シニア向け商品、ヒットの秘訣は「質とシンプル」
超高齢化社会へ突入した日本ではシニア世代の心をグッと掴むことが売り上げアップの近道に!
実際にヒットしたシニア向け商品の事例をもとに、これから打ち出していくべきシニア層へのアプローチ方法をチェックしよう。
目次
- 超高齢化社会に向けて、シニア向け商品をヒットさせたい
- シニア向け商品のヒット事例(家電)
- シニア向け商品のヒット事例(食品)
- シニア限定の媒体で確実にターゲティングしよう
- 質とシンプルで勝負した商品を確実にシニアに見てもらおう!
1.超高齢化社会に向けて、シニア向け商品をヒットさせたい
これからの時代、売上をアップさせるにはシニアの心をグッと掴んだ商品をヒットさせることが必須です。
2025年には65歳以上の人口が30%を超えるとも言われていて、日本は超高齢化社会を迎えています。これからも自然とシニア世代の割合が増えていき、それに伴いシルバー市場も拡大傾向にあります。
若年層にはない悩みがシニアにはあるので、シニアの需要を適切に汲み取って商品に反映させることでヒット商品を生み出すことができます。
具体的には、年齢を重ねるにつれ肉体的な衰えを感じるようになってきたシニアに向けて、普段の生活をサポートするような商品、
そして、シニアはライフスタイルにこだわりを持っている人が多いので、質のいいアイテム、健康面を意識したエネルギー強化食費やたんぱく質強化食品が現状ヒットする確率が高い傾向にあります。
実際にシニアにヒットしたこれらの商品の事例を見ながらチェックしていきましょう。
2.シニア向け商品のヒット事例(家電)
健康を意識したシンプル家電をシニア世代は求めています。
家電がどんどん多機能になり、スマホで遠隔操作ができるIoT家電などが注目されていますが、実はシニアにとってはわかりづらいもの。ネットリテラシーの高い50代、60代は使いこなす人もいるが、余計な機能を省いたシンプルな家電のほうが全体を見ると評判は高いです。
また、高齢になると一人暮らしになる方も増えてきます。そのような状況だと、1つの商品で2つ以上の機能を兼ねる家電がウケる傾向にあります。
具体例としては、アイリスオーヤマの「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器」。炊飯器とIHヒーターの2つの機能がついているまさに一石二鳥の商品です。シニアは年齢を重ねるごとに身の回りもミニマムにする傾向がありますが、この商品はまさにミニマリズムをついた商品。炊飯器の下に設置されているヒーターはコンパクトサイズなので、1人用で鍋を食べるときにも使いやすく、まさにシニアの需要に応えた商品だと言えます。
さらに、炊飯器にはご飯をよそった量から自動でカロリー計算をしてくれる機能もあり、健康を意識するシニアにはぴったりの商品です。
3.シニア向け商品のヒット事例(食品)
食品は質を重視したものがシニアの心をグッと掴みます。
現在のシニア世代は「食べることが楽しみ」という人が多くいらっしゃいます。単身でも食べやすく、あまりにくい小容量のものは手に取ってもらいやすいです。
例えば「カップヌードル リッチ」シリーズ。カップヌードルのようなインスタントのカップ麺は健康面で言えば避けたほうがいい食品ではありますが、実はシニアにとっては手軽に作ることができ食べやすいもの。
そのカップヌードルに50代・60代向けの「カップヌードル リッチ」がヒットしました。とくに「贅沢とろみフカヒレスープ」が人気を博しています。その後、「無臭にんにく卵黄牛テールスープ味」も発売。質を追い求めながらも、にんにくを”無臭”にすることでシニアの心をグッと掴みました。
逆に同じ健康面を重視した商品で「減塩」は、実は反応が薄め。しかし「プロテイン」がついた機能性食品は現在もシニア世代の売れ行きは右肩上がりとなっています。
(公益財団法人ハイライフ研究所|高齢者の食品購買行動2019)
4.シニア限定の媒体で確実にターゲティングしよう
シニア向け商品を知ってもらうためには、たくさんの媒体にやみくもに広告を出すのではなく、シニア限定の媒体に絞って商品をアピールすることで、良い反応が得られます。
商品を知ってもらおうとさまざまなところで広告を出すのも良いですが、反応が得られなかった時に広告費だけがかさんでしまいます。予算をできるだけ抑えつつ確実にシニア層に見てもらう方が費用対効果は良いはず。そのためにもおすすめなのがシニア限定のSNSである「おしるこ」に広告を出稿することです。
「おしるこ」は50歳以上限定の会員制SNS。とくに50代、60代がメインとなっており、会員はスマホを使いこなす方々が多く、ネット通販や各種会員登録に抵抗がないのも特徴です。
おしるこでは現在まで有名企業様が多数広告を掲載していて、広告を載せた商品がシニア間のコミュニケーションツールとして活用されている事例もあり、好感触を得ています。
5.質とシンプルで勝負した商品を確実にシニアに見てもらおう!
広告出稿にどこが良いか迷ったら、シニア限定の会員制SNS「おしるこ」を使ってみましょう!
新聞や雑誌などシニアが多い媒体は多くありますが、確実に成果を出すのであればシニアだけがいる媒体に絞って広告を出すことが重要です。
とくに「おしるこ」はネットに抵抗のないシニアが集まっているので、webでお買い物をしたり、サービスを受けたりすることに積極的なため、シニアたちに見てもらえれば良い反応が得られます。
「おしるこ」なら他のシニア向けサービスと比較してもコスト面で優位、さらにプランが豊富なので、予算などご都合に応じてプランニングも可能です。
一度商品を購入してもらえればリピートされやすいのも、若年層にはないシニア世代の特徴。そして商品を見つけてもらうには確実にシニアの目に留まってもらうことが必須。
「おしるこ」を使ってシニア世代に商品をアプローチして、ヒット商品を生み出しましょう!