえって「新入社員」の気持ちで仕事に向かう

簡単にできるようで難しいことかもしれませんが、意識してほしいことです。「新入社員」なら、何をしてよいか、わからないことがたくさんあって当たり前、そんなふうに考えてみるといいんじゃないかと思います。どんどん質問して仕事を覚える姿勢は、決してマイナスに捉えられることはないはずです。

今は人件費等の関係で、1人がたくさんの仕事を抱えていることも少なくありません。上司から指示が降りてこない会社もあります。もし何をしたらよいのか分からなかったら、他の社員に相談して仕事を割り振ってもらうのも良いです。

自分自身は、何をすればよいのかわかりますし、相手の方も業務量が減って助かりますよね。結果的に、社員同士の信頼関係を築け、職場に適応できるようになるのではないでしょうか。

経験は大きな財産です。今まで通りやっていれば大丈夫、そんな気持ちもわかりますが、自分の今までの肩書きはあくまで過去のもの。一旦置いておいて、自分が新入社員だった頃の気持ちを思い出しても良いかもしれませんね。

自分のスキルや強みを探してみる

今まで生かしてきた自分のスキルや強みはなんでしょう?逆に苦手なことは?自分が持っているスキルを洗い出してみるのはどうでしょうか。

積極性、慎重さ、分析力など、自分の会社だけではなく他の場でも生かせるスキルを「ポータブルスキル」と言いますが、ポータブルスキルを知っておくと再就職の際、役立ちます。

例えば、再就職先を選ぶとき。会社の方針と自分のスキルを照らし合わせることで、より自分にマッチした会社を探すことができます。

また、就職してからも、会社での自分のポジションを見つけるヒントになるかもしれません。慎重さが強いなら、書類のミスや矛盾点を見つけることに長けているかもしれませんし、分析力があると感じているなら、売り上げデータの管理といった仕事も向いているかもしれません。

経験がある・ないにとらわれず、自分の持っているスキルから、挑戦を繰り返してみてください!

自発的に仕事ができたら、もっと充実した毎日を送れる!

指示待ちで仕事をしないシニア世代。でも、やる気があればまだまだバリバリ働ける世代でもあります。1日の3分の1は仕事をするのだから、消極的でつまらないのはもったいない!

今までの経験も生かしながら、積極的に仕事をして、もっと充実した毎日にしてみませんか?

仕事に悩んでなかなか相談できないなら、おしるこアプリで似たような境遇の人と話してみると今後のヒントがみつかるかもしれませんね。

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