シニア世代の孫への消費行動とコロナ | シニアド

シニア世代の孫への消費行動とコロナ
シニアブログ 2021.10.01

シニア世代の孫への消費行動とコロナ

シニア世代は孫に多くお金をかけている印象はありませんか?それほど多く外出しない場合、食費や家賃などの生活費を除いた消費行動の大部分が孫に何かをするためのお金であると考えられます。

それでは実際シニア世代はどれくらい孫にお金を使い、どのようなことをしたいと考えているのでしょうか?本記事ではシニア世代の孫への消費行動と、コロナはそれに対してどのような影響を与えたのかについて考えていこうと思います。

目次

1.シニア世代の孫への消費行動の現状

2.孫とやりたいことがある一方で、コロナの影響は大きい?

3.今後のシニア世代の孫に関する出費はどうなるのか

4.今後シニア世代の孫への消費行動は増加するだろう

1.シニア世代の孫への消費行動の現状

シニア世代は実際どれくらいの金額を孫に使っているのでしょうか?またそのお金がどのように使われているのでしょうか?

シニア世代が1年間で孫に使った金額は約11万円

シニア世代に孫に使ったお金について調査したところ、孫に使ったお金の年間合計額は「5万円~10万円未満」と回答した人が最も多く、約27%になりました。平均額を見てみると112,715円(2020年)となり、年間約11万円も孫にお金を使っていることがわかりました。

孫への出費平均額

引用:シニアの生活意識調査2020(ソニー生命株式会社)

過去の平均額は116,059円(2017年)、128,269円(2018年)、131,334円(2019年)と年々増加傾向にありました。しかし2020年はコロナウイルス蔓延の影響もあってか、平均額が約18,000円減少となっています。2020年はどうしても外出しづらかったため、孫と会う機会が少なかったことも想定されます。

主なお金の使い道はお小遣いやお年玉など

孫に使った年間の金額が約11万円にもなるシニア世代ですが、その主な使い道は「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.0%)、「一緒に外食」(46.6%)、「おもちゃ・ゲーム」(40.6%)と続きます。およそ3/4のシニア世代が孫におこづかいやお年玉などの形でお金を渡していることがわかります。

男女別で見てみると男性シニアは、「おもちゃ・ゲーム」や「ランドセル・机・文房具など学用品」の購入が目立ちました。男性シニアは女性シニアに比べて、孫のために遊び道具や勉強道具を購入してあげたい傾向にあるようです。

2.孫とやりたいことがある一方で、コロナの影響は大きい?

シニア世代が年間約11万円を孫に使っていることがわかりましたが、そんな大好きな孫とどのようなことがしたいと考えているのでしょうか?

シニア世代は孫とどんなことをしたい?

シニア世代に孫としたいことを質問したところ、「外食」という回答が最も多く、半数以上が孫と食事に行きたいことが明らかになりました。そのほかの回答では、「旅行」(49.7%)、「会話」(46.9%)、「公園で遊ぶ」(36.3%)、「散歩」(27.2%)という結果となりました。

孫のためお金を使いたいこと

引用:シニアの生活意識調査2020(ソニー生命株式会社)

この結果から、シニア世代は孫と一緒にお出かけをして、楽しい時間を共有したいのだろうと考えられます。特に外食は気軽に行けて、普段家にいることが多いシニア世代にとっては非日常的なのかもしれません。

シニア世代はコロナの影響で外出しづらくなっている

コロナ禍で人々の生活は大きく変化しました。シニア世代の生活も例外ではありません。コロナ禍の外出・社会参加影響の調査によると、シニア世代の約7割が外出頻度・社会との関わりが減少したと回答しています。

コロナ前後の外出減少率

引用:シニア世代におけるコロナ禍の外出・社会参加影響調査結果を発表(WHILL株式会社)

外出頻度や社会との関わりが減少したことによって、「体の衰えを感じた」「楽しいと感じることが減った」とかなり大きな影響が出てきています。さらに、身体や社会との関わり合いに自信がなくなったことで、外出や社会参加をためらう原因ともなってしまっているようです。

これらの結果から、以前は楽しく外出し、社会と関わっていたシニア世代も、外出や社会との関わり合いはもはや億劫にすらなってしまっているようです。

孫と外へ出てやりたいことはある一方で、なかなか自由に外出できない日々が続き、外出したいけどなんだか億劫と感じるようになってきてしまっていることが予想されます。コロナ禍が長引けば長引くだけ、この傾向は強くなるでしょう。

3.シニア世代の孫に関する出費は今後どうなるのか

多くのシニア世代は孫と一緒に外食をしたり、旅行に行ったりと、外に出て孫と共に時間を共有したいと考えているようです。しかしその一方でコロナ禍の現在、なかなか思うように行動ができなくなってしまっているのが現状です。

このような現状を踏まえると今後シニア世代の孫に使うお金はどのようになっていくのでしょうか?

子供1人あたりへの出費は増えていると考えられる

少子高齢化が進んでいる日本では、単純に孫1人あたりの出費が増加していると考えられます。少子化によって、孫は少なくなる傾向にあり、その反面、高齢化でシニア世代の寿命は伸びています。

そのため、1人の孫にたくさんお金をかけることが可能になってきているのです。以前であれば、孫がいっぱいいるから1人にたくさんのことをしてあげることは難しかったのですが、少子化によって、現在は1人に多くのことができるようになりつつあります。

また、シニア世代の寿命が伸びているため、1人の子供に元気な祖父母が複数いる可能性が高まっています。最近では曾祖父母も元気という場合も増えています。

結果、子供1人あたりの出費は自然と増加していると考えられます。

コロナ後に孫への消費額は増加するのではないか

シニア世代が孫に使う金額は2019年まで増加傾向でした。しかし2020年は大幅に減少という結果となりました。これはコロナ禍で孫と会う機会の減少が大きく影響していると考えられます。そのため、自由な日常が戻ってきたタイミングでまた孫に使うお金は増加することが予測されます。

特にコロナ禍でなかなか孫のために何かするという機会が減少していたシニアは、今まで以上に孫への消費行動が加速するのではないかと考えられます。結果、今までの我慢していたものが一気に消費に回るのではないでしょうか。

また、孫が帰省するからと豪華な食事を用意する傾向にあるシニア世代の行動は加速し、今まで以上に盛大な準備をするようになることも想定されます。これは孫への直接的な消費ではなりませんが、帰省のタイミングでの出費も増加するのではないかと考えます。

一方で、シニア世代はコロナ禍で、外出や社会との関わり合いが億劫になりつつあるので、孫に使うお金は大幅に増加しない可能性も考えられます。

4.今後シニア世代の孫への消費行動は増加するだろう

シニア世代が孫に使う金額はかなり大きなものです。そのうちの多くの使い道はおこづかいやお年玉ですが、本音では孫と何か一緒にして楽しい時間を共有したいのでしょう。

しかし、昨今のコロナ禍の影響で自由は生活はなかなかできず、どうしても自宅で過ごす時間が長くなってしまったシニア世代は、外出することや社会と関わり合いを持つことが億劫になってきてしまっているようです。

もう少し自由に行動できる生活が戻ってきた時にシニア世代がどのくらい、そしてどのように孫にお金を使うのかというポイントに注目すべきと考えます。

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