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確実な成果を上げるには?Facebook広告のカスタムオーディエンス設定のコツを解説
WEB広告の基礎知識 投稿日: 更新日:

確実な成果を上げるには?Facebook広告のカスタムオーディエンス設定のコツを解説

世界一のユーザー数を誇るSNSであるFacebook。

日本国内のユーザー数は、InstagramやX(旧Twitter)などよりも少ないのが現状ですが、それでも30代以上のビジネス利用や50代以上のシニア層に関してはFacebookを使用している傾向が見られます。

参考:総務省・令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書「主なSNS・アプリ等の利用率」

そうしたユーザーに対してFacebook広告を出稿し、確実な成果を上げるには、広告に対するターゲティングの設定が欠かせません

様々なSNS広告の中でも、Facebook広告は細かいターゲティング設定ができることで知られていますが、その中でも押さえておきたいのがカスタムオーディエンスであるとされています。

そこで本記事では、Facebook広告のカスタムオーディエンスについて詳しく解説していきます。

目次

  1. Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?
  2. カスタムオーディエンスのメリットとデメリット
  3. カスタムオーディエンスの設定方法とエラー時の対処法
  4. まとめ

1. Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?

マーケティング分野におけるオーディエンスとは、広告の受け手のことを指す言葉です。

SNS広告を受け取る相手を想定し、ターゲットを絞って配信することができるこの仕組みは、もはやSNS広告の手法として一般的になりつつあります。

中でもFacebook広告は、オーディエンス設定が3種類あり、確実な成果を求めるならカスタムオーディエンスを理解しておくことが重要です。

Facebook広告のカスタムオーディエンスとは、いったいどのようなものなのでしょうか?

カスタムオーディエンスの概要

Facebook広告のターゲティングには、コアオーディエンスと類似オーディエンス、そしてカスタムオーディエンスの3種類があります。

カスタムオーディエンスは、すでに企業のページと何らかの接点があるユーザーに対して広告を配信することができる設定です。

以前に企業のFacebookページに「いいね」していたり、ホームページへの訪問やアプリのダウンロードからターゲットを導き出す他にも、資料請求や電話問い合わせといったオフラインでの接点にも対応できるところが大きな利点であると言えます。

カスタムオーディエンスの仕組み

Facebook広告のターゲティングとしてカスタムオーディエンスを選択すると、どのようなことを実現することができるのでしょうか?

広告の仕組み

Facebook広告のカスタムオーディエンスは「カスタム」というだけあって、1つの広告アカウントで最大500種類のカスタムオーディエンスの作成ができます。

企業で持っている顧客データをアップロードしてカスタムしたり、Webサイト内のページを指定してオーディエンスを作成することもできます

その他にも、Facebook内の企業ページから特定アクションを起こしたユーザーを対象としてオーディエンスを作成する「エンゲージメントカスタムオーディエンス」や、企業アプリ内で想定する行動を起こす人を対象とした「アプリアクティビティカスタムオーディエンス」など、いくつかのパターンに応じてカスタムすることができます。

どんなことが実現できるの?

カスタムオーディエンスでターゲット設定をすると、配信する広告を興味・関心などから設定する「コアオーディエンス」よりもデータに基づいた「見込み客」に絞り込むことができるので、効率の良いアプローチを実現することができます。

また、カスタムオーディエンスで設定したターゲットと似ているユーザーを対象にオーディエンスを設定する「類似オーディエンス」も活用することができるため、将来的な販路の拡大につなげることもできるのです。

Facebook広告を含むSNS広告のターゲティングについては、以下のページを参考にしてみてください。

2. カスタムオーディエンスのメリットとデメリット

タブレット

このようにFacebook広告のカスタムオーディエンスの良さを見ると、デメリットなど無いように感じますが、メリットがあれば、やはりデメリットも存在します。

更に、カスタムオーディエンスのメリットについて詳しく解説するとともに、デメリットについてもお伝えしていきます。

カスタムオーディエンスのメリット

カスタムオーディエンスを設定する最大のメリットは、見込み客を絞り込んで広告配信ができるというところです。

そうすることで、より効果的な広告出稿が可能になります。

また、既存の顧客データをアップロードすることができるため、リピート客の獲得もしやすくなりますし、既存の顧客と特徴が似ている類似オーディエンスへのアプローチも可能なので、将来的な販路拡大の実現につなげることができるところも、大きなメリットと言えるでしょう。

