モール型ECサイトとは? 自社ECとの違いもご紹介
インターネット上で商品を販売しようと考えたとき、どのように売るかをまず考えますよね。このようにネットショップを始める際に、ECサイトをどうするかは出店担当の最初の課題ともいえます。
このECサイトには、「モール型ECサイト」と「自社ECサイト」の2種類があります。
はじめてネットショップ事業をはじめる方にとって、「どちらが良いか」「モール型の場合はどのように選べば良いのか」などは悩みどころだと思います。
そこで今回の記事では、モール型ECサイトと自社ECサイトのどちらにすべきか、自社ECサイトとの違いやモール型ECサイトのメリット・デメリットをご紹介します。
ぜひ、ECサイト構築の参考にしてください。
目次
- モール型ECサイトと自社ECサイトの違いについて
- ECサイトとは
- モール型ECサイトと自社ECサイトの違い
- モール型ECサイトのメリット・デメリット
- モール型ECサイトの選び方
- まとめ|シニア向けECサイトには「ふるさとモール」がおすすめ
1. モール型ECサイトと自社ECサイトの違いについて
ネットショップといえば、Amazonや楽天市場をイメージする方が多いでしょう。
これらは「モール型ECサイト」と呼ばれるサービスです。
まずは、この「モール型ECサイト」の特徴をお伝えしていきます。
あわせて自社サイトとの違いにもふれていくので、サイト構築を検討している方はぜひ参考にしてください。
2. ECサイトとは
そもそも「ECサイトとは何か」についておさらいしましょう。
ECサイトとは、Eコマース(E-Commerce)のサービスを提供するWebサイトを意味します。Eコマースとは、インターネット上で行われる商品やサービスの売買の通称です。
つまり、ECサイトとは「インターネットを使った商品やサービスの販売サイト」と理解しておけば問題ありません。
ECサイトは、「モール型ECサイト」と「自社ECサイト」の2種類に分けることができます。モール型ECサイトとは、前述した通りAmazonや楽天市場といったモール(商店街)に出店するサイトのことです。
一方、自社サイトとはその名の通り自社で構築したサイトを意味します。
自社サイトの場合、ゼロから作り上げるケースやECサイト構築ツールなどを活用して作成するなど、構築方法はさまざまです。
3. モール型ECサイトと自社ECサイトの違い
モール型ECサイトと自社ECサイトの定義に基づくと、これらの違いは次のようにまとめることができます。
モール型ECサイト
インターネット上に構築されているモールプラットフォームに出店しているWebサイト
自社ECサイト
インターネット上の住所にあたる独自のドメインで出店しているWebサイト
モール型ECサイトをショッピングセンター、自社ECサイトを路面に出店するとイメージすれば違いがわかりやすくなります。
モール型ECサイト | 自社ECサイト | |
---|---|---|
出店場所 | ショッピングセンター | 路 面 |
住 所 | ショッピングセンターの住所で店名のみ持てる | 独自の住所(ドメイン) |
4. モール型ECサイトのメリット・デメリット
モール型ECサイトの定義をふまえて、ここからはメリット・デメリットを紹介していきます。自社の事業状況と照らし合わせながら、チェックしてみてください。
メリット
モール型ECサイトのメリットは大きく3つです。
1. 信頼度が高い
モール型ECサイトはCMなどで目にすることがある通り知名度があります。
そのため、買い手にとっては信頼感を持ちやすいです。
インターネット上での通販やネットショッピングは、サイトのセキュリティや個人情報漏洩など多くの不安が伴うため、安心や信頼は非常に重要なポイント。
知名度がある大手のモール型ECサイトに出店することで、消費者にとっては最初から安心して利用してもらえるでしょう。
2. 集客力がある
集客力があるのもモール型ECサイトのメリットといえます。
知名度のあるモールで商売をはじめるということは、既にたくさんの人が集まっているショッピングセンターに出店するようなものです。
モール型ECサイトそのものの知名度が高く、すでに多くのユーザーを抱えているため、自社の商品が消費者の目に留まりやすくなるでしょう。
3. 出店が比較的容易である
すでにあるプラットフォームを活用できるので、出店が比較的容易であることもモール型ECサイトのメリットです。
WEB制作初心者の方であれば、ECサイト構築を学ぶところから始めなければなりません。一方で、モール型ECサイトは用意されたフォーマットに従って登録を進めていけば自社のお店を開設することができます。
また、モール自体がCMを出稿したり、セールなどの販促活動も行ってくれるサービスも自社には嬉しいポイントです。
デメリット
続いてはモール型ECサイトのデメリットを2つご紹介します。
1. 利益率の確保が難しい
モール型ECサイトには、出店料や決済などさまざまな手数料を払わなくてはなりません。
また、モール内には競合他社が多数存在しているため、似たような商品やサービスでは価格競争も起こりやすいです。
その結果、自社の商品を販売するために価格を下げることになり、利益率の確保が難しくなってしまいます。
活用を検討する際にはしっかり必要コストを確認しましょう。
2. ブランド認知が乏しい
モール型ECサイトはモールそのものの知名度が高いため、買い手にとっては「どこのブランドだったか」「店名は何だったか」というブランドイメージが残りにくいです。
たとえば、楽天市場で買い物をした際に、「楽天で買った」と言ったことはあっても、「どこどこのお店で買った」と言うことは少ない印象はありませんか?
このように、モール内での自社のブランド力での訴求は難しいというデメリットがある点も覚えておきましょう。
5. モール型ECサイトの選び方
自社の商品販路を拡大するのであれば、ユーザー数の多い大手モール型ECサイトにはぜひ出店しておきたいですよね。
しかしながら、商品を届けたいターゲットが利用しているECサイトかどうかは重要なポイントです。
たとえば、シニア向けアパレル商材を販売したい場合、ターゲット層がF1層(10代~30代の女性若者)向けのQoo10やSHOP LISTに出店しても、効果は期待できないでしょう。
その場合は、60代以上のシニア層が利用者数が多い楽天市場やAmazonなどから検討するのが賢明です。
このように、インターネット上に数多く存在するモール型ECサイトを検討する際には、集客力だけでなく、ターゲット層の利用率の高さも事前に調査することが重要です。
6. まとめ|シニア向けECサイトには「ふるさとモール」がおすすめ
今回の記事ではモール型と自社構築のECサイトのメリットデメリット、モール型の場合の選び方をご紹介してきました。
大手モールに出店するメリットもありますが、シニア層をターゲットにするのであれば、より親和性の高い「ふるさとモール」がおすすめです。
また、サイトオープン時から、50歳以上かつ5万人以上が登録する「おしるこ」からの集客経路も確保されており、多くのシニアにアプローチできます。
商品の出品作業も「おしるこ」が代行しますので、ぜひご検討ください。
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