記事広告|成功事例や媒体選びのポイントをご紹介
マーケティングのプロモーション施策の1つとして、雑誌やWebメディア内に通常の記事と同じような体裁で掲載する「記事広告」があります。
記事広告は、新聞や雑誌などの紙媒体とニュースアプリやブログなどのWebメディア、どちらの媒体もあります。
今回は、ユーザーの情報収集先がインターネットになった近年、特に注目を浴びているWebメディアの記事広告にフォーカスしてお伝えします。
「Webの記事広告で参考になる事例を知りたい」
「どんな媒体を選べば良いのかわからない」
本記事では、このように記事広告の出稿を検討しているマーケティング担当者に向けて、Webの記事広告の成功事例を紹介していきます。
詳しく記事広告とは何かを知りたい方は以下をご参照ください。
ぜひ最後まで目を通し、記事広告の魅力を知ってくださいね。
目次
1. 事例1|一般記事広告

まず最初に、製品の紹介やサービスの導入内容などを紹介する一般記事広告の事例をご紹介していきます。
一般記事には次のような特徴があります。
- 自社ターゲットにフォーカスした独自のコンテンツ構成
- 自社が伝えたいことの深掘り
ではさっそくみていきましょう。
事例1. 東洋経済オンライン|ハピネット
ビジネス情報メディア「東洋経済オンライン」に掲載されたハピネットの記事広告です。
東洋経済オンライン|エンタテインメント総合商社が描く未来予想図
大人も楽しめるカプセルトイの最新情報を紹介した後に、自社のリンク先を自然な形で誘導しています。
記事広告の特徴でもある広告色を感じさせないという点も、画像・バナーを一切使っていない手法にて実現しており、見た目はまるでビジネス記事そのものです。
事例2. LIG|ラクスパートナーズ
Web制作メディア「LIG」に掲載された、プログラミングスクール「ラクスパートナーズ」の記事広告です。
LIG|充実した就職支援でキャリアのプラスに!プログラミングスクール9選を徹底比較
9つのプログラミングスクールをまとめサイトではなく、記事として比較している中で、自然な流れでサービスを紹介しているのが魅力の一つ。
SEOとしても、ドメインパワーの強さや記事の質の高さより、
「プログラミングスクール 比較」
というキーワードで上位表示されるでしょう。
検索ユーザーのニーズを満たす記事を制作することで、長期的な検索流入を得ることも期待できます。
2. 事例2|インタビューや対談の記事広告

二つ目に紹介するのはインタビュー形式の記事広告です。
インタビューや対談形式の記事には次のような特徴があります。
- 商品開発やサービスへの強い思いが込めやすい
- 開発者や利用者の生の声を知ることができる
影響力のある相手に取材をすれば認知効果も高く、認知からコンバージョンまで効果は多岐に期待できます。
それでは2つの事例をみていきましょう。
事例1. withnews|メニコン
ニュースメディア「withnews」に掲載された、メニコンのコンタクトレンズ対談形式の記事広告です。
withnews|「カッコいい年のとり方」を考えたら、見えにくいモノが見えてきた
一見、中年男性2人による、加齢についての座談会かと思いきや、メニコンのコンタクトレンズを販売されているスタッフが登場し、専門的な情報も網羅。
文調が小難しい記事より少しラフで、コンタクトレンズの商品画像こそあれど、バナーではありません。
こらちも一貫して広告色がない記事になっています。
事例2. ITmedia|東京海上日動
ビジネスメディア「ITmedia」に掲載された東京海上日動システムズ 常務取締役 小林賢也氏のインタビュー記事です。
ITmedia|東京海上日動が進めるDXの神髄は「インフラ戦略」にあり
内容はインタビューを通して、DX推進のためのインフラ戦略の可能性についての紹介記事です。
このように経営者や業界で活躍している社員へのインタビューを通して企業の強みなどをアピールすることも多々あります。
3. 事例3|商品レビュー・体験レポート記事広告
最後に紹介するのは実際に商品を使った感想や体験を主とした、商品レビュー・体験レポート記事広告です。
特徴は次のようなものがあります。
- 誰でも真似できそうな内容を伝えられる
- ブランドの体験型認知
第三者が実際に商品を使ってみながら、使用感や得られる成果をリアルな言葉で訴求できます。
そのため、「宣伝目的だから褒めてるだけではないの?」とユーザーが怪しむポイントについてもあえて言及。
その結果、読み手の不安の払拭に役立ちます。
では2つの事例をみていきましょう。
事例1. マイナビウーマン|乗馬クラブクレイン
女性向けニュースメディア「マイナビウーマン」に掲載された、全国に展開している「乗馬クラブクレイン」は体験型の記事広告です。
マイナビウーマン|仕事も悩みも全部忘れてリフレッシュ! 開放的で癒される「乗馬」の魅力とは?
「乗馬がなぜ人気を呼んでいるのか?」という疑問の真相を探るべく、実際にマイナビウーマンのスタッフ女性が乗馬体験に初チャレンジ。
その様子やサービス内容を詳しく説明した後に、近くの乗馬クラブクレインを検索できるよう誘導しています。
こちらはインフルエンサーや著名人ではなく、マイナビウーマンのスタッフが体験していることが特徴。
読み手への広告感を希釈させている好事例といえます。
事例2. キナリノ|育てるタオル
女性向け暮らし情報メディア「キナリノ」に掲載された、育てるタオル記事広告です。
キナリノ|家でも外でも手放せない。毎日使うものこそ、心地よさを
インスタグラマーで双子のママさんに「育てるタオル」を試してもらい、下記の2つを紹介しています。
- 1日の生活の中でどのように商品を取り入れているか
- 使用事例
- プレゼントなどのにもおすすめという追加情報
ママさんの1日を時間軸で追う形の記事になっています。そのため、実際に使用している場面が想像できる、心温まる記事広告に仕上がっています。
キナリノのもつ生活感のある媒体特性ともマッチしていますよね。
4. 媒体選びのポイント3つ
記事広告には、コンテンツの種類だけでなく、出稿媒体も多岐にわたることがお分かりいただけたかと思います。
そのうえで、自社のサービスや商品の記事広告を出したいと検討する際に、「どの広告媒体を選ぶのが適切なのか」という悩みも出てくるでしょう。
記事広告の掲載先となる媒体選びのポイントは、大きく次の3つです。
- SNSでシェアできるかどうか
- サービスや商品と読者層が合っているか
- PV保証型などの契約内容は適切かどうか
認知や集客に大きな影響を与えるWeb広告だからこそ、目的に合った配信先を選びたいですよね。
適切な媒体を選ぶためには、まず媒体の種類と特徴を理解するところからスタートしましょう。
媒体の理解を深めることで、自社のサービスや商品と相性の良い出稿先の見当がつくようになりますよ。
5. まとめ
今回の記事では、記事広告の種類や事例、媒体選びのポイントを紹介してきました。
記事広告は、第三者の立場から商品を紹介することで信頼を得やすかったり、SEOを意識した記事にすることで検索上位を優位に狙えたりします。
Web広告の中でも、特にシニア向けの記事広告を検討している方は、ぜひ「おしるこ」のサービス事例もご参照ください。
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