ターゲットに届けよう!シニア世代に効果的なSNS広告の出稿先は?
もはや持っていない人はいないと言っていいほど、どの世代の人たちでもスマホやタブレット・パソコンを活用して生活しています。
特に、シニア世代のSNS利用率は年々増加しており、この世代をターゲットにして事業を展開している企業にとっては、SNS広告を活用した広報を考えていきたいと思っているのではないでしょうか。
そこで、それぞれの企業がターゲットとする年齢層へ必要な情報を届けられるように、年齢層別でみる利用SNS媒体の紹介と、効果的なSNS広告の出稿先を検証していきます。
目次
1. シニア世代のスマホ事情
シニア世代が「デジタル端末に弱い」という考え方は、もはや時代遅れなのかもしれません。
それまで主流だった携帯電話3G回線が終了したこともあり、シニア世代のスマホ所有率は増加していると言われています。
現在、シニアの世界のスマホ事情は、以前と比べてどのように変化したのでしょうか?
シニア世代のスマホ所有率
総務省がまとめたスマートフォン(スマホ)を含むデジタル端末の世帯保有率の推移を見てみると、それまでは固定電話やパソコンの保有率が高かったのに対して、2016年を契機にその割合が逆転していることが分かります。
そして、今では、様々なモバイル端末全体の中で一番世帯保有率の高い機器は「スマホ」なのです。このスマホ所有率をシニア世代にターゲットを絞って調査した結果があります。
2022年に行われたこの調査結果によると、60代では91%、そして70代でも前年に比べると70%の人がスマホを所有している状況が分かりました。
この状況を見ても分かる通り、シニア世代は「スマホが苦手なのでは?」という考えは「もう古い」ということになりますね。
年齢層別スマホ利用事情
これだけのシニア世代がスマホを所持していることは分かりましたが、シニア世代はスマホをどんなことに利用しているのでしょうか?
スマホなどの利用状況を年齢別に調べた統計結果を見てみると、60代では「よく利用している」と「ときどき利用している」を合わせると7割以上の人々がスマホを利用していることが分かります。
また、70代以上を見ても「よく利用している」と「ときどき利用している」を合わせて4割以上がスマホを利用しているという結果が出ています。
また、更に「シニア世代がスマホをどんなことに使っているのか」というところにポイントをおいて総務省の資料を見ていきましょう。まず、インターネットを利用する時には「スマホ」を使っている人が68.5%であり、それまで主流だったパソコンを20%以上上回る結果となっています。
これを年齢層別に見ても、大きな変化はなく、60代では8割以上、70代では4割の人たちが、インターネットを使う時には「スマホ」を使っていることが分かりました。
では、シニア世代がスマホを使ってインターネットを利用する時には、どんな利用目的で活用しているのかを具体的に見ていきましょう。
60代以上のシニア世代は「メールの送受信」「ホームページやブログの閲覧・更新など」そして「SNSの利用」が主な利用目的となっていることが資料から見て取れます。
中でも「SNSの利用」については、前回調査よりも4.9ポイント上昇して78.7%という結果になっており、現代のシニア世代は若者たちと変わりなくスマホでSNSを楽しんでいることが分かる結果となっているのです。
2. 年齢層別でみる利用SNS媒体
「シニア世代は思った以上にデジタルに強い」という価値観に切り替えが完了したところで、この世代がどんなSNS媒体を積極的に利用しているのかを見ていきましょう。
シニア世代をターゲットにしたSNS広告を検討しているのであれば、どんなSNSへ広告を出したら良いかが分かっていた方が絶対に効果的なマーケティングを行うことができます。
シニア世代はどんなSNS使ってる?
「NTTドコモ・モバイル社会研究所」が、シニア世代が数あるSNS媒体の中からどんなものを使っているのかを具体的に調査しています。
その結果は以下の通りです。
連絡ツールとしても多くの世代で親しまれている「LINE」が60代・70代ともに一番多く、次が「Facebook」となっています。
また、女性では「Facebook」よりも「Instagram」の方が若干利用率が高い結果となっていました。
シニアに向けた広告を出すのに良いSNSは…
上記の調査結果を見ると、シニア世代は想像以上に「LINE」を活用していることが分かります。
しかし「LINE」は連絡ツールとして使用されることが多い媒体です。
そこへ広告を出すことも良いでしょうが、シニアに向けたSNS広告は、やはりシニア世代が「SNS」というコミュニティーツールであると認識されている媒体を使用するのがおすすめだと思われます。
最近は「デジタルシニア」という言葉もあるように、シニア世代も以前に増してインターネットを活用しています。
シニア世代に向けた広告を出すなら、やはりシニアの目に止まりやすいSNSツールを選ぶのが良いでしょう。
「デジタルシニア」の特徴などは、下記のページに詳しく掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
3. どんなSNS媒体がおすすめ?
ここまでの内容を見ていくと分かりますが、かつてのシニア世代と違って「デジタルの利用・活用」に明るい現代のシニアには、それまでのオーソドックスなDMや新聞などの広告よりもSNS広告の方がおすすめだと考えられます。
シニア世代に刺さるSNSは?
シニア世代の多くがスマホを持っており、SNS媒体も活用していることを考えると、やはりシニアに向けたSNS広告を検討することが重要となってきます。
SNS広告の基礎知識などが下記のページに詳しくまとめられていますので、ぜひ読んでみてください。
上記のページの内容なども踏まえた上で、シニア世代に向けたSNS広告をどんな媒体に出せば良いのかを検討するなら、やはりシニアの利用率が高いSNSを活用したSNS広告を出稿することがおすすめだと言えるでしょう。
その中でもおすすめなのが「シニアコミュニティアプリ『おしるこ』」というSNSツールです。
「おしるこ」最大の特徴は、このコミュニティが「50歳以上限定」のアプリであるということ。
つまり、50歳以上の「プレシニア」そして「シニア世代」にだけアプローチすることができるということなのです。
ですから、ターゲットであるシニア層の求めているニーズを知ることができますし、シニア向け商品やサービスの情報を、確実にターゲット層へ届けることができるのです。
シニアへ向けた広告を届けようと思ったら、やはりシニア向けのSNSが一番「刺さる」媒体だと言えるのではないでしょうか。
4. まとめ
シニア世代をターゲットにしたSNS広告の出稿を検討する場合には、シニアが多く利用しているSNSを活用するのがおすすめですが…
更に欲を言えば「シニア世代限定」のSNSに広告を出すのが一番良い方法だといえます。
そうした点を考えても、シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」へのSNS広告が確実な出稿先であると言えるのではないでしょうか。
シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」に関する詳しい資料は、以下からダウンロードできますので、ぜひご確認ください。