【事例紹介】SNS広告の成功事例8選!成果を出すために必要なこととは?
ビジネスを展開するにあたり、SNS広告の出稿は、潜在顧客の開拓やブランディング、ファン獲得など、売り上げアップにつなげる上で有効な手段です。
しかし実際、どのようにSNS広告を出稿すれば効果があるのかイメージがわかない方も多いでしょう。
残念ながら、SNS広告においては「これをすれば成功できる」という定説はありません。しかし、SNS広告の成功事例からヒントを得ることはできます。
ここでは、FacebookやLINEなどの各SNSにおいて、SNS広告成功事例をご紹介します。成功事例に習いながら自社のターゲットに合ったSNSで広告を出し、集客を効率化しましょう。
目次
- SNS広告の成功事例の共通点は「ターゲットにあったSNSの活用」
- Facebook広告の成功事例
- Instagram広告の成功事例
- Twitter広告の成功事例
- LINE広告の成功事例
- Youtube広告の成功事例
- おしるこ広告の成功事例
- SNS広告の成功事例から効果的な広告運用をしよう
1. SNS広告の成功事例の共通点は「ターゲットにあったSNSの活用」
SNS広告の成功事例では、共通して「ターゲットに合ったSNSを活用している」という特徴があります。
facebookやInstagram、TwitterなどのSNSは、複数を併用している方も多いと思いますが、利用目的や得られる情報はそれぞれのSNSごとに特徴があるかと思います。
SNSごとの特徴・違いを把握し、自社の広告にぴったりなSNSを選ぶことが、成功のポイントです。
では具体的にどのような成功事例があるのでしょうか?次の章から、SNS別に成功事例をご紹介していきます。
SNSごとの特徴やおすすめについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
2. Facebook広告の成功事例
Facebookは中高年を中心に普及しています。
実名登録が必要なFacebookでは、他のSNSに比べてターゲティング精度が高いことが特徴です。
名前だけではなく「年齢」「住所」「職業」「学歴」などさまざま情報が公表されているので、ピンポイントにターゲットを絞り込むことができます。
「オイシックス」の成功事例
食材を通信販売する企業「オイシックス」は、Facebook広告経由でのコンバージョン率を約7倍もアップさせました。
オイシックスはFacebookのユーザープロフィールから、細かなデータを集め、購入の可能性が高いユーザーの絞り込みをおこないました。
具体的には、30~50代の主婦層の行動履歴を分析し、箱の中に食材が詰まった写真と価格を表示してサービスをアピールした結果、コンバージョン率の向上に成功しました。
オイシックスのように、しっかりとターゲットを絞り込み、アピールポイントを明確にできれば、少ない費用でも効果的な宣伝がおこなえるでしょう。
実際、オイシックスが広告運用をおこなった期間は16日間という短い期間でしたが、高いコンバージョンを生み、その後も口コミで新規利用があったようです。
「京都やまちや」の成功事例
京都やまちやは健康食品を手がける企業です。FacebookとInstagramに動画広告を投じた結果、コンバージョン率が約2倍アップしています。
Facebook広告はInstagramや外部の連携サービスにも配信できるという特徴があり、指定した媒体に自動配置することが可能です。
モバイルデバイスに最適化した広告作成をおこなったことが成功のポイントと考えられます。
3. Instagram広告の成功事例
Instagramは、若い女性の利用が多いSNSです。
写真や動画の投稿がメインのSNSであるため、イメージ戦略がしやすいと言えます。
また、投稿内容が24時間以内に削除される「ストーリー機能」があることも特徴です。このようなストーリーズ広告もうまく活用できると、さらなる集客が見込めます。
「日本航空」の成功事例
「日本航空」は、Instagram広告で多くのリーチを獲得したという成功事例があります。
日本航空は、当時話題性の高かったラグビー日本代表を起用し、認知度の低かったラグビーのルールや情報を15秒の動画にまとめて配信しました。
Instagramのストーリーズ広告を利用したことで、1,000万リーチを獲得しています。
ストーリーズは全画面表示の広告ですが配15秒という短い広告のため、離脱率も低かったと考えられます。
話題性やターゲットが興味の出る広告が配信できれば、高い効果を発揮するでしょう。
4. Twitter広告の成功事例
Twitterは他のSNSに比べて拡散力が強く、広告クリエイティブ次第では大きな効果が期待できるSNSです。
Twitterはツイートやリツイート内容から、ターゲティングすることができます。
近年では、ビジネスシーンで利用されることも多く、広く運用されています。
「AnkerJapan」の成功事例
「AnkerJapan」はモバイルバッテリーなどのアクセサリー機器を販売している企業です。Twitter広告を活用し、約4万人のフォロワーを獲得しています。
「ハッシュタグと写真をセットで投稿した方には、プレゼントをおこなう」といった広告を配信し、広告の拡散を狙いました。
この施策によって拡散力は高くなり、ハッシュタグのあるツイートをAnkerJapanが更にリツイートすることで効果的に拡散させていました。
成功のポイントは、広告を拡散させるだけでなく、ユーザーの参加を促したことが大きな影響を与えたと考えられます。
AnkerJapanのように、Twitter広告を活用する場合は、ユーザーの参加を意識してみてはいかがでしょうか。
「アース製薬」の成功事例
アース製薬はセグメントを細かく設定できる点を活用し、Twitter広告を利用する前提でアカウントを開設しました。
エイプリルフールネタとして投稿した「らくハピお風呂できのこ栽培」というジョーク製品のツイートを投稿し、1日で97万以上のインプレッションを達成。
具体的な取り組みとしては、企業のエイプリルフールネタが好きそうなゲームやアニメファンの方々をターゲティングしました。
5. LINE広告の成功事例
LINEは国内ユーザーが一番多いSNSです。ユーザーの年齢層も幅広く、連絡手段として日常で使用されるコミュニケーションツールとしては最もメジャーですので、使用される機会は多いでしょう。
ユーザーの年齢層が幅広いため、ターゲットが絞りにくいデメリットもありますが、外部ツールを利用し「公式LINE」に誘導することで、ファンの獲得を狙えます。
LINE広告で成功した「バルクオム」の事例
メンズスキンケア用品を販売する「バルクオム」は、LINE公式アカウント(旧LINE @)の友達追加を促し、広告費をかけずにリーチをかけることに成功しています。
バルクオムのLINE公式アカウントでは、チャットbotを使用し、自動でコミュニケーションをとり、販促をおこなっていくことで販売促進に成功しました。
友達追加が大きな壁となりますが、友達追加をすれば無料で肌診断をおこなうというサービスを追加することで、スムーズな集客がおこなえています。
また、肌診断をおこなうことで、ユーザーごとにぴったりなスキンケア商品を紹介できるという効果もあり、リーチから販売までがスムーズです。
Twitter広告のように、ユーザー参加型の企画を考えることで、大きな効果を生み出す可能性も秘めています。
6. Youtube広告の成功事例
動画広告はさまざまな媒体が考えられますが、「YouTube」はその代表として考えてもよいでしょう。国内だけにとどまらず、国外でもユーザーが多いです。
5〜30秒の短い動画の中で、興味を引く広告を作れるかどうかがポイントになります。
「ジョブカン」の成功事例
「ジョブカン」は、YouTube広告で効果的な広告配信をおこなっている企業の一つです。
動画広告では「冒頭のインパクト」「再生時間の短縮」「複数のパターンを作る」といった鉄則がありますが、この鉄則を入れ込んだ動画広告で広く認知されています。
15秒の短い動画を複数つくり、視聴者を飽きさせない工夫が盛り込まれています。
各企業、動画広告には力が入っているので、オリジナリティやクリエイティブ性が問われるようになるでしょう。
7. おしるこ広告の成功事例
おしるこは、50歳以上のシニア限定のSNSアプリです。
SNSといえば若者しか利用しないイメージがあるかもしれません。しかし、総務省が発表した令和3年版情報通信白書によると、LINEは50代の約85%が、YouTubeは約81%が利用する時代です。今や、SNS広告はシニアにも有効ということがわかるでしょう。
おしるこは現在のユーザー数は4万人台と、他のSNSアプリと比較すると規模は小さいですが、確実にシニアをターゲットに広告を打てることがメリットです。
健康食品企業の成功事例
おしるこ広告を出稿した健康食品企業は「体験型広告」を利用し、女性の冷え性改善を助ける健康食品の試供をユーザーに実施。文字や動画のみでは伝わらない商品の良さをユーザーに実感してもらい、アプリ内で感想を投稿してもらうことで認知拡大に成功しました。
受動的になりがちな広告も、体験型広告でユーザーに商品やサービスを試してもらうことで能動的になり、商品に興味を持ちやすくする新たな広告のスタイルと言えるでしょう。
おしるこを活用したさらに詳しい事例は、以下の記事でもご紹介しています。
8. SNS広告の成功事例から効果的な広告運用をしよう
各SNSの特徴や、企業がおこなった効果的な広告配信事例を紹介してきました。
SNSで広告配信をするためには、ターゲットを明確にすることが大切です。また、広く拡散したいと考えるのであれば、拡散力高いSNSを活用し、ユーザーが参加しやすい企画を検討するとよいでしょう。
また、どの形であっても「目に留まるインパクト」「おもしろさ」「興味をそそる」といったポイントが大切です。その上で、コンバージョンできるように行動を促す必要があります。
広告を見ていただく仕掛けから、購入までをどれだけスムーズにおこなえるかが、成功の鍵です。
顧客を意識したアプローチ方法で、効果的なsns広告の配信をおこないましょう。
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