広告媒体の種類と効果を紹介!目的に合った最適な選び方も解説
自社サービス・商品の広告を出したいと思ったときに悩んでしまうのが「どの広告媒体を選び、どこにどれだけ費用をかけるのが適切なのか」という点です。
広告は、集客を直接左右する重要なもの。目的に合った広告媒体を選べば、効果の高い広告が可能になります。
自社に合った出稿先を選ぶためには、広告媒体の種類や選び方を知っておくことが大切です。
そこでこの記事では、広告媒体の種類やそれぞれの特徴、選び方について解説します。広告媒体の種類が多く、どこに出稿すればいいのかわからないとお悩みの方は、ぜひ記事を役立ててみてください。
目次
1. 広告媒体の種類
広告媒体とは、広告の出稿先のことで、「媒体」「メディア」と呼ばれることもあります。広告を出稿する際は、どの広告媒体を選ぶかということが非常に重要です。
広告の効果を高めるためには、自社サービス・商品のターゲットや、達成したい目的に合わせて最適な広告媒体を選ぶ必要があります。
広告媒体は、大きく分けて「オフライン広告」と「オンライン広告」の2つがあり、そこからそれぞれさらに細かく分かれます。
オフライン広告
マス広告 | テレビ広告 ラジオ広告 新聞広告 雑誌広告 |
SP(セールスプロモーション)広告 | 新聞折込チラシ DM(ダイレクトメール) 交通広告・屋外広告 同封広告・同梱広告 ポスティング 会員誌会報 イベントプロモーション フリーペーパー,フリーマガジン など |
オンライン広告
リスティング広告 | Google AdWords Yahoo!プロモーション広告 など |
ディスプレイ広告 | バナー広告 テキスト広告 動画広告 インフィード広告 リターゲティング広告 など |
SNS広告 | Twitter LINE TikTok おしるこ など |
ここからは、広告媒体の種類について詳しく解説していきます。
オフライン広告
オフライン広告とは、インターネットを介さずにサービスや商品の宣伝を行う広告です。ここでは、オフライン広告を「マス広告」と「SP広告」の2つに分けて詳しく解説します。
マス広告
マス広告とは、「テレビ広告」「ラジオ広告」「新聞広告」「雑誌広告」を活用した広告のことです。昔ながらの広告媒体で、人の目に入る機会が多く、圧倒的に多くの人に情報を届けられることが特徴です。
現代ではインターネットを活用したオンライン広告が主流になっていますが、幅広い年齢層に情報を拡散したい場合や認知度を上げたい場合には、マス広告は高い効果を発揮します。
SP広告
SP(セールスプロモーション)広告とは、ターゲットに対して有益な情報を提供することで購買意欲を高め、購買行動へ促す目的を持った広告です。
SP広告はニッチメディアとも呼ばれ、以下のようにさまざまな媒体があります。
- 新聞折込チラシ
- DM(ダイレクトメール)
- 交通広告・屋外広告
- 同封広告・同梱広告
- ポスティング
- 会員誌会報
- イベントプロモーション
- フリーペーパー・フリーマガジン など
SP広告はターゲットを属性分けして限定的なプロモーションができるため、施策実施後の効果検証がしやすく、今後のマーケティング戦略にも活かせることがメリットです。
単独での実施ではなく、オンライン広告などと組み合わせて活用し、相乗効果を得るために使われることもあります。
オンライン広告
オンライン広告とは、オンライン上の広告枠などに出稿できる広告のことです。インターネットにつながったスマートフォンやパソコン、タブレットに広告コンテンツを表示できます。
オンライン広告にはいくつもの種類がありますが、ここでは「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「SNS広告」の3つに分けて詳しく解説します。
なお、オンライン広告については下記の記事でも詳しく解説していますので、よろしければこちらもご覧ください。
→オンライン広告とは?掲載場所・広告種類・課金形態別にメリットや特徴を解説
リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に表示する広告のことです。検索キーワードに合わせた広告を表示できるため、ターゲットに効果的な訴求ができるという特徴があります。
また、地域・時間帯・デバイス・広告文を条件づけるなど、ユーザーを絞り込んだ配信も可能です。
リスティング広告はクリック課金型で、広告が表示されただけでは料金がかからず、クリックされて初めて料金が発生するため、低予算から始められることもメリットです。
