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シニアの睡眠特徴とは?かかりやすい病気もご紹介
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シニアの睡眠特徴とは?かかりやすい病気もご紹介

シニア世代にとって良質な睡眠は健康で幸福な生活を維持するために不可欠な要素です。

しかし、年齢とともに睡眠に関する悩みが増えることは珍しくありません。

夜更かしや深夜の目覚め、不眠症、そして熟睡できないことによる日中の疲労感といった悩みを抱えているシニアは多いです。

本記事ではシニア世代が抱える睡眠の特徴や健康に及ぼす影響や問題を深堀りしていきます。ヘルステックの側面からシニア向け睡眠事業への参入を検討している担当者は、ぜひ参考にしてください。

なお、シニアの悩みは睡眠のみならず。健康面以外でのシニアの悩みは、次の記事をご覧ください。

目次

  1. シニアの睡眠の特徴
  2. シニアのかかりやすい睡眠障害
  3. ヘルステックでシニアの睡眠を支援しよう

1. シニアの睡眠の特徴

加齢とともに睡眠パターンは変化します。

例えば、健康なシニアであっても睡眠は浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増えることがあります。まずはシニアにおきやすい睡眠の特徴を紹介します。

1.早寝早起き

早寝早起きはサーキャディアンリズム(体内時計)の変化や加齢に関連しているため、シニア層に多く見られる特徴です。夜更かしを避けて規則的な睡眠スケジュールを確立するのに役立つ一方で、社会活動や夜のアクティビティに制約をかける原因にもなります。

そのため、社会的な制約を感じる方もいらっしゃるでしょう。

また、朝型の生活に合わない方は睡眠不足になりやすいです。

2.就寝時間が長い

過度の寝眠症の兆候となることがあります。

お昼寝のつもりが目が覚めたら夕方だったということは多く、このような過度の寝眠は日中の活動時間を制約し、怠惰な感情や体調不良を引き起こす可能性もあります。

また、長すぎる睡眠は逆に疲れを引き起こすことも。

そのため、適切な睡眠時間を確保し、健康的なスケジュールを維持することが重要です。

3.熟睡感が少ない

シニアは若年層と比較して睡眠の質が低く、浅い眠りが続くことが多いです。

若年者はレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが比較的規則的で、夜間の深い睡眠が維持されやすいですが、シニアは深い睡眠段階への達成が難しく、浅い睡眠が増加する傾向があります。

若年者とシニアの睡眠の比較
ノンレム睡眠
出典:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト(高齢者の睡眠)

4.途中で覚醒する回数が多い

熟睡感が少ないことにも関連しますが、頻繁な夜間覚醒は連続した深い睡眠サイクルを妨げ、睡眠の質を低下させることがあります。

結果として、疲労や日中の眠気を引き起こしてしまい、日常生活を送るにあたりストレスがかかるでしょう。

また、夜間に頻繁に目が覚めることは、過剰な水分摂取や尿路感染症などに関連していることがあります。したがって、水分摂取のタイミングや医療的な問題を検討することもおすすめです。

5.なかなか入眠できない

寝つきの悪さは不安やストレス、不規則な寝室環境に関連していることが多いです。

また、寝不足と不安感を引き起こし、日中のパフォーマンスや生活品質に影響を及ぼす可能性もあります。継続的な入眠問題は慢性的な睡眠障害につながることがあるため、リラクゼーション技術や寝室の改善策が有効です。

6.早朝覚醒

シニアは朝早く目が覚めやすいのもシニアの特徴です。

主にサーキャディアンリズムの変化によって引き起こされ、十分な睡眠時間を得る機会を制約し、日中の疲労感や睡眠不足を引き起こす可能性が高まります。

また、朝早く目が覚めすぎることで日中の活動が満足に行かず、結果として生活の質を低下させる原因にもなるのです。

2. シニアのかかりやすい睡眠障害

シニアの睡眠

年齢を重ねるにつれて睡眠に関する悩みや課題が増えてくることは珍しくありません。

しかし、前述したとおり、夜中に何度も目が覚めたり満足のいく眠りが得られなかったりすることは、シニアに深刻な健康上の問題をもたらします。

また、仕事や子育てを終えることによる環境の変化や活動性の低下、精神的ストレスなどによって、睡眠障害にかかりやすくなります。

ここではシニアがかかりやすい睡眠障害について説明します。

1.睡眠時無呼吸症候群

シニアは睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。

年齢とともに筋力が低下することがあり、特にのどや口の周りの筋肉の弛緩が睡眠時無呼吸症候群のリスクを高めます。筋肉の弛緩により、気道が部分的または完全に閉塞し、呼吸が中断してしまうのです。

また、加齢とともに多くの人が体重を増やす傾向があります。

肥満は睡眠時無呼吸症候群の主要なリスク因子であり、特に中年から高齢の人々に影響を与えやすいです。過剰な脂肪組織が気道を圧迫し、呼吸を妨げることがあります。

ほかにも、シニアは心臓疾患、糖尿病、高血圧などの慢性疾患のリスクが増加するため、これらの病態が睡眠時無呼吸症候群の発症リスクを増加させることがあります。

2.レム睡眠行動障害

レム睡眠行動障害(RBD)は、主に50歳以上の男性に見られ、夢の中での筋緊張の緩和が不完全なため、寝言や四肢の異常運動、時には暴力行為として現れる睡眠障害です。

この障害はレム睡眠時の身体の麻痺が不十分で、夢の中での身体の動きが現実世界に反映されることが特徴です。具体的にRBDの特性とシニアにおける発症リスクは筋緊張の緩和やパーキンソン病、レビー小体型認知症などの神経疾患に起因するといわれています。

3.夜間頻尿

夜間頻尿はシニアにおいてよく見られる現象で、夜間に1回以上トイレに起きる必要がある状態を指します。加齢とともに膀胱の収縮力や容量が低下し、膀胱が早く満たされることが原因です。

日本国内の研究によると夜間頻尿はシニアで40~80%に見られることが報告されています。頻繁なトイレの訪問により睡眠が断片化し、深い睡眠サイクルへの進入が妨げられるため、熟睡感が低下し、日中に疲労感が増加してしまうのです。

夜間頻尿
出典:恩賜 財団 済生会|夜間頻尿はこんな病気

4.周期性四肢運動障害

周期運動障害は年齢によって発症率が増加することが知られています。

一因として年齢に伴う神経系の変化や筋肉の機能の低下があげられ、足や足首に異常な感覚や不快感を感じ、特に夜間に増加する傾向にあります。

シニアの中には周期運動障害によって睡眠の質が低下し、日中の過眠感や不快な症状を経験する方も多いです。

3. ヘルステックでシニアの睡眠を支援しよう

昨今は、健康をテクノロジーで解決するサービスであるヘルステックも増えてきています。シニアが抱えている睡眠の問題も、ヘルステックで解決できるかもしれません。

ヘルステックについて詳しくは以下の記事をご参照ください。

そんなヘルステックをはじめとしたシニア向けサービスのプロモーションに役立つのが、シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」です。

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また、新しいサービスやプロモーションを共有するためのプラットフォームとしても活用できます。コミュニティ内での口コミや情報共有が、サービスの知名度を高めるのに役立つだけでなく、信頼性のある情報として会員内に拡散されます。

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