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エイジテックの市場規模はどのくらい?拡大背景とサービス事例をご紹介
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エイジテックの市場規模はどのくらい?拡大背景とサービス事例をご紹介

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シニアの生活や健康を支援するサービスとテクノロジーを結びつけたエイジテック(AgeTech)は世界中で市場規模が拡大しています。

少子高齢化が進んでいる日本も例外ではなく、エイジテックの導入はシニア向けビジネスとして今後も広がりを見せていくでしょう。

今回の記事では、エイジテックの市場規模や拡大背景、サービス事例を紹介していきます。

エイジテックのより詳細な定義や事例について知りたい方は、次の記事をご覧ください。

目次

  1. エイジテックの市場規模
  2. エイジテックをサービスとする企業
  3. エイジテックの販促にはSNS広告がおすすめ
  4. まとめ|シニア向けのSNSには「おしるこ」

1. エイジテックの市場規模

SNS女性

エイジテックの市場規模は拡大し続け、世界規模では2025年には約300兆円の市場規模に成長すると見込まれています。

少子高齢化の進む日本でも、シニア向けの医療や介護サービスの需要は近年急速に高まり、それらがエイジテックの急成長を支えているといえます。

具体的にエイジテック拡大の背景を2つご紹介します。

1. シニア世代の増加

1つ目はシニア世代の増加です。

内閣府が令和3年版高齢社会白書で発表した総人口における65歳以上の割合は、28.8%(2020年10月1日時点)、2036年には33.3%、2065年には38.4%まで伸びると想定されています。

そのため、シニアの生活・健康支援のニーズはシニア世代の増加とともに高まることより、エイジテック市場も拡大していくでしょう。

2. デジタルシニアの増加

2つ目はデジタルツールに慣れたシニアの増加です。

総務省の「令和3年通信利用動向調査」によると、60~69歳のスマートフォン保有率は70%、さらにインターネットを利用している割合は84.4%です。

デジタルツールの普及に合わせてデジタルツールの利用に慣れているシニアも増加していることより、エイジテックの導入とデジタルシニアと呼ばれる存在の需要と受け入れ体勢がマッチしているとも解釈できます。

より詳しくシニア市場の規模について知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

2. エイジテックをサービスとする企業

それでは、どのような企業がエイジテックをスタートさせているのかみていきましょう。エイジテック市場は主に以下の3つのカテゴリーに分類できます。

・シニア自身が利用するサービス

・企業がシニアを支援するサービス

・プレシニアが購入するサービス

それぞれでエイジテック事業を行う企業を紹介します。

1. Vonage|シニア自身が利用するサービス

Vonageのサービスである「grandPad」はシニア向け初のタブレットです。

一台もつことだけで簡単に離れたところで暮らすお孫さんの声が聞けたり、友人と連絡を取れたりできます。

難しい操作は必要なく、煩わしく感じるポップアップ広告も表示されません。

また、ワイヤレス接続とセキュリティはデバイスにあらかじめ搭載されているので、簡単に始めることができます。

このVonageのコミュニケーションAPIにより、介護者や家族はiOSおよびAndroidデバイスでシニア世代とビデオチャットをしたり、ボイスメールでやり取りしたり、写真を共有しあったりできるのです。

2. Amazon |企業がシニアを支援するサービス

Alexa Together (c)amazon
Alexa Together (c)amazon

大手ECサイトを運営するAmazonは、シニアの方々が家族や友人らとのつながりを維持し、自立した生活を送れるようサブスクリプションサービス「Alexa Together」をアメリカで開発・提供しています。参照:CNET News

「Alexa Together」は緊急対応ヘルプライン「Urgent Response」を高齢の利用者に24時間365日提供しており、緊急時には「Alexa, call for help.(Alexa、助けを呼んで)」と呼ぶことで担当者と連絡を取り、警察や消防署、救急車の派遣要請をしてもらうことができるのです。

また、「Urgent Response」に電話をかけると、Alexaは予め指定された介護者に自動で通知します。

ほかにも、「Assistive Technology Service」や「Vayyar」が提供する転倒検知デバイスとも接続ができるので、医療施設・介護施設でも常にシニアの方々を見守ることが可能です。

3. Genequest|プレシニアが購入するサービス

若者世代も年を取り、いずれはシニアになります。

そのため、早いうちから将来に向けて利用することが想定されるエイジテックもあります。

Genequest(ジーンクエスト)は、日本初の個人向け遺伝子解析サービスを開発、遺伝子検査キットとして提供しています。

遺伝子検査では、生活習慣病といった病気リスクや体質、母系の祖先ルーツなど300項目以上の遺伝的傾向を、大きな施設で検査をすることなく知ることが可能です。

早いうちから罹患する可能性のある疾患を知ることで、今までより健康診断の結果を意識したり、予防効果がありそうな食事を心掛けたりできます。

3. エイジテックの販促にはSNS広告がおすすめ

SNSシニア手

本記事でご紹介したように、エイジテックは多種多様なサービスがあります。

医療・介護分野、シニア世代の孤独の解消を目的としたSNSまで分野は幅広く、今後も技術の進歩とあわせてシニア市場に多くの企業が参入していくでしょう。

特に、「デジタルシニア」という言葉が生まれているように、スマホやSNSを使いこなすシニアは増えており、SNS広告との相性が非常に良いです。

詳しいSNS広告の詳細はSNS広告とは?種類やメリット、成功のポイントを徹底解説をご覧ください。

自社がこれから開発を検討しているサービスや、プレリリースで体験してもらうなどのマーケティングは、SNSを活用することがおすすめです。

シニアの生の声を聞くことで使用感や問題点を洗い出すことができますし、口コミでシニア世代への認知・拡販も期待できます。

4. まとめ|シニア向けのSNSには「おしるこ」

50歳以上のシニア限定SNS「おしるこ」では、イベントや⽇記などでオンライン・オフラインかかわらず活発に交流されています。

定年退職や子育てを終えたライフステージのシニアが、写真や日記をアップすることで仲間とコミュニケーションを取るだけでなく、情報収集も積極的に行っているのです。

そんな「おしるこ」では、シニア向けの広告を含めたSNSマーケティングや広告戦略もご提案させて頂きます。

「新規事業としてエイジテックを始めたい」「自社の既存サービスをエイジテックとして打ち出したい」という事業担当の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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シニア市場への理解を深め、効果的なアプローチをサポートいたします。マーケティング戦略、ブランディング強化など、ご検討中の課題をぜひお聞かせください。 専門スタッフが丁寧に対応いたします。

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