アクティブシニアの年齢・特徴・トレンド・アプローチ方法を解説!
マーケティング市場において、「シニア」が4種に分類できることをご存知でしょうか?この記事では、そのうちのひとつ、「アクティブシニア」について解説しています。
アクティブシニアの特徴や2022年のトレンドといった情報に加えて、アクティブシニアをターゲットとしたときの効果的なアプローチ方法をまとめました。
シニアをターゲットにしたマーケティング活動を実施している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1. アクティブシニアとはどんな人?
「シニア」は明確に年齢が定義されているわけではありませんが、一般的に55〜65歳以上の方を指すことが多いです。
その中でもアクティブシニアとは、言葉のとおり「アクティブなシニア層」を指す言葉です。具体的には、「年齢にとらわれずさまざまなことに興味や意欲を持って積極的に活動しており、金銭的にも比較的余裕があるシニア層」といえます。
シニア4分類の一つが「アクティブシニア」
マーケティング市場において、シニア層はアクティブシニアを含む以下の4種類に分類されることがあります。
- アクティブシニア:意欲的、活動的で金銭面での余裕があるシニア層
- ディフェンシブシニア:健康に問題はないが低所得傾向のあるシニア層
- ギャップシニア:要介護となる可能性など余生に不安を持つシニア層
- ケアシニア:介護を必要とするシニア層
マーケティング対象となるシニア層がどの分類に当てはまるか見直してみることもよいでしょう。
アクティブシニアが注目される背景
特に近年は、シニア市場の拡大が注目を浴びています。内閣府が公表している高齢化の推移と将来推計によれば、2025年には日本の総人口のうち30%以上が65歳以上になると言われています。
人口の30%以上を占めるターゲットを「シニア」という一括りで判断するのは難しくなってくるため、上記のような4分類でターゲットを見直すことは重要です。
そのなかでも意欲的・活動的であるアクティブシニアは、シニア市場を引っ張っていく中心となると言えるでしょう。アクティブシニアの特徴やトレンドを押さえておくことが、今後レッドオーシャンが見込まれるシニア市場の攻略の鍵になります。
2. 【2022年最新版】アクティブシニアのトレンド
ここからは、2022年のアクティブシニアのトレンド予測をご紹介します。
- 旅行解禁
- 高級かつコンパクトな食事やスイーツ
- 生活を豊かにするテクノロジー
- シニア向けフィットネス・パーソナルフィットネス
- 貢献寿命という考え方
感染症がやや落ち着きを見せ、旅行に行けるタイミングを心待ちにしているアクティブシニアは多いでしょう。一方で、「おうち時間」を充実させるためのサービスにもまだまだ需要があります。今後は、少量でも満足感の高い、高品質なお取り寄せグルメがトレンドとなるでしょう。
また、興味関心の感度が高いアクティブシニアは、デジタル機器などのテクノロジーを積極的に生活に取り入れています。「デジタルシニア」という言葉もあるほどです。
デジタルシニアに関しては、以下の記事を参考にしてください。
このほか、自分の生活の質や健康寿命を上げるための手段としてシニア向けのフィットネスや、パーソナルフィットネスを選ぶアクティブシニアも多く見られます。さらに、そうして健康寿命を維持しつつ、社会に自分自身の能力を提供して役割を持った自分でいられる「貢献寿命」という考え方も生まれています。
3. アクティブシニアへのアプローチはSNS広告がおすすめ
上記のようなトレンドがあるなかで、アクティブシニアへのマーケティング活動はどのように進めていけばよいのでしょうか?
注目したいトレンドとしては、「生活を豊かにするテクノロジー」が挙げられます。
コロナ禍において、重症化リスクが高いと言われているシニア層は、外出を控えている場合が多いです。そのため、コミュニケーション不足を感じているシニアは多くいるでしょう。
そして、コミュニケーション不足を解消するためにSNSを始めたというシニア層も多く存在することが予想されます。少なくとも、シニアのインターネット利用者は近年増加しているという調査結果が出ています。
参考:デジタル庁創設に向けて『シニアのデジタル利用』実態調査 毎日インターネットを利用7割以上、65.9%がSNS利用している、ネット通販利用 過半数越え
そのため、アクティブシニアに向けたマーケティング活動の場としては、SNS広告がおすすめです。
利用者の立場からすると、多くの人とつながることができ、楽しんで利用できているSNSで配信されている広告は、信頼度の高い広告といえます。高いコンバージョン率が期待できるでしょう。
代表的なシニア向けSNSは「おしるこ」「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」「らくらくコミュニティ」などが挙げられます。
それぞれのSNSに関しては、以下の記事にて詳しく紹介しています。シニアのSNS利用率などについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
4. SNSでアクティブシニアへのマーケティングを行おう
ここまで解説してきたとおり、アクティブシニアは従来の「シニア」というイメージをくつがえすほどに、世の中の出来事や最新技術などに興味・関心を持っています。日本人の平均寿命、健康寿命は伸びており、今や日本の総人口の3割は65歳以上です。多様な面を持つ「シニア」を理解し、効率的かつ効果的なマーケティング活動を実施していきましょう。
なお、シニア向けSNSであるコミュニティアプリ「おしるこ」では、各種広告サービスを展開しています。
50歳以上のユーザーにのみ広告を配信できることが特徴で、「商品/サービス体験」「オンラインサービス」「記事作成タイアップ」などの広告形式が利用可能。ご利用にあたっては、広告主様の宣伝サービスや目的に最適なご提案を行っています。
サービス事例や「おしるこ」での広告展開については以下のページで詳しく紹介しているので、気になった方はぜひご覧ください。