Twitter広告にはどんな種類があるの?売れる広告の特徴3つもお伝え【事例紹介】
Twitter広告で自社の商品の認知を広げ、これから売上を上げたいと思っていませんか?
この記事では、若者だけでなくシニアにも利用者が多いTwitterについて、その広告の種類をお伝えします。
成果をあげるには、適切な経路・設定でその商品をアピールすることが必要になります。
そのツールのひとつとしてTwitter広告はおすすめしたいSNS広告の一つです。
この記事を読むことで、Twitter広告の種類だけでなく、売れるTwitter広告の特徴も理解できます。
目次
- Twitter広告の種類5つとその表示場所
- 各Twitter広告のクリエイティブの種類【効果的にアピールができるものを選ぼう】
- Twitter広告のキャンペーン目的8つ
- 効果的なTwitter広告の3つの特徴【クリエイティブ/ターゲティング設定/KPI】
- 業種別成功事例3選
- まとめ、Twitter広告で売上を上げよう
1.Twitter広告の種類5つとその表示場所
Twitter広告は以下の5種類です。(»公式HPより引用)
※なお名称が2021年4月より変更になっています。旧名称が記憶してた方はご注意ください。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- Twitterテイクオーバー
- Twitterライブ
- Twitter Amplify
なお1~5のTwitter広告はそれぞれ表示場所が異なりますので、説明いたします。
プロモ広告
プロモ広告は「Twitter広告といえばこの広告」と言える広告形式で、ツイートを広告にするものです。
広告にしたツイートは、タイムタイムライン上だけでなく、検索結果の上部やトレンドの検索画面、アカウントのプロフィールにも表示されます。
プロモ広告のその他の特徴は次の通りです。
- プロモーションラベルが表示リツイート
- リプライ、いいね可
プロモーションであることを表示するラベルが出て、通常のツイートと区別されます。一方で、通常ツイートと同様にリツイートやリプライ、そしていいねが可能ですので、拡散されれば認知拡大を期待できます。
フォロワー獲得広告
フォロワー獲得広告はあなたのアカウントをフォローしていない人に対して、あなたのアカウントをアピールして、フォローを促します。
フォロワーを増やしたい会社におすすめの広告ですね。
なお、フォロワー獲得広告が表示されるのは、おすすめユーザー欄です。(以下画像参照)
例えば、あなたの会社のサービスに興味を持ってくれそうなユーザーに対し、フォローを促せます。
興味を持ってくれそうなユーザーを増やすことで、次の発信への反応も良くなる!というわけです。
Twitterテイクオーバー
Twitterテイクオーバーは、以下のようにTwitter公式では説明されてます。
タイムラインや [話題を検索] タブの一等地に広告を掲載することにより、ファネル全体で大きな成果を生み出す、最も良質かつ膨大なリーチを見込むことができます。
引用:Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ
具体的な表示場所は、以下のように「What’s happening」タブの2番目に表示されることになる広告形式になります。
Twitterライブ
Twitterライブ広告は、ライブ動画配信をプロモーションできる広告形式になります。
自社のコンテンツの魅力を動画で伝えたい方におすすめの広告形式です。
Twitter Amplify
Twitter Amplifyは以下のように公式HPを見ると説明されています。
Twitter Amplifyでは、広告主様は自社の広告を、最も関連性の高いパブリッシャーによるプレミアムビデオコンテンツと連動させることができます。
引用:Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ
簡単に言うと、他のメディアのコンテンツの前に挟む動画として、広告を配信するものです。
2.各Twitter広告のクリエイティブの種類【効果的にアピールできるものを選ぼう】
Twitter広告の種類が分かったところで、つぎに各Twitter広告の「クリエイティブ」の種類をご説明いたします。
※「クリエイティブ」というのは、広告に使用できるフォーマットのこと。上述の5つの広告それぞれで使用できるクリエイティブが決まっている。
なお、ツイッターの公式HPでは以下のような画像で説明されています。
例えば、プロモ広告の場合だと、以下の5つのクリエイティブから広告のフォーマットを決める必要があるということです。
・画像広告
・動画広告
・カルーセル広告
・モーメント広告
・テキスト広告
それぞれのTwitter広告のクリエイティブの詳しい仕様はこちらの公式ページにございますので、広告に出す用のクリエイティブを作る際は参照してください。
3.Twitter広告のキャンペーン目的8つ
つぎにTwitter広告のキャンペーンの目的についてお伝えします。
「Twitter広告を出そう!」となった場合、各広告でキャンペーンのゴール・目標を決める必要があります。
その際に選択できる目的は以下の8つです。(»公式HP参照)
- フォロワー獲得
- ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョンの獲得
- ブランド認知度の向上
- ツイートのエンゲージメント強化
- アプリのインストール数または起動回数の向上
- 動画の再生数の向上
キャンペーンの目的の選び方は非常にシンプルで、「あなたの会社が何をしたいか、狙いはなにか」です。
例としては次ように決めれば問題ありません。
- 認知を上げたい…2,3,6
- フォロワーを増やしたい…1
- 自社のアプリのユーザーを増やしたい…5
