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タンス預金を守れ!高齢者を詐欺や犯罪防止から守る金融資産の提案とは
シニアブログ 2021.10.23

タンス預金を守れ!高齢者を詐欺や犯罪防止から守る金融資産の提案とは

日本銀行の発表によると、昨年2020年12月末時点で個人が保有する現金が、初めて100兆円を突破しました。

自宅で現金を保有するいわゆる「タンス貯金」は、コロナ禍でお金の遣い道がなくなった高齢者を中心に増えている傾向です。

参考文献:「タンス預金」増え、個人保有の現金初の100兆円突破…前年比5・2%増(読売新聞オンライン)

タンス預金はいざという時すぐに使える利便性はあります。しかし、犯罪に狙われやすく、被害に合っても補償されない対象でもあります。

多くの高齢者も、その点は懸念されているでしょう。

では、高齢者はどのように、増えたタンス預金を守りたいと考えているのでしょうか。

目次

  1. 犯罪や災害に狙われるリスク
  2. 必要以上の現金は、金融資産に変えた方が安全と説くには
  3. 安全な金融資産とは
  4. まとめ

1.犯罪や災害に狙われるリスク

電話で詐欺に合うシニア女性

タンス預金は詐欺や犯罪に狙われやすいリスクを抱えています。

どのような犯罪に狙われやすいのでしょうか。

振り込め詐欺(特殊詐欺)

令和2年の特殊詐欺の被害額は、285.2億円。過去最高だった平成26年の被害額565.5億円から半減しているとはいえ、依然として高齢者を中心に深刻な状況です。

参考文献:令和2年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(確定値版)(警察庁)

振り込め詐欺については、NHKでほぼ毎日特集が組まれたり、銀行などの窓口やATMで被害の詳細を認知させる努力がされています。

しかし、それでも高齢者を狙った振り込め詐欺の件数は未だに多く、特に高齢女性が被害者の割合を多く占めています。

空き巣被害・強盗被害

多額の現金が自宅にある場合、犯罪者が直接自宅に押し入り現金を奪う可能性もあります。

自宅が留守の場合、現金だけが被害に遭いますが、強盗や空き巣に遭遇した場合、命の危険が伴う可能性があります。

強盗事件をニュースで知った高齢者は、できれば多額の現金を自宅に置きたくないと考えているでしょう。

しかし、コロナ禍の外出自粛や銀行の店舗の縮小、銀行窓口でのコロナ感染の恐れから、消極的にタンス預金を選択している可能性があります。

2.必要以上の現金は、金融資産に変えた方が安全と説くには

では、銀行に預ける以外どのような保有が望ましいと高齢者は考えているのでしょうか。多くの高齢者は、その選択肢を知らない可能性があります。

下記に、高齢者の保有金融資産の現状を表すデータがあります。

金融資産額の推移
引用:高齢者の保有金融資産の現状及び課題(国立国会図書館)

こちらによると、最も多い資産が「預貯金」(通貨性預貯金・定期性預貯金が約6割を占める)となっています。

「保険」や「証券」は現金と比べ犯罪被害に遭いにくいと考えられますが、その保有率は3割以下と「預貯金」に比べて低くなっております。

緊急用以外の現金は、金融資産へ

多額の現金をタンス貯金をしている高齢者には、まずこの呼びかけが必要ではないでしょうか。

高齢者自身、「タンス預金は安心」というより、仕方なくタンス預金をしている可能性があります。

タンス預金は犯罪に巻き込まれる可能性があることを今一度、高齢者に再認識してもらいい、自宅に大金を置かない行動が重要であることを理解してもらうのです。

そして、身の安全、資産の安全のために、必要以上の現金は別の資産へ変えることを提案してみてはいかがでしょうか。

どうしても手元に現金を置いておきたい高齢者には

どうしても手元に現金を置いておきたい高齢者には、金庫内で現金を保有するご提案がよいでしょう。

金庫の管理は本人だけではなく、別居する家族も含めて高齢者が信頼できる家族と何らかのルールを取り決める提案も一緒に行うことが望ましいと思われます。

しかし、昨今では資産家の自宅に押し入り凶悪な犯罪事件も発生しており、犯罪グループにとっては金庫の解錠を負担と感じていないケースもあります。
そのため、金庫での多額の現金の保有は、最終手段としてご提案されるのが望ましいと考えられます。

3.安全な金融資産とは

資産運用

では、ここから高齢者にとって、受け入れられやすい金融資産にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

多額の現金を保有している高齢者にとっては「元本保証がある」「預け入れ・引き出しが自由」である金融資産が望ましいと考えております。

また、どの金融機関から購入するのかが大事な選択肢となっているようです。

しかし、多額の資産を保有する理由として「病気・災害への備え」など自身のことだけでなく、「できるだけ多くの資産を子孫へ残したい」と考える高齢者もいらっしゃいます。

参考文献:高齢化社会と金融商品・サービスの提供のあり方(p.50)(全国銀行協会 金融調査部)

そのため、理想的な金融資産の条件として、下記2項を追加した4項目に当てはまる金融商品を、お勧めすることが望ましいでしょう。

  • 元本保証がある
  • 預け入れ・引き出しが自由
  • 元本割れリスクが少なく、リターンも期待できる
  • 贈与非課税となる金融商品

これらは、あくまで金融商品です。元本保証のない金融商品をお勧めされる場合は、投資リスクをなるべく低減できるよう分散投資をお薦めすることも忘れてはなりません。

元本保証のある金融商品

元本保証のある金融商品の代表例は、個人向け国債です。

元本の保証があり、証券会社、銀行等の金融機関や郵便局などで購入できるため、高齢者は安心しやすい金融商品といえます。

保有年数が1年を超えると中途換金ができ、その場合も元本割れリスクがないことが、大きなセールスポイントといえるのではないでしょうか。

預け入れ・引き出しが自由

普通預金とは違う「貯蓄預金」というサービスが銀行にあります。

貯蓄預金は、残高が定められた金額を超えると普通預金より金利が高くなる可能性のある預金です。お金の出し入れが自由な一方、自動支払いや自動受け取りといったサービスは利用することはできません。

元本割れリスクが少なく、リターンも期待できる

短期金融商品、つまり円建てMMFが望ましいのではないでしょうか。

短期金融商品とは、短期金融市場で運用、調達され1年以内に満期を迎える資産のことです。

円建てMMFは、日本債券ファンドであり、日本の国債や地方債、社債などを扱っています。円建てMMFは元本の確保を最優先としているため、ローリターンでありながら、ローリスクな投資商品ともいえます。

外建てMMFもありますが、為替変動リスクが伴います。その為、円建てMMFはリスクの少ないお勧めの商品です。

贈与非課税となる金融商品

「貯蓄型保険」は、個人年金保険・養老保険・終身死亡保険など様々なタイプがあり、相続税を節税できる資産でもあります。

中途解約をしない限り、元本割れのリスクもありません。

また、毎月支払うタイプと一括で支払える保険もあるため、高齢者のタイプにとってリスクが少ない金融商品を提案することができるでしょう。

4.まとめ

以上が、代表的な金融資産であると考えております。

他にも、日本人に馴染みのある「金・銀・プラチナ」の金融資産や絵画などの芸術的資産もあるでしょう。

高齢者は銀行預金以外の選択肢を知らない可能性があります。弊社のおしるこで、高齢者の方々にさまざまな金融商品をご提案する広告を出稿してみてはいかがでしょうか。

高齢者の生活がより豊かで、心身の安全に繋がるご提案をご検討ください。

(荒川あい子)

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