リスティング広告を出稿できる媒体としては、「Google AdWords」と「Yahoo!プロモーション広告」が非常に有名です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリ内の広告枠に表示される広告を指します。画像・動画・テキストで構成され、掲載フォーマットは「バナー広告」「テキスト広告」「動画広告」「インフィード広告」などさまざまです。
ディスプレイ広告は、動画や画像などで多くの情報を伝えられることや、顕在層だけでなく潜在層にもアプローチできることがメリットです。また、過去に自社サイトに訪れたユーザーに広告を配信する「リターゲティング広告」も可能です。
SNS広告
SNS広告とは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に配信する広告を指します。SNSに登録されているユーザーの年齢や性別、趣味や関心などのデータをもとに、ターゲットを絞った広告配信が可能です。
SNS広告には、以下のような種類があります。
- LINE
- TikTok
- おしるこ など
SNS広告は情報の拡散力が高く、企業やサービス・商品の知名度アップにもつながります。また、SNS広告はブランディング効果もあり、顧客をファン化できることもメリットです。
2. 広告媒体の選び方
広告を成功させるためには、広告媒体の選び方が重要です。選び方を間違えると、以下のような失敗が起こってしまうこともあります。
- 認知度は上がったが、問い合わせが増えない
- 広告を出したのに自社ホームページへのアクセス数が増加しない
- 資料請求は増えたものの、売上は変わらない など
広告媒体・広告メディアにはたくさんの種類があり、選択肢が多いからこそ「どの広告媒体を選べば成果につながるかわからない」という声も多いです。
最適な広告媒体を選ぶためにも、選び方を知っておきましょう。ここからは、広告媒体の選び方について解説します。
目的に合わせる(認知拡大・見込み客獲得など)
広告媒体によっても特徴や強みとする部分に違いがあるため、自社が広告を配信する目的に合ったものを選ぶ必要があります。
「自社サービス・商品を知ってほしい」「自社ホームページへのアクセスを増やしたい」「見込み客を獲得したい」「ブランディングしたい」「問い合わせや申込み件数を増やしたい」など、まずは目的を明確にし、それに合った広告媒体を選びましょう。
たとえば、「ターゲットにサービス・商品を購入してほしい」「会員登録してほしい」など直接的な訴求を行いたい場合は、ターゲットを絞れるオンライン広告が向いています。
一方で、「自社サービス・商品を知ってほしい」場合など、認知を広げるのは幅広く発信できるマス広告のほうが得意です。
目的が定まらないままだと、成果につながりにくい広告媒体を選んでしまうリスクがあります。広告媒体を選ぶ前に、目的の整理や共有を行っておきましょう。
自社サービス・商品のターゲティングに合わせる
たとえば、若年層にリーチしたいのに、若年層の購読者数が少ない新聞広告に出稿しても、高い効果は期待できません。ターゲットが目にする機会の多いオンライン広告などが向いているでしょう。
50歳以上のシニア層をターゲットとしたサービス・商品を宣伝する場合、これまで主流となっていたのは新聞広告や折込チラシなどのオフライン広告でしたが、近年ではオンライン広告でのアプローチの重要性が高まっています。
総務省が発表した「令和2年通信利用動向調査の結果」によれば、スマートフォンの利用率は60〜69歳が64.4%、50〜59歳の場合では83.3%にもなり、現代のシニア層のほとんどがスマートフォンなどのデジタルデバイスを使いこなしています。
オフライン広告によるシニア層へのアプローチで思うような効果を実感できていない場合は、オンライン広告の活用もおすすめです。
自社の費用感に合わせる
広告媒体によって、かかる費用は大きく変わってきます。自社で想定している費用感に合わせたものを選ぶことも重要です。
自社が想定する広告予算で可能な範囲で、最適な広告媒体を選びましょう。
テレビ広告・ラジオ広告・新聞広告・雑誌広告などのマス広告は広告費用の相場が高く、手軽に広告を行うのは難しい広告媒体です。
一方、SNS広告やリスティング広告、ディスプレイ広告などのオンライン広告は「クリック課金(1クリックごとに料金が発生)」、「インプレッション課金(一定のインプレッション数ごとに料金が発生)」など、費用を抑えて始められる課金形態となっています。
3. まとめ
近年活用される広告媒体は大きく「オフライン広告」と「オンライン広告」の2つに分けられますが、それぞれ種類が豊富なため、最適な広告媒体を選ぶことが大切です。
自社の目的やターゲティング、費用感に合ったものを選ぶことで、効果の高い広告が行えるでしょう。
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