定年後も輝くためのステップ!シニアにおすすめの資格とキャリアプラン
定年を迎えたからこそ、今、新しい学びに挑戦する絶好のチャンスです。
総務省の統計によると、2021年のシニアの就業率は、65~69歳は50.3%、70歳以上は18.1%。資格を取得して次のキャリアに活かすのもおすすめ!
この記事では、シニアが人生の新たなステージで輝き続けるために、取得を検討すべき資格と、それらを活かす仕事探しのヒントについてご紹介します。
資格は、知識を深め、社会とつながりを持ち続ける手段となります。定年後も仕事をしていきたい!というシニアなら、興味のある仕事に関わる資格、これからの人生に役立つ資格などを勉強するのもおすすめです。
目次
1. シニアにおすすめの資格5つ
シニアが次のキャリアで役立つ資格は数多くあります。その中でも特におすすめの資格5つを選びました。これらは、経験豊富なシニアが、これまでの経験を活かせたり、これからの人生に役立つ資格を中心にセレクトしています。
資産運用やライフプラン設計に役立つ!「FP」
FPとは「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格のことです。この資格は、税金、不動産、貯蓄、投資といったさまざまなお金の知識を持つ専門家です。
家計の健康診断や保険の見直しなど、ひとりひとりに合わせた資金計画を立てることが主な仕事で、銀行、保険、不動産といった幅広い分野でも必要とされています。
お金の管理はどの仕事においても欠かせないスキル。例えば、独立して行政書士やコンサルタントとして働く際にもFPの資格は役立ちます。
FP資格には3級から1級まであり、3級は入門レベルとして比較的取得しやすいです。まずは3級からスタートし、最終的には1級を目指すのがおすすめです。
段階を踏んで少しずつキャリアアップしていけるのもシニアのやりがいになり、今後のキャリアプランを考える楽しみにも繋がりますね!
独立も可能!「社会保険労務士」
国家資格である社会保険労務士(社労士)は、シニアには魅力的な資格です。
この資格は、労働保険や社会保険の手続き、企業の人事や労務に関わる仕事など、重要な業務を担います。
試験は年に1回。じっくりと準備して知識を深めることができます。合格率は高くないものの、労働環境の改善や働き方改革が進む中で、社労士の専門性への需要は高まっています。
経験豊富なシニアが、社会に貢献しながら働くことができるのも魅力的なところです。
不動産のプロフェッショナル!「宅地建物取引士」
不動産業界で働く上で欠かせない国家資格です。不動産という、人生の大きなイベントに関わる仕事です。
売買や賃貸の取引をスムーズに行うためには、宅建士の専門知識が必要で、契約の際の重要事項の説明や契約書の作成といった大切な業務を担当します。
宅建士は不動産会社だけでなく、保険や金融業界でも求められており、資格を持っているだけで手当を支給する企業もあります。
受験には、年齢や学歴に制限がないため、シニアにも挑戦しやすいのもこの資格の魅力。
試験は年に一度、合格率は20%以下と決して高くはありません。しかし、時間をかけてじっくりと勉強できるメリットもあります。
人気の管理人の仕事をするなら!「マンション管理士」
マンション管理士は、マンションの維持や運営を専門的に行う資格です。
管理業務はもちろん、住民同士や業者との調整役もします。これらの仕事は、さまざまな経験を積んだシニアに適任!これまでの人生経験を活かせるチャンスです。
この資格を持っていると、マンションの管理人として働くことはもちろん、管理組合の相談役や不動産会社での業務にも展開できます。
特にマンションが集中する都市部では需要が高く、シニアにもぴったりの職種として注目されています。
仕事以外でもスキルを活かせる!「介護福祉士」
介護福祉士の資格は、高齢者の方々が自立して生活するためのサポートをする仕事です。
この国家資格を持っていると、介護の現場で大いに役立つでしょう。日本の高齢化が進む今、さらに求められるようになっています。
実務経験を積んでケアマネージャーとしてさらなるキャリアアップも目指せます。
体力を要する夜勤もありますが、大きなやりがいを感じられるでしょう。また、介護のスキルは、いずれ自分自身や身近な人が必要とするときにも役立つ知識。
福祉系の学校を卒業しているか、あるいは実務経験が3年以上ある方には特に取得がおすすめです。
経験豊かなシニアにとって、介護福祉士は自分の人生経験を活かしながら、社会への貢献ができるやりがいのある資格です。
シニアの学びの場の一つである「シニアの大学」について解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
2. 資格を活かした仕事探しのヒント
資格は、シニアが社会で活躍し続けるための大きな武器になります。
たとえば、社会保険労務士の資格を生かして、中小企業の人事労務アドバイザーとして独立する、FPの資格を活用してセミナー講師や個別相談の専門家として働くなど、資格と経験を組み合わせることで、シニア自身の知識と経験を活かした職を見つけることもできます。
また、地域社会のニーズに合わせたサービスを考えていくなどして、地域とのつながりを大切にしていくのもおすすめです。
3. 定年のない仕事を探すための資格選び
再就職や自分でビジネスを始めるのに役立つ資格を取れば、長く仕事を続けられます。必要とされる資格を持っていれば、シニアでも専門家として活躍できるチャンスが広がります。
たとえば「健康志向ブームで、栄養士や健康管理士のような資格は、働く場が増えそう」など、時代のニーズとともに知識も積み重ねていくことが大切です。
以下の記事では、働く高齢者のニーズに合わせた生涯教育やビジネス学習プランを解説していますので、参考にしてみてください。
4. シニアのためのキャリアプラン
自分が好きなことと、人から求められることを組み合わせて、これから先の仕事を考えると、やりがいと楽しみを一緒に感じられるものに出会えるでしょう。
たとえば、ガーデニングが趣味なら、それを生かして植物の専門家になるなど、新しい仕事を始めることもできます。
自分の時間を大事にしながら、シニアならではの経験を活かせる仕事を見つけ、楽しみながら仕事をしていくことこそ、長く元気に仕事をしていく秘訣かもしれません。
5.まとめ
定年を迎えたシニアにとって、資格は新たなキャリアのスタートのきっかけになります。「定年のない仕事」を望むシニアにとっても、資格取得はこれから始まるセカンドステージへの楽しみにもなるはずです。
資格を取得し、新たな仕事を始めていくことで、自分が必要とされていることを感じられ、そして、まだまだ成長していきたいというやりがいにつながります。
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