シニアのニーズを的確にとらえて市場を攻略しよう
シニア向けの市場規模は年々拡大し、ビジネスチャンスを勝ち取るために多くの企業が参入しています。そのため、やみくもに商品やサービスを打ち出しても競合他社との差別化は難しくなってきました。
シニア市場を攻略する上で大切なポイントは、シニアのニーズ・インサイトを理解することです。
今回の記事では、シニアのニーズをテーマに把握することの難しさやシニア向けのコミュニティアプリ「おしるこ」についてお伝えしていきます。
シニアビジネスの打ち出し方に悩んでいる企業担当者は、ぜひ参考にしてください。
目次
1. シニアのニーズを把握する難しさ
シニア市場の拡大
みずほコーポレート銀行産業調査部の報告によると、シニアの人口増加の影響で市場規模は101.3兆円にまで拡大すると予測されています。
具体的には、次の内訳になっています。
- 医療・医薬産業:35兆円
- 介護産業:15.2兆円
- 生活産業:51.1兆円
生活産業が指すものは多岐にわたり、食品や洋服、娯楽や教育、通信などがあり、小売業は間接的に影響を与えることになります。このことからも、シニア向けの集客・認知のマーケティング戦略は今後非常に重要になることがわかるでしょう。つまり、高齢化社会でシニアビジネスを行うならば、シニアのニーズを把握することが重要なのです。
シニアニーズの把握
しかしながら、一言でシニアといってもその生き方や価値観が多種多様なため、カテゴライズが非常に難しいといわれています。
そのため、シニアのリアルなニーズに応えたサービスや商品の提供を難しいと考えているマーケティング担当は少なくありません。
また、自立した生活を送りながら第二の人生を楽しむアクティブシニアや、インターネットやスマホに精通したデジタルシニアなど、さまざまなシニアが存在します。
このようにシニアのさまざまな状態を把握することなしに、ニーズやインサイトを捉えることは難しいでしょう。
シニアの最新トレンドについては次の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
2. シニアコミュニティアプリ「おしるこ」とは?
シニアのリアルなニーズをとらえるためにはどうしたらよいのでしょうか。
ここではシニアコミュニティアプリ「おしるこ」についてお伝えしていきます。
「おしるこ」の概要
「おしるこ」とは50歳以上のシニア限定のコミュニティアプリです。
2018年12月、”おしるこ”は、シニアの方々が共有の興味や趣味をもとに新たなつながりを見つけ、楽しむことを目指したシニア向けソーシャルネットワークサービスとしてリリースされました。
会員は日記投稿やログインでポイントが貯まり、そのポイントを使って商品と交換することができます。
普段の買い物よりもお得に商品を取得・体験でき、その商品の感想も投稿してくれるため、商品の認知も広がりやすいです。
このような会員の能動性とネットワークを活用し、「おしるこ」では広告出稿も行っています。費用は商品体験型広告の場合3ヶ月の掲載で400,000円(税別)と、一般的なインターネット広告よりも安く設定されています。
「おしるこ」でできること
「おしるこ」に登録している会員向けの機能は次の通りです。
- 仲間を作る(1対1で話せる個別チャット、趣味等のグループチャット)
- 情報を発信する(テキスト・動画による日記の投稿/自分史の作成)
- おしるこ世代にぴったりのお得な商品・サービスがポイント交換で体験できる
- 日記の投稿やログインをするだけでポイントが獲得できる
- 毎日のお散歩(歩数)がポイント交換できる
「おしるこ」では多くの会員によるコミュニケーションがかわされています。
そのため、投稿された日記の内容やコメントでテキストマイニングが可能になり、その結果、シニアのリアルなニーズやインサイトが把握できるのです。
3. まとめ|シニアのニーズは「おしるこ」で把握しよう
「おしるこ」では50歳以上の方々が商品・サービスの感想を日記に投稿してくれるため、意見の偏りが少なく、企業の商品・サービスの開発の参考にしやすいです。
また、日記の投稿内容からリアルな声を知ることができるため、ニーズの把握にも活用できます。
シニアビジネスに参入していくにあたり、ターゲットへの理解は必要不可欠。
ぜひ、50歳以上の集まるコミュニティアプリ「おしるこ」を活用し、マーケティング戦略にお役立てください。
シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」に関する詳しい資料は、以下からダウンロードできますので、ぜひご確認ください。