宝塚星組トップ交代にシニア層はどう反応したのか？

画像：宝塚歌劇団

 礼真琴の退団と暁千星の新トップ就任に注目集まる

宝塚歌劇団は27日、星組トップスターの礼真琴が8月10日付で退団し、その後任として暁千星が就任することを発表しました。また、トップ娘役に詩ちづるが決定し、新たなトップコンビが誕生します。シニア層の宝塚ファンにとって、トップ交代は一大ニュース。特に、長年宝塚を愛してきた世代にとっては、その影響は大きいようです。

シニア層の主な反応とインサイト

1. 礼真琴の功績を称える声が多数

宝塚のファン歴が長いシニア層の間では、礼真琴のパフォーマンスやリーダーシップに対する称賛の声が多く見られます。「圧倒的なダンス力」「どんな作品でも安定感があった」など、その才能を惜しむ声が相次ぎました。特に、彼女の高速ダンスや表現力の高さは、シニア層にも強い印象を残したようです。

2. 暁千星への期待と不安

暁千星のトップ就任については、「月組時代から注目していたので楽しみ」という肯定的な意見がある一方、「星組の雰囲気に合うのか」という懸念の声も。シニア層はこれまでのトップスターとの比較をする傾向があり、新トップの個性が星組のカラーとどう融合するのか、慎重に見守っているようです。

3. 詩ちづるのトップ娘役抜擢への驚き

詩ちづるがトップ娘役に決定したことについては、「新鮮な顔ぶれで楽しみ」「どんなコンビになるか期待」といったポジティブな意見がある一方、「経験が浅いのでは？」と心配する声も見られました。シニア層は伝統を重んじるため、トップ娘役の実力や相性を特に重視する傾向が強いようです。

4. 新作『ダンサ セレナータ』『ティアラ・アスール ディスティーノ』への関心

9月からの全国ツアーで初披露される新作についても、シニア層の期待は高まっています。特に、『ダンサ セレナータ』は2012年に星組で上演された作品の再演ということで、当時の公演を知るファンからは「懐かしい！また観られるのが嬉しい」との声が多く聞かれます。一方で、「柚希礼音＆夢咲ねねコンビの印象が強いので、どう演じるか注目」と、新トップコンビへの興味も集まっています。

5. 全国ツアーでの地方公演に期待

全国ツアーという形式も、シニア層の間で好評です。「東京や兵庫まで行くのは大変だけど、地方公演なら観に行きやすい」といった声があり、劇団の取り組みを評価する意見が見られました。特に、宝塚の舞台を楽しみにしている地方のシニア層にとっては、大きな魅力となっています。

まとめ：期待と寂しさが入り混じるシニア層の声

宝塚ファンの多くを占めるシニア層は、礼真琴の退団を惜しみながらも、暁千星と詩ちづるの新体制に期待を寄せています。また、過去作品の再演や全国ツアーの開催といった要素が、シニア層の興味を引く要因となっています。今後の公演を通じて、新トップコンビがどのように星組を引っ張っていくのか、シニア層の注目は続きそうです。