シニア向けサプリの市場規模は?おすすめの広告も紹介
高齢化社会を迎えている現代日本において、シニア向けのサプリメント市場は今後も拡大していくことが予想されます。
この記事では、シニア向けサプリ市場の大きさや主なシニア向けサプリを紹介しています。また、サプリメントの販促方法としてSNS広告がおすすめな理由なども解説。シニア向けサプリメント市場の大きさ・事例を知りたい方はぜひ参考にしてください。
なお、サプリメントなどを含めたシニア市場の全体については以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。
目次
- シニア向けサプリ業界の市場規模
- 健康食品とサプリメントの違い
- シニア向けサプリの例
- セサミンEX
- サカナのちから S for シニア
- えんきん
- グルコサミン+コンドロイチン
- ノンアルツBee
- サプリメントにはSNS広告がおすすめ
- シニアにもサプリメントのSNS広告は有効?
- シニア向けサプリの販売促進にSNS広告を活用しよう
1. シニア向けサプリ業界の市場規模
まずは、シニア向けサプリ業界の市場規模について解説します。
株式会社インテージの調査によると、日本の健康食品・サプリメントの市場規模は2022年度で1兆3,729億円という結果が出ています。
参考:「健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2022」株式会社インテージ
また、2017年度の調査にはなりますが、健康食品・サプリメント市場の年代別シェアにおいては50代が18%、60代が28%、70代が22%と、50代〜70代で68%を占める割合です。
このほか、薬事法ドットコムが2021年に実施した高齢者のサプリメント調査では、60〜91歳の男女のうち約4割がサプリメントを摂取していることがわかりました。その多くが健康維持を目的としてサプリメントを摂取しています。
参考:「高齢者のサプリメント調査」薬事法ドットコム
高齢化が進んでいる現代において、シニアの健康食品・サプリメントシェアはますます進んでいくものと考えられるでしょう。
健康食品とサプリメントの違い
「健康食品」と「サプリメント」の違いについてですが、実はこの2つに明確な定義はありません。しかし、健康食品は「健康に良い食べもの」、サプリメントは「健康に良い錠剤やカプセル型の商品」といった認識が一般的なようです。
たとえば健康食品はペットボトル飲料や、ビタミンなどが多く配合された焼き菓子などが該当します。サプリメントは「亜鉛」「ビタミンC]など、食後に飲むカプセルやタブレットなどを指す場合が多いです。
また、健康食品に関しては、国が健康の保持増進効果を確認した食品を「保健機能食品」と定めています。近年名前が聞かれるようになった「特定保健用食品」(トクホ)も保健機能食品の1種です。保健機能食品には、他に「栄養機能食品」があります。
健康食品に絞って市場規模を確認したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
2. シニア向けサプリの例
ここからは、代表的なシニア向けサプリをご紹介します。サプリメントは、先ほどお伝えしたとおり「健康に良い錠剤やカプセル型の商品」から選定しています。
セサミンEX|サントリーウエルネス株式会社
https://www.suntory-kenko.com/sp/supplement/main/43302/
健康食品の開発・製造などを手掛けるサントリーのグループ企業、サントリーウエルネス株式会社が提供するサプリメントです。1粒のゴマに1%未満しか含まれていない希少成分「セサミン」を抽出・凝縮しています。
セサミンは抗酸化物質の1つで、肝臓の機能を高める効果やコレステロール値を下げる効果、がんを予防・抑制する効果までもが期待される物質です。
このほか玄米由来の健康成分である「オリザプラス」やビタミンE、トコトリエノール(ビタミンの1種)も配合。若々しさを保ちたいシニアに人気のサプリメントです。
サカナのちから S for シニア|鈴廣かまぼこ株式会社
https://www.kamaboko.com/sakanano/senior/
かまぼこなどの魚肉すり身製品で有名な鈴廣かまぼこ株式会社が手掛けているサプリメントです。
筋肉が20歳をピークに減り始め、高齢者はタンパク質不足に陥りやすいことに着目。効率よくタンパク質を接種できる「魚肉ペプチド」と、筋肉の素になるアミノ酸を20種類配合したサプリメントです。魚を食べる機会が減っている現代だからこそ支持されているサプリメントだといえるでしょう。
えんきん|株式会社ファンケル