とはいえ、企業により様々な目的があるかと思いますので、自社の狙いに合わせて、広告の目的を決めるのが重要になります。
4.効果的なTwitter広告の3つの特徴【クリエイティブ/ターゲティング設定/KPI】
ここまででTwitter広告の全体像をお伝えしてきました。
ただ、「どうすれば自社の商品が効果的な広告がTwitterで出せるの?」と疑問に思うかたもいるかと思います。
そのような方向けに「効果的なTwitter広告のポイント」をご紹介します。
売れるTwitter広告のポイントは以下の3つになります。
- 印象に残る・共感を得るクリエイティブになっている
- ターゲティング設定が適切
- KPIの設定が適切かつ繰り返し改善されていること
それぞれもう少し詳しくご説明します。
1.印象に残る・共感を得るクリエイティブ
「1.印象に残る・共感を得るクリエイティブになっている」こと。これが正直最初にして最重要なポイントです。
「印象に残る、共感を得る」は少し理解するのが難しいかもしれないですが、具体例としては以下のような感じです。
こちらの広告は「Webスキルを学びたい。だけど時間はない。」というユーザーに向けて、【在宅でWebスキルを学ぶなら…】と共感を得られるツイートを広告にしています。
上記のツイートのように、あなたの商品はどのようなユーザーの悩みを解決するのかを考え、その悩みに寄り添った「1文目」で共感を得るわけです。
そこで次に2文目で印象に残るような文章を書きます。
上記のオンラインスクール『デイトラ』のTwitter広告の例だと、「Twitter口コミ数No.1のオンラインスクール『デイトラ』」となっています。
これを見た人は「口コミが一番いいオンラインスクールなんだ、信用できるかも」となるわけです。
一例にはなりますが、このように印象に残る・共感を得るクリエイティブを作るのが最重要です。
2.ターゲティング設定が適切
つぎにTwitter広告のターゲティングも重要なポイントです。
あなたの商品に全く興味がなさそうなユーザーにアピールしても意味ないですよね。
例えば、「キーワードターゲティング」という方法だと、特定のキーワードを調べた、もしくはツイートしたユーザーに対し、広告を表示できます。
このキーワードの設定が的確であるほど、効果的な広告になるというわけです。
なお、Twitter広告のターゲティング方法は9種類あり、自社にあったターゲティング方法の選択が大切になります。
特に自社の製品を手に取る年齢層の特徴を把握するのが最重要となります。
シニア層の例になりますが、シニア層向けに自社の商品・サービスを展開する場合、彼らの特徴を掴むことが必要になります。
以下の記事にて、シニア世代の特徴をお伝えしていますので、参考にしていただければと思います。
3.KPIの設定が適切かつ繰り返し改善されていること
KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、目標の達成度合いを評価するための指標のことです。具体的には以下のような指標のことをいいます。
- インプレッション数:広告を見たユーザー数
- CTR:クリック率
- CPC:1クリック獲得にかかったコスト
- CPA:新規顧客獲得にかかったコスト
残念ながら絶対に成功する広告というものはございません。適切なKPIと、繰り返し広告の改善を行うことが大切になります。
後述する業種別成功事例でもご紹介しますが、それぞれの会社が自社の目的に応じて、KPIを設定しているのが分かります。「私たちの会社ではどれをKPIとして設定すればいいのか」という視点で、過去の成功事例を見るのがおすすめです。
5.Twitter広告の業種別成功事例3選
つぎにTwitter広告で成功した事例を業種別に3つご紹介します。
- 転職サイト・転職アプリ:マイナビ
- 飲食業界:ミスタードーナツ
- フリマアプリ:メルカリ
転職サイト・転職アプリ:「マイナビ」
転職サイト・転職アプリ大手のマイナビ」は転職潜在層が興味・関心を持ちそうなキーワードを設定するなど、精緻なターゲティングで成果を伸ばしました。
自社の商品に興味を持ちそうな層が検索・ツイートするワードの調査を徹底的に行い、成功を収めた例になります。
参照:アプリDL数が4,000%増!マイナビ転職に聞く、潜在層向けTwitter広告で効果を引き出す方法
飲食店:ミスタードーナツ
ミスタードーナツは、周年キャンペーンでTwitterを活用して、認知を広めた例になります。
以下のようなツイートで認知を広めたそうです。
KPIとしてハッシュタグ(#ミスドの思いド)が付いた投稿数を設定し、様々な施策を仕掛けて、目標を達成したことが特徴です。
参照:思い出を通じて、温かみのあるブランドに。ミスタードーナツ、周年キャンペーンでTwitterを活用
フリマアプリ:メルカリ
まだメルカリを利用していない新規層へのアプローチをTwitter広告を用いて行った事例になります。
具体的には、10名の著名作家によるオリジナルストーリーをツイートすることで話題性を生み、メルカリはフォロワー数が約9万増加&高エンゲージメントを達成しました。
参照:約9万のTwitterフォロワー増加と高エンゲージ獲得を実現!メルカリの「モノガタリ」成功の理由
6.まとめ、Twitter広告で売上を上げよう
今回の記事では、以下の4つの内容をご説明しました。
- Twitter広告の種類
- 各Twitter広告のクリエイティブの種類
- Twitter広告のキャンペーン目的8つ
- 効果的なTwitter広告の3つの特徴
これからTwitter広告を活用する場合は、過去の成功事例を参考にしながら、広告を出してみることをおすすめします。
なお、広告は目的ベースで考えるのが重要です。あなたの目的が達成されるのであれば、Twitterにこだわる必要はありません。
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