ターゲティング広告とは?仕組みと種類をわかりやすく解説!
自社の商品やサービスをターゲットに合わせて広告を出稿したいと考えている方には、ターゲティング広告がおすすめです。
とはいえ、初めてターゲティング広告を検討する際に、「どんな広告なのか」「種類や仕組みを知りたい」と考えますよね。
そこで今回の記事ではターゲティング広告とはどんな広告なのか、メリット・デメリット、広告種類などをわかりやすくご紹介していきます。
ターゲティング広告の出稿を検討しているマーケティング担当の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1. ターゲティング広告とは?
ターゲティング広告とは、その名の通り「ターゲットを狙って配信する広告」です。
一度サイトで調べものをすると、その後、調べた商品やサービスに似たような広告が出てきた経験はありませんか?
それはターゲティング広告が配信されているためです。
ターゲティング広告は、インターネット上でのユーザーの行動履歴や登録情報をもとに条件を指定し、自社の商品・サービスに興味関心がありそうなユーザーをターゲットとして(=狙って)広告を配信します。
また、Yahoo!やGoogleといった特定の媒体ではなく、特定のユーザーに絞り込んで広告配信する広告全般を「ターゲティング広告」と呼び、配信方法によっていくつかの種類があります。
特にSNS広告におけるターゲティング方法を詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
2. ターゲティング広告の種類
ターゲティング広告は、どんなユーザーに配信するのかというターゲティング方法によって分類されます。
ここではまず、代表的なターゲティング広告の種類を5つご紹介します。
目的や用途に合った配信をするためにも、しっかりおさえておきましょう。
1. 行動ターゲティング
行動ターゲティングとは、インターネット上のユーザー行動に基づくターゲティング方法です。ターゲティングされる行動は多岐にわたり、商品の購入や資料の問い合わせ、サイトのお気に入り登録などがあげられます。
たとえば、何度もダイエット関連のサイトを訪問しているユーザーに、「ダイエットに興味があるだろう」と仮定した上で条件を設定、ダイエット食品やサプリメントの広告を配信することができます。
2. オーディエンスターゲティング
オーディエンスターゲティングとは、ユーザーの商品購入履歴やサイト訪問履歴などから読み取れる「ユーザー属性」や「行動履歴」から抽出された「人」をターゲティングする方法です。商品を購入する際に登録した個人情報を元に、関連性の高い商品・サービスの広告を配信することが可能になります。
たとえば、FacebookのようなSNSは個人情報を登録することがほぼ義務なので、性別や年齢にあった商品の広告を届けることができます。
3. リターゲティング
リターゲティングとは、一度サイトを訪問し、購入に至らなかったユーザーに再度広告を配信するターゲティング方法です。
ECサイトなどで商品を検討したが、購入しなかった商品の広告を再度目にしたことはありませんか?この現象は、商品をカートには入れたが検討して終わってしまった、というユーザーに改めて広告を配信することで、購入を促しているのです。
4. コンテンツターゲティング
サイトの内容をコンテンツと呼びます。そのコンテンツの種類や属性に関連した広告を配信する手法を、コンテンツターゲティングといいます。
サイトを構成しているページがどんなコンテンツなのかをあらかじめ解析し、条件となるキーワードを登録することで、関連性が高い記事コンテンツページの広告枠に広告配信することが可能になります。
たとえば
- 女性ユーザーが多く訪問するコスメ系のコンテンツページには化粧品関連の広告
- 高齢者が多く訪問するサイトには健康食品関連の広告
このようにターゲットが見ているサイトの内容に連動した広告を配信することができるのです。
5. ジオターゲティング
ジオターゲティングとは、ユーザーのジオ=位置情報を基にターゲティングする方法です。
具体的には、IPアドレスやGPS、Wi-Fiの接続情報から取得できる位置情報をベースに、ユーザーの近隣エリアに関連する広告を配信することができます。
たとえば、新宿で「おすすめ ランチ」と検索すると、新宿付近のレストランの広告が表示されます。ほかにも、特定の大学キャンパスにいる大学生をターゲットに不動産や学生旅行などの広告を配信することも可能です。
3. ターゲティング広告のメリット・デメリット
ターゲティング広告に共通していることは、「自社の商品やサービスに興味を持ち、購入見込の高いユーザーに狙い撃ちできる」ことです。
この点はテレビCMのように不特定多数のユーザーに広告出稿するよりも効率的ですよね。このようにターゲティング広告にはメリットが多くありますが、ターゲティング広告ならではのデメリットもあります。
ここでは、ターゲティング広告のメリット・デメリットをみていきます。デメリットを知ることで、解決策や対策をあらかじめ考えることもできるでしょう。
メリット|見込み客にアプローチができる
サウナに興味のないユーザーにいくらサウナグッズやテントサウナの広告を配信しても、興味を持ってくれる可能性は低いでしょう。
逆に、サウナについて詳しく調べているユーザーの行動履歴に基づいたターゲティング広告を配信すれば、「ここのサウナに行ってみたい」「サウナグッズを新調しよう」と購入検討に前向きになります。
このように、ターゲティング広告は「購入=コンバージョン」につながりやすい見込み客に対し、効率的にアプローチすることができるのです。
興味関心のない層に広告を配信するとその分コストもかかるため、無駄を抑え、効率的に広告予算を使うこともできます。
デメリット|ユーザーに広告疲れをもたらす
ターゲティング広告は、特定のユーザーに対して集中的に似たような広告が表示されます。
そのため、「もう買う気がないのにしつこいな」「自分の情報が盗まれているのか」など、広告を不快に感じてしまう方もいます。
ユーザーに広告疲れを与えてしまうと、その商品やサービスを扱っている企業のブランドイメージも下がってしまうこともあります。
そのため、広告の配信回数や頻度はしっかり運用することが重要です。
4. まとめ|シニアのターゲティングにはSNS「おしるこ」がおすすめ
今回の記事では、ターゲティング広告の仕組みや種類、メリット・デメリットを解説しました。
ターゲティングは「自社の商品を誰に買ってもらいたいか」を決め、届けることです。
「サイトを訪問した人」や「カートに商品を入れてサイト離脱した人」など、届けたいユーザーの条件をしっかり設定することで、ターゲティング精度はより高くなるでしょう。
この理屈は、若年層からシニア層まで、あらゆる世代をターゲットに広告を配信したい場合も同じです。ただし、年代に限定して行動履歴を分析・解析することは、広告運用の経験がある程度あるプロでなければ難しいのが実情です。
そこで、利用ユーザーの年代の傾向が分かりやすいSNS広告を検討してみてはいかがでしょうか。
特に、シニア世代に有効なのが、50歳以上限定のSNS「おしるこ」です。
必ず50歳以上のユーザーをターゲティングできるだけでなく、サイト内でユーザーが貯めたポイントは商品・サービスと交換できるので、購買意欲も刺激できます。
難易度が高いと説明した広告運用もスタッフが行いますので、シニアへのターゲティング広告を効率よく配信したい際には、ぜひSNS「おしるこ」をご検討ください。