記事広告とは?種類やメリットをご紹介
「Sponsored」「PR」と表記された記事を目にしたことはありますか?
これは、記事広告と呼ばれる紙媒体・Web媒体といった第三者目線で商品やサービスを紹介する広告のことです。
新聞や雑誌のタイアップ記事から始まり、ここ最近はインターネット上でも多く配信されるようになりました。
今回の記事では、記事広告の特徴や種類、広告出稿することのメリットをまとめましたので、記事広告の出稿を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
1. 記事広告とは
記事広告とは、新聞や雑誌、ネットだとニュースサイトといった広告メディアに記事のような見た目の広告のことです。
直接的に「SALE開催中!」「ビタミン不足を感じたら〇〇」といった購買行動は促さず、商品を知るきっかけとなる悩みや体験談を伝えるコラムのようなものです。
「記事」としての要素を多く含むため、メディアコンテンツを読む習慣がある読者には訴求しやすく、アプローチが難しい潜在層へのアプローチも可能になります。
もともとは新聞や雑誌の中でタイアップ企画として取り上げられていましたが、インターネットの普及とともに、ニュースサイトやFacebookのようなSNSでも扱われるようになったので、最近は記事広告がWeb広告の主流になりつつあります。
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2. 記事広告の種類
記事広告はWeb上に掲載されるので、アクセスさえすれば誰でも閲覧可能です。
Web広告としては「純広告」や「ネイティブ広告」に分類され、メディアによって「記事広」「記事体広告」「タイアップ広告」と呼ばれることもあります。
ここでは、記事広告にどのような種類があるのか解説していきます。
配信方法の種類
まずはどのように配信しているのかをみていきます。代表的なものは次の2パターンです。
インフィード型
1つ目は、メディアの通常のコンテンツとコンテンツの間に表示されるインフィード型広告です。
たとえば、新聞や雑誌で企画の1つとして掲載されたり、Facebookのニュースフィード、LINEのタイムライン(現在はLINE VOOM)、ニュース配信アプリのコンテンツの1つとして配信される手法です。
投稿や記事に溶け込むため、ユーザーの目を引きやすい特徴があります。
レコメンド型
2つ目は、ユーザーが記事を読み終えた後に次のおすすめとして下に表示される、レコメンド型広告です。
ニュース記事などを読み終えた際に、「あなたへのおすすめの記事」「この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます」といったメッセージとともに、違う記事がまとめて表示されたことはありませんか?
ユーザーが今読み終わった記事から興味関心が高いと考えられるコンテンツを、メディア側が選び表示させるので、ターゲットのズレが生じにくく関心が一致した人への訴求力が高くなる特徴があります。
コンテンツ内容の種類
続いてはどのような形式で記事が作られているかを解説します。
一般記事
1つ目は、サービスや商品紹介の記事や自社商品内での比較記事などの「一般記事タイプ」です。
ユーザーはネット上で常に多くの広告を目にしています。
その中で、企業は自社の商材やサービスが「競合とは何が違うのか」「どんな強みがあるのか」などを、強くアピールする必要があります。そこで、新聞記事や雑誌の1ページのように、文章だけでなく表やグラフ、イラストなどを活用した記事広告を作成し、読み手に魅力を訴求するのです。
インタビューや対談
2つ目は、有識者との対談や著名人がライティングしたインタビュータイプの記事です。
企業自身ではなく、第三者が「よい」というのは説得力があります。
他にもインフルエンサーによる影響力や、専門家における権威性・信頼性の拡散が期待できる記事広告です。
3. 記事広告のメリット
ここまでは記事広告の定義や配信方法、記事の内容を紹介してきました。
続いて、実際に記事広告を配信することでどのようなメリットがあるかを解説していきます。
広告感がない
記事広告は、通常記事と同じ仕様で商品やサービスの紹介記事を作成することができるため、広告らしさをおさえてターゲットに訴求することができます。
読み手に広告疲れを感じさせず、自社サービスを知ってもらうことができるのは記事広告の大きなメリットです。
そして、記事広告には文頭や文末のどちらかに「PR」と記載するルールがあるのでいわゆるステルスマーケティングにはならない広告品質も保たれています。
信憑性が高い
専門家や権威性のある人による第三者的視点による紹介記事であるため、記事広告は信憑性が高くなります。特に、具体的な調査による定量情報や、ユーザーの声などの定性情報が取り入れられている記事広告は、商品やサービスをより適切に伝えることが可能です。
また、企業自身の信用力の向上にもつながるので、商品やサービスだけでなく、ブランドそのものの価値もあがります。
情報量が多い
記事広告は通常2,000〜4,000字で作成されているため、伝えられる情報量が多いこともポイントです。バナーのような静止画広告よりも「記事」として多くの情報を目にすることができるので、年齢層がある程度高いターゲットでも、認知・理解の促進が期待できます。
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4. 記事広告を出稿するときの注意点
最後に記事広告の出稿を検討する際に、注意すべきポイントを3つお伝えします。
事前に把握しておくことで、想定外のリスクを避けることができますよ。
ターゲットにあわせたメディアを選ぶ
記事広告を掲載するメディアは、それぞれ特定のユーザー層があります。
そのため、シニア向けの健康食品をアピールしたい場合は高齢者層やその家族に訴求できるメディアを出稿先に選ぶ必要があります。
ターゲットに合わせたメディアに記事広告を展開することで、認知やリーチ拡大につながるので、メディアの選定は重要です。
記事作成に時間がかかる
記事広告を希望の掲載開始日に配信するためには、前もって準備期間が必要です。
具体的には次のようなものがあります。
- 記事内容のすりあわせ
- 構成作成
- 下書き
- 商品やサービスの写真撮影
- 校正
これらのような作業には1ヶ月以上要することが多いので、記事広告作成そのものに非常に時間がかかるのです。そのため、少しでも効率的かつ魅力的な記事を作成するためには、プロのライターに依頼することが得策でしょう。
出稿額が高額になりやすい
記事広告の出稿額は、インターネット広告費の中でも高額です。
相場は「料金相場=想定PV数×20〜150円」とされており、SEO対策込みの場合は1PVあたり80円以上になることもあります。
たとえば、情報キュレーションメディアの「Gunosy」だと想定PV数が10,000PVなので掲載費用は1,400,000円、日本最大級のビジネス情報サイトの「東洋経済オンライン」は想定PV数が10,000PV、掲載費用:2,500,000円となっています。
有名メディアに記事広告を掲載できるのは認知、信憑性ともに大きなメリットですが、効果が得られなかった場合は費用だけがかさむリスクもあるので、慎重に検討する必要があります。
5. まとめ|シニア層への記事広告は「おしるこ」がおすすめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、記事広告の定義や広告感をおさえて効果が期待できるというメリット、出稿する際の注意点などを解説してきました。
シニア層向けのサービスや商品の認知を目的とした記事広告を考えている方は、ぜひ「おしるこ」を検討してみてください。
「おしるこ」では、シニア向けの記事を専門のライターが執筆することで、伝わりやすい記事内容を制作します。「おしるこ」は50歳以上のユーザーが活用しているSNSなので、親和性のあるシニア向けに配信し、無駄を省いた訴求が期待できます。