https://www.fancl.co.jp/healthy/enkin/index.html
化粧品や健康食品の研究・開発・製造・販売を手掛ける株式会社ファンケルが提供しているサプリメントです。「えんきん」という名前から連想されるように、アイケアに特化したサプリメントとなっています。
ピント調節・疲労感・細かな文字の見え方・光の刺激といった4つの悩みに着目。毎日の食事では必要量を摂取しづらいアスタキサンチン・ルテイン・ゼアキサンチンを高配合することで、見る力をサポートするサプリメントです。視力に関する悩みが出てきやすいシニアに支持されています。
グルコサミン+コンドロイチン|株式会社世田谷自然食品
https://www.shizensyokuhin.jp/products/detail.html?prod_id=6411&c_cd=001001
健康補助食品・自然派化粧品などの通販サービスを展開している株式会社世田谷自然食品が手掛けるサプリメントです。特徴的なCMで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
歩行能力の向上を助ける機能を確認した機能性表示食品で、ひざ関節に重要な成分であるグルコサミンとコンドロイチンを高配合しています。加齢とともに不足していくグルコサミンと、関節の軟骨に含まれるコンドロイチンを摂取することで、日常生活における動きをサポートします。
このほかヒアルロン酸・II型コラーゲン・ビタミンC・ビタミンP・ショウガ末などを配合しており、シニアの健康的な日常を助けるサプリメントといえるでしょう。
ノンアルツBee|株式会社山田養蜂場
https://www.3838.com/kenko/item/01007/
養蜂を中心に、ミツバチに関する製品の開発や通販サービスを展開する株式会社山田養蜂場が手掛けるサプリメントです。年齢とともに低下してしまう認知機能(記憶力・注意力・集中力・判断力)を維持する効果が国によって確認されています。
ミツバチが巣作る際に作り出す物質「プロポリス」から抽出したプロポリスエキスのほか、クルクミン・認知機能を助けるイチョウ葉由来成分・脳に多く存在しているホスファチジルセリンを配合。記憶力や判断力の低下が気になりやすくなるシニアに人気のサプリメントです。
3. サプリメントにはSNS広告がおすすめ
サプリメントの販売促進においておすすめしたいのがオンライン広告です。オンライン広告の中でも、特にSNS広告は、ユーザーが日々の出来事や他人に共有したいニュースなどを投稿している、比較的他者との距離感の近い場であるといえます。
SNS広告は、その多くがいわゆる「広告感」を薄く、フォローしているユーザーの投稿に馴染んだ形で配信することができます。サプリメントの口コミを見るような感覚で、ユーザーに広告を見てもらうことができるのです。
シニアにもサプリメントのSNS広告は有効?
現代の日本において、SNSを活用しているのは何も若者だけではありません。
近年では「デジタルシニア」という、スマートフォン ・PCなどを通じてインターネットを活用できているシニアを指す言葉も登場しているほどに、シニアにもインターネットは身近なものになっています。
SNSに関しては、シニア向けのSNSが登場するなど、時代に即した形でシニアのSNS需要は高まっているのです。
このように、シニアを対象としてSNS広告も大きな有効性が期待できます。特に、ターゲットを絞る・媒体を選ぶ・表現を工夫することで効果を得やすくなるでしょう。
4. シニア向けサプリの販売促進にSNS広告を活用しよう
社会の高齢化が進んでいる現代において、シニア向けサプリの需要はますます増加すると考えられます。効果的な販促手段として、SNS広告を活用していきましょう。
ただ、先ほどもお伝えしたとおり、広告を配信する場合はターゲットを絞る・媒体を選ぶ・表現を工夫するなどの対応が大切になります。シニア向けサプリのSNS広告を配信する場合は、シニア向けのSNSを選ぶことも効果を得やすくするひとつの方法です。
シニア向けのSNSとしておすすめしたいのが、コミュニティアプリ「おしるこ」。「おしるこ」は、50歳以上のみが利用できるSNSです。シニア向け商材を取り扱っている方向けに広告サービスを展開しており、「商品/サービス体験」「記事作成タイアップ」「PR動画」など、幅広い広告形式が利用できます。
広告主様の宣伝サービスや目的にマッチする広告形式の提案を行っているため、SNSへの広告出稿が初めてという方でも安心してご利用いただけます。
サービス事例や「おしるこ」での広告展開については以下のページで詳しく紹介しているので、気になった方はぜひご覧ください。