カスタムオーディエンスのデメリット

効果的な広告出稿ができるカスタムオーディエンスですが、一方で「オーディエンスデータの作成に手間がかかる」というデメリットがあります。

企業の顧客データをアップロードしてオーディエンスデータを作成しますが、そのデータ収集と整理にまず手間がかかる他、時間をかけてデータ作成をした割にはリーチ数が少なくなる恐れもあります

リーチ数に対するデメリットは、類似オーディエンスを活用することでカバーできますが、顧客データに関してはある程度手間が必要となることを理解しておくと良いでしょう。

カスタムオーディエンスなどのターゲティング広告については、下記のページに詳しい解説が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

3. カスタムオーディエンスの設定方法とエラー時の対処法

カスタムオーディエンスのメリットやデメリットが理解できたなら、まずは実際に設定して効果を見てみるのが一番です。

しかし、カスタムオーディエンスは顧客データをアップロードした時にエラーが出ることもあります。

そこで、カスタムオーディエンスの設定方法とエラー時の対処法について解説します。

設定方法

カスタムオーディエンスには、広告の仕組みを解説した時に触れました4つのタイプがあります。

まずは、それぞれの設定方法について、解説していきます。

顧客カスタムオーディエンス

企業の顧客データに基づくカスタムオーディエンスの設定では、まず顧客データを作成してから使用するデータを抽出し、CSVなどで保存します。

次に、オーディエンス画面でカスタムオーディエンスを選択し、カスタマーリストをアップロードして任意の名称を付けたら設定は完了です。

エンゲージメントカスタムオーディエンス

エンゲージメントカスタムオーディエンスの設定は、対象としたいアプリやサービスを選んでからソースやイベントを選択します。

例えば、Instagramのアカウントを選択すると、ユーザーが企業のInstagramアカウントで企業側が設定したアクションを実行した数をターゲットとして広告配信をします。

ソースやイベントは複数選択が可能なので、かなり細かいターゲティングができます。

Webサイトカスタムオーディエンス

このオーディエンスを設定するためには、事前に企業のWebサイトに「Facebookピクセル」を設置しておく必要があります。

その取得や設置方法は、下記のページを参考に設定してください。

Metaビジネスヘルプセンター「Metaピクセルの設定とインストール方法」

「Facebookピクセル」とは、Facebook広告から企業のWebサイトを訪れたユーザー数やデータを蓄積できるツールで、これがないとWebカスタムオーディエンスは設定できません。

ピクセルのインストールが済んだら、オーディエンス画面で「カスタムオーディエンス」を選択し、企業のWebサイトやソース、イベントを選択して名称を付けたら完了です。

アプリアクティビティカスタムオーディエンス

アプリアクティビティカスタムオーディエンスも、設定前にアプリの登録とFacebook・不外部計測ツールの設定が必要です。

こちらの登録や設定も、下記のMeta公式ページで解説されていますので、ぜひご覧ください。

Metaビジネスセンター「アプリアクティビティカスタムオーディエンスを作成する」

アプリの登録などが完了したら、他のカスタムオーディエンスを同じように「アプリアクティビティカスタムオーディエンス」を選択し、対象となるアプリやイベントを選んでオーディエンスを作成します。

もしエラーが起きたら?

先ほども触れたように、カスタムオーディエンスの設定でエラーが起きるなら「顧客データのアップロード時」の可能性が高いと考えられています。

設定がきちんと完了している時は緑色のチェックマークが表示されますが、それ以外はエラーの可能性があるため、対応が必要です。

識別情報に問題がある時には手動での修正が必要な場合がありますし、フォーマットと異なる文字列が含まれていたら識別情報と同じフォーマットに直します。

これらの方法も、Meta公式ページに掲載されていますので、確認しておきましょう。

Metaビジネスヘルプセンター「カスタムオーディエンス作成時に顧客データをフォーマットする方法」

4. まとめ

このように、Facebook広告のカスタムオーディエンスを理解して活用することで、顧客や販路の増加・拡大やリピート客の獲得などに特化したSNS広告出稿ができます。

しかし、やはり手間がかかるのは否めません。

もし、出稿する広告がシニア向けであれば、Facebook広告よりもターゲティングが難しくないシニア向けコミュニティ「おしるこ」への広告出稿も検討してみてはいかがでしょうか?

おしるこは、そもそも50歳以上限定のシニア向けコミュニティなので、年齢などのターゲティング設定の必要がなく、企業の商材やサービスを知ってもらうための仕組みも様々です。

シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」に関する詳しい資料は、以下からダウンロードできますので、ぜひご確認ください。

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