SNSのエンゲージメントとは?エンゲージメント率を上げるポイントを理解しよう | シニアド

SNSのエンゲージメントとは?エンゲージメント率を上げるポイントを理解しよう
WEB広告の基礎知識 投稿日: 更新日:

SNSのエンゲージメントとは?エンゲージメント率を上げるポイントを理解しよう

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企業でSNSを運用していると、時折耳にする「エンゲージメント」という言葉。

あなたは、この「エンゲージメント」をどのくらい理解できているでしょうか?

マーケティングの世界では「ファンやフォロワーからの積極的な接触」を意味するエンゲージメントを上げることは、SNSを上手に運用していくための重要なポイントになります。

今回は、主要SNSのエンゲージメント率の計算方法や、エンゲージメント率を上げるポイントについて詳しく解説していきます。

目次

  1. SNSのエンゲージメントとは
  2. 主要SNSのエンゲージメント率の計算方法
  3. エンゲージメント率を上げるためのポイント
  4. まとめ

1. SNSのエンゲージメントとは

sns広告クリック率

SNSのエンゲージメント率を上げるためには、まずその言葉の意味と重要性をしっかりと理解しなくてはなりません。

そこでまずビジネスやマーケティングの世界で使う「エンゲージメント」の意味や重要性について解説していきます。

エンゲージメントの解説

SNSを運用する上で重要とされている「エンゲージメント」という言葉は、本来「engagement」という英語であり、その意味は「約束」「契約」というもの

また別の意味としては「興味を持って関わること」「人々の興味を掻き立て何かに関わらせること」いうことを含んだ言葉でもあるのです。

つまり、この言葉をマーケティング目線で見ると「企業とユーザーのつながり」を表しており、ユーザーが企業のアクションに対して行う「いいね」や「コメント」といったリアクションのことを「エンゲージメント」と呼んでいるのです。

エンゲージメントの重要性

「企業とユーザーのつながり」を表す「エンゲージメント」がどのくらいあったかを示すのが「エンゲージメント率」です。

SNS上で投稿などに反応したユーザーの割合を表しており、エンゲージメント率を指標にするとSNS運用がやりやすく、重要であるとの考え方もあります。

なぜなら、SNSを運用していると、どうしてもフォロワーの数に目がいってしまいやすくなるからです。

もちろん、SNSのフォロワーを増やすことも大切ですが、フォロワーの数ばかり気にしていると、結果的に売り上げにはつながらないユーザーばかりが増えることになります。

そうならないために、エンゲージメント率が重要になってくるのです。

エンゲージメント率を高めることに目を向けると、投稿内容による反応の違いやユーザーが持っている興味や関心が分かり、SNS運用を効果的に進めることができます。

エンゲージメントの重要性を理解して、効果的なSNS運用を展開していきたいものですね。

2. 主要SNSのエンゲージメント率の違い

sns

エンゲージメントの重要性が分かったところで、実際に運用しているSNSのエンゲージメント率を割り出して、ユーザーの集客につなげていきたいと思いますよね。

基本的にエンゲージメント率は、以下の計算方法で算出することができます

(エンゲージメント総数÷投稿が表示または閲覧された数)×100=エンゲージメント率

ただしエンゲージメントの定義など、SNSごとに細かい違いはあります。そこで、主要SNSにおける細かな違いを解説していきます。

Instagramのエンゲージメント率

Instagramでは、投稿が表示された数のことを「インプレッション数」と呼びます。

これらの数値は、プロアカウントの「インサイト」という項目から確認することができます。

また、投稿から直接「インサイトを見る」をタップして確認することもできるため、投稿ごとのエンゲージメントを確認することも可能です。

Instagramでは「リーチ数=投稿を見たアカウント数や投稿を見られた数」や「インタラクション数=記事投稿やストーリー投稿などに対するエンゲージメント」などを確認することができ、国・性別・年齢別の数値も確認できます。

X(旧Twitter)のエンゲージメント率

X(旧Twitter)のエンゲージメントにおいてもInstagramと同じように、投稿の表示・閲覧数は「インプレッション数」と呼ばれています。

しかし、Xにおけるインプレッション数とは、ポスト(以前はツイートと呼ばれていた)の閲覧数のことであり、そこに「リポスト数(以前のリツイート)」や「いいねの数」などといったエンゲージメントを確認しつつ冒頭の計算式でエンゲージメント率を割り出します

Xでのエンゲージメント数には、いいねの数やコメント数、投稿保存の数などが含まれていることを覚えておくとよいでしょう。

各投稿の右下にある三本バーのところをクリックすると、エンゲージメントの確認をすることができます。

Facebookのエンゲージメント率

Facebookでは、投稿を閲覧したユーザー数を「リーチ数」と呼び、エンゲージメント総数をリーチ数で割ることでエンゲージメント率を割り出します。

リーチ数などを含むエンゲージメントは、Facebookのトップ画面左側にある「インサイト」から確認することが可能です。

インサイトでは、リーチ数やエンゲージメント数(いいね数やクリック数など)の他にも、インプレッション数(投稿の総閲覧数)なども確認することができます。

このように、同じ言葉でも他のSNSとは捉え方が違うため、間違いのないように覚えておきましょう。

Facebookは他のSNSと比べても、若い世代よりもシニア世代に根強い人気のあるSNSですので、シニア向けサービスを検討している企業であれば、エンゲージメント率をしっかり割り出してSNS運用に役立てていきたいものです。

2021年に調査されたランキングを見ても、Facebookは2位と高い位置に付けています。

更に詳しい内容については、下記のページに詳しく解説されているため一度ご覧になってみてください。

3. エンゲージメント率を上げるためのポイント

各SNSのエンゲージメント率が割り出せると、その数値を高めていくことに意識が向くものですよね。

しかし、どうやってエンゲージメント率を上げていけば良いのか、ちょっと見当がつかない人も少なくないのではないでしょうか。

ただフォロワーを増やせばいいというわけではない「エンゲージメント率の上げるためのポイント」について詳しく解説します。

ユーザー目線でのコンテンツ制作

企業がターゲットとしているユーザーに対してSNS投稿への反応を求めるのであれば、その投稿や広告制作は、ユーザー目線でなくてはなりません。

ブレないSNS運用を進めていくためには、自社の求める利益を叶えるようなテーマを決めて、そのコンテンツを閲覧してくれる仮想の人物像「ペルソナ」を作ってみましょう。

「ペルソナ」とは、SNS投稿を見てくれるであろう人物を想像し、性別・年齢・住んでいる地域、更には趣味嗜好や属性などを設定するのです。

この時に、ペルソナで設定したターゲットが投稿を「いつ」「どこで」見て、「どんなアクションを起こすのか」まで考えておくと、よりユーザーの目線に近づいたコンテンツが作れます。

SNSを運用する側が、いかにユーザーの気持ちを掴めるかどうかが、エンゲージメント率を上げるための大きなポイントとなるのです。

SNS運用のための内容というわけではありませんが、ユーザー目線のSNS広告制作のコツが以下のページに記されていますので、ぜひ参考にしてください。

ユーザーとのコミュニケーション

エンゲージメント率を上げるためのポイントとして、ある意味最も重要なのは「ユーザーとのコミュニケーション」です。

誰でも、自身のコメントに反応を返してもらえたら嬉しいもの。

「いいね」やコメントをくれたユーザーには積極的に返信を返して、コミュニケーションを取るように努めていきましょう。

ユーザーと企業のコミュニケーションが円滑になると、エンゲージメント率は高まりやすいと考えられています。

SNSとアプリの併用

SNSのエンゲージメント率を上げるためには、アプリを併用すると良いとされています。

別に、アプリが無いとSNSが運用できないわけではありませんが、アプリを併用することで本来の目的である商品を購入してくれる可能性の高いユーザーにアプローチすることができます。

SNSとアプリの併用の成功事例として、シニア向けSNS「おしるこ」があります。

「おしるこ」は50歳以上限定のSNSですが、アプリも同時に運用されており、SNSとしての要素だけでなく、企業が求める「ターゲット層が何を求めているか」などといったことにも十分応える内容となっています。

SNSをフォローしてくれるだけでなく、アプリまで使ってくれているユーザーは、企業にとって特に大切にするべきユーザーであることが分かります

シニアがどのようにアプリを活用しているのかについては、下記のページをご覧ください。

4. まとめ

SNSを効率よく運用して、企業にとっての利益を生み出していくためには、絶対に無視することができない「エンゲージメント率」。

このことを理解し、ポイントを押さえて運用していくことで、本当に企業の利益につながるユーザーを獲得することができるのです。

特に、年齢別でエンゲージメントを見ていくと、ターゲットとする年齢に合わせたSNSを運用することの重要性も理解できるのではないでしょうか。

例えば、シニア層をターゲットにするなら、やはり「シニア向け」SNSを運用するのがおすすめです。

シニア向けコミュニティアプリ「おしるこ」に関する詳しい資料は、以下からダウンロードできますので、ぜひご確認ください。

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