こんにちは。ライターのゆりです。私は今20代です。週にだいたい2~3回、近所のスーパーに行って食材を調達しています。自宅から徒歩10分弱の距離にスーパーがあるのですが、それでも「買い物、面倒くさいな」と思うこともありますし、ウーバーイーツなどのサービスを利用することもあります。
体が健康でスーパーも近くにある私ですら買い物が面倒に感じることがあるので、高齢者の買い物の負担は私たちが想像するより大きいと思います。今回は高齢者と買い物、高齢者と食べ物の問題についてご紹介します。
目次
1.高齢者の買い物のニーズ

高齢者の買い物のニーズは実際に増えています。福岡市社会福祉協議会の統計では、食料品アクセス困難者人口は2005年と比べて2015年は大きくなっているのです。食料品アクセス困難者とは、経済産業省では「流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品等の日常の買い物が困難な状況に置かれている人々」と定義されています。
高齢者の買い物のニーズは高まっていても、実際に買い物に行きづらい人が増えていることがわかります。
重いものが持てない、足がない
高齢者の問題として、重いものが持てないという点があります。先ほど述べたように、私は自宅から徒歩10分弱の場所にスーパーがありますが、重いものを持って帰ってくるのは一苦労です。お米など重いものはAmazonで買うようにもしています。筋力や体力が弱ったお年寄りが、スーパーから自宅まで食材を持ち帰るのは、心身ともに負担がかかるでしょう。
また、足がないという点も挙げられます。若い頃は車を運転して買い物に行っていた方の中には、年を取って自動車の運転免許を返納する人もいます。スーパーからアクセスのよいところに住んでいる人はいいですが、そうでない人は車がなくなると足がなくなってしまいます。
料理ができない
スーパーに行くと、カップラーメンや出来合いのお惣菜ばかり買っている高齢の男性が目につきます。これは私の予想ですが、奥さんがいないもしくは奥さんに先立たれ、自分で栄養のある料理を作ることができないのではないでしょうか。お惣菜やカップラーメンのみの食事がたまにならいいですが、毎日そうなのであれば心配になってしまいます。
2.食材を届けてくれるサービス

食材を配達してくれるサービスを紹介します。これらのサービスは、お年寄りの買い物の負担を減らすことができます。
Amazonのネットスーパー
ネット通販と言えばのAmazonも、実際のスーパーマーケットのように食材を販売するAmazon フレッシュを展開しています。取り扱っている商品の数は普通のスーパーよりもかなり多く、無印良品など専門店の商品も取り扱っています。
合計金額が4,000円以上でないと購入することができませんが、スーパーに行ったら1回に4,000円以上使う人も多いのではないでしょうか。商品は普通のスーパーよりは少し割高な気もしますが、最短2時間で新鮮な食材を届けてくれるのが魅力です。
最寄りのスーパーの宅配サービス
「ネットで食材を買うのは不安」というお年寄りの方もまだまだいると思います。そんな方におすすめしたいのが、いつも使っているスーパーの宅配サービスです。新型コロナウイルスの影響もあり、宅配サービスを始めるスーパーもどんどん増えています。
例えば、イトーヨーカドーのネットスーパー。イトーヨーカドーで扱っている商品を最短で注文した当日に届けてくれます。いつも買っている商品ならネットでの注文でも安心です。ほかにOdakyu OXなど宅配サービスを展開しているお店は増えているので、最寄りのスーパーをチェックしてみてください。
3.決まった食事を配達してくれるサービス

ここまで食材を配達してくれるサービスを紹介しましたが、次に決まった献立を配達してくれるサービスを紹介したいと思います。
ベネッセのおうちごはん
こちらは毎日栄養バランスが整った献立を、前日までの注文で自宅まで配達してくれるサービスです。先ほどカップラーメンやお惣菜ばかり買っているお年寄りが心配という話をしたのですが、そういった料理ができない方にもおすすめです。また、365日毎日配達しているので、高齢の両親や親せきの健康状態も確認することができますね。(出典:ベネッセのおうちごはん)
ミールキットを利用する
出来上がったお弁当ではなく、決まった献立の食材を配達してくれるのがミールキット。こちらのサービスは献立が決まらない、栄養バランスが心配、買い出しが面倒といった問題を解決してくれます。
お年寄りにとって、料理や洗濯、掃除といった家事は負担にもなりますが、体が動くのであればよい運動になります。食材もカットされた状態で届きますが、炒めたりお皿に盛り付けたりといった簡単な料理も楽しむことができます。(出典:YOSHIKEI)
4.シニア世代をサポート
お年寄りのなかには、インターネットをあまり使わない方もたくさんいます。便利なサービスがたくさんあるのに、もしかしたら知らないかもしれません。周りにシニア世代の方がいる方は、食事の問題についてぜひ一緒に考えてみてください。
また、シニア世代をサポートできる商品・サービスはございませんか